これが副島隆彦による”血みどろの原稿”だ! 
Tuesday, February 18, 2014, 02:46 PM
2/18 晴れ 10時 浅草での空間線量は12ベクレル/立法メートル

プロの物書きによって校正(赤ペン入れ)されると、どのようになるか?
書店に並ぶ一冊の本になるまで、有能な編集者でもある副島隆彦の手にかかるとどうなるか?

本になる過程は本が好きな方は興味があるのではないでしょうか。

そこで私の提出した原稿の1ページだけ公開します。
じゃじゃじゃーん!



まっかっか!で返されました。
知る人ぞ知る(知っている人は出版人でしょう)

「副島隆彦の血みどろ原稿」

です。

普通、校正が入る場合は、校正記号(挿入とか削除、トルツメ)が文面に散らばっている程度なんですが、副島先生の場合は全面全頁真っ赤っかになります。

ゲラ(下書き)の束が真っ赤っか(時には青ペンも混ざってます)で、電車の中でも常にペン入れをされています。

自分が出版社へ提出した原稿が本の体裁となってゲラとなって一旦戻ってくるのですが、副島隆彦先生はそこからが本番です。

私は自分が書いた物をなぜそこまで手を入れる必要があるのかな?と思っていました。

そこで今回特別に副島先生がお手本として、私の原稿を副島先生が”商業作家(プロの物書き)”として校正するとどうなるかを示してくださいました。

私が書いた文章にことごとく赤文字が躍っていることがおわかりになるでしょうか。余白にまで真っ赤っかになっています。

何十回も読み直して洗練されていくのです。



真っ赤っかの自分の原稿を見直すと、編集者(Editor)としての副島隆彦像が見える気がします。

映画製作は詳しくは知りませんが、企画・総指揮(Producer)、監督(Director)、編集(Editor)という3つの役割があるということです。たぶん出版社でも役割分担は同じでしょう。

映画も公開前にはラッシュという仕上げ作業をするそうですが、昔はフィルムを鋏で切ったり、テープで繋げたのです。

副島先生の赤ペンを追っていると、まさに映画のラッシュ作業のように思えます。

副島先生が冒頭からずーっと文字を映画のシーンのように追っていく。そこで場面転換が必要なのに、いつまでも場面が切り替わらないと、容赦なく「。(読点)」という鋏を入れます。

映画で場面転換せずに「長回し」するのも一つの手法ですが、ヘボ監督がやると展開が遅くて退屈な駄作になります。

足らない描画部分は容赦なく「挿入記号」があちこちからのびています。

たとえば「戦った」ではなく「<激しく>戦った」、「このような状況の〜」を「このような<緊迫した>状況の〜」と入れるだけで、文章が急に立ち上がるのです。

をを!映画を観ているみたいだ!



自分の平べったい文章が、肉付けされて<動画>のように感じるのはとても楽しい経験です。

これがプロウの描き方なんだなあ。商業文章、売れる文章とはどのようなものか、それが良く判りました。

映画のように画が頭に入らない文はダメっちゅうことです。

副島隆彦先生の筆力をかいま見た思いです。

ちなみにこんなぐっちゃぐちゃなら出版社の担当者は大変な思いをするのではないかと思われるでしょう。

出版社の副島隆彦先生のご担当はみなさん口を揃えて言われます。

「赤入れされた原稿はとても読みやすい」と好評です。判読不能な作家さんが多い中で副島先生の原稿は十分読めるからなんだとか。

物書きと本屋の世界ってすごい! 

私たちは何気なく活字を読んでいますが、1ページ1ページに書き手と編集者の念がこもっているのですよ。
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林先生の心に響いた「タモリの名言」 
Monday, February 17, 2014, 05:11 PM
2/17 晴れ 10時 浅草での空間線量は10ベクレル/立法メートル

この前ちらっとタモリの笑っていいともを観ました。

そこでやっていたのは「いまでしょ!」林修先生とタモリのフリートーキングでした。

林修先生が心に響いた「3つのタモリの名言」というテーマで話していました。

「友達はいらない 諸悪の根源である」


タモリが「友達の輪!」ってのを番組中にやらなくなったのは、なれ合うトモダチほど有害な者はないことに気付いたので、やめたのだとか。

諫言(かんげん)を言う奴が大事であって、他はいらないのだとか。そしてお互いに孤独こそが一番良いのだという結論です。「独りメシ」なんかは最高の状況なのに、若者は人格的に攻撃されるのが嫌だから「ひとりぼっち」を極端に怖がっていることにお互い驚いています。

「やる気のあるものは去れ!」



ラジオ番組の年初回の冒頭で、今年の抱負を尋ねられたときに答えたものだそうです。
タモリには暑苦しい芸人がどこでも始終挨拶に来るので、とっさに言った台詞なのだとか。
熱意のある奴は視野が狭くて扱いたくないのだとか
林先生も、予備校でいわゆる熱血教師がいるが、大概つまらない授業なのだとか。なぜならば生徒の気持ちにたって教えるのではなく、すべてが自分本位だからなんだとか。熱意だけで突き進むやつは生徒には大迷惑です。

「私のような有段者になると酒を一滴も呑まずに泥酔者になれる」



これは芸人になる前のタモリがお金持ちの友人の別荘で遊んだときの経験からだそうです。何をするのも開放感から楽しくて、みんなが湖に飛び込むから自分も飛び込んで遊んだそうです。あとで自分は泳げないことに気づいたとのこと。
その頃から、自分は自分がそのようになると思えばなってしまうのだと信じるようになったそうです。

その能力に惚れたのがきっと赤塚フジオなんでしょう。

林修先生が3番目にこれを選んだのは、やはり

林先生も現実化する人間の脳力に気づいたから


なんでしょう。

過去ログ:妻夫木聡、平井堅へ繋がるタモリのNo石鹸の輪!
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サバイバルとは殺生を知ること サバイバル登山家・服部文祥 
Sunday, February 16, 2014, 04:47 PM
2/16 晴れ 10時 浅草での空間線量は12ベクレル/立法メートル


服部文祥(はっとりぶんしょう)さんという方の講演を聞きました。大学卒業後、K2登頂の最年少記録を当時27歳で更新し、華々しく登山界にデビューされました。一方で資金力に物を言わせる近代登山に疑問を感じ、フリークライミング(器具を一切使わない登山)に転向していきます。

食料や装備を最小限で試すうちに辿り着いたものが「サバイバル登山」という主義です。

釣り竿1本とナイフ1本のサバイバルを繰り返すことで「殺生を知る」ことに目覚めたと述べられます。彼は横浜生まれの横浜育ちです。「屠る」という意識は、当初は魚程度でしたが、やがて蛙(かえる)、蛇、昆虫まで広がります。(蛙は総じておいしく、蛇も種類によってはとびきり美味いそうです。)

体験しないと何もわからないことばかりだと服部氏は強調します。食は慣れであって、鶏を潰す程度のことは奥様やお子さんでも簡単にするそうです。

残酷だという批判はあるが、日本では一日6万頭の豚が屠殺されていることに対し、命を戴く意識がないことこそ悲しいことなのだとサバイバル登山家の服部氏は語ります。
今は猟友会に加わり、猪や鹿を撃って解体することまでできるようになります。猟銃一丁を携えて山の中を何日も過ごすことができるようにまでなりました。

その冒険家としての活動はNHKが取材し1/2にNHK BSで放映されました。
http://www.nhk-g.co.jp/program/documentary/boukensha/002/index.html
地球アドベンチャー

シベリアのツンドラ地帯を歩いて旅をして、湖で幻の岩魚を釣るという企画です。途中でトナカイを撃って食料とします。ご覧になった方も多いのではないでしょうか。


2/23に再放送されるそうです。

同い年で親しみをもちます。ハンターには少しあこがれてます。

彼の話を聞いていると

実は誰でもマタギになれるのではないか?

そんな気がして仕方がありません。
とりあえず2冊求めて今から読みます。(巻末を見たら「15刷」とありました。うわーすげー@_@; この不景気にこれだけの増刷!サイン本は貴重ですな)


ナチュラル・ナビゲーション: 道具を使わずに旅をする方法
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炭水化物が人類を滅ぼす 夏井睦 光文社新書 
Friday, February 14, 2014, 04:57 PM
2/14 雪 10時 浅草での空間線量は9ベクレル/立法メートル

刺激的なタイトルの新書が注目を浴びているそうです。
Amazonのサイトには著者プロフィールが載っていました。
【著者プロフィール】
夏井睦(なついまこと)
1957年秋田県生まれ。東北大学医学部卒業。
練馬光が丘病院「傷の治療センター」長。
2001年、消毒とガーゼによる治療撲滅をかかげて、
インターネットサイト「新しい創傷治療」(http://www.wound-treatment.jp/)を開設。
湿潤療法の創始者として傷治療の現場を変えるべく、発信を続けている。
趣味はピアノ演奏。
著書に『傷はぜったい消毒するな』(光文社新書)、
『キズ・ヤケドは消毒してはいけない』(主婦の友社)、
『さらば消毒とガーゼ』(春秋社)、『これからの創傷治療』(医学書院)、
『創傷治療の常識非常識』『ドクター夏井の熱傷治療「裏」マニュアル』(ともに三輪書店)、
共著に『医療の巨大転換を加速する』(東洋経済新報社)などがある。


傷は消毒すると治癒が遅れる


今、外科ではこれが常識になっています。これの提唱者だったのですね。
また従来のガーゼではなく、サランラップみたいなもので傷を保護する湿潤療法を始めた人でもあるそうです。

小さな革新を進めている医者にこそスポットライトを当てて欲しい



そういう医者が炭水化物がもつリスクを説いているのですから、一読の価値があるでしょう。

炭水化物のリスクといえば・・・かつて幕末、明治、大正と日本に多くの患者がいたという、脚気患者。私も小学校あたりでの健康診断では、膝小僧を叩かれていました。今もあるのでしょうか。

以前から申し上げていますが
炭水化物(米、小麦粉製品)は食べ過ぎてしまい、胃腸を疲労させるので、ご飯はなるべく軟らかく、できればお粥で食べることをお勧めします。うどんもそう。
人間の消化器は元来穀物向きではないのかもしれません。



参考過去ログ:
森鴎外はなぜ男爵になれなかったのか

「森鴎外は何故袴をはいて死んだのか」志田信男著

喫煙率が下がり肺がん患者急増の謎

「自然な療法のほうがガンを治す」今村光一著

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カルト・オブ・ヒロシマ お涙頂戴芸は伝統芸能なのである 
Thursday, February 13, 2014, 02:10 PM
2/13 曇 10時 浅草での空間線量は10ベクレル/立法メートル

被曝二世で聾(ろう)者と偽り、ゴーストライターに作曲をまかせていた自称音楽家の佐村河内守がワイドショーでこのところ毎日取り上げられています。

NHKが大々的にツンボの音楽家、佐村河内を取り上げて現代のベートーベンだなどとはやし立てたからでしょう。

それまで音楽では年間20万円しか稼げなかったのが、NHK特集で取り上げられるやいなやCDは大ヒット、ソチオリンピックでもフィギュアスケートでも取り上げられたのだとか。(見てないのでそこらへんはよくわかりません)

ネットゲリラ氏によると、フルオーケストラで録音するためには演奏者の日当だけで1000万円になるのだとか、年収20万円の作曲家がどうやって工面できるのかと疑問を呈しています。

まあ音楽事務所もレコード会社も一切合切信濃町近辺だから推して知るべしなのだとか。

フジ子ヘミングでおいしい目にあったから、夢よもう一度となったわけです。

浅草にも10余年前には傷痍軍人がいました



私が小さいとき、祭りの境内には必ずござを敷いて、傷痍軍人の乞食がいました。
よれよれの軍服(カーキ色の作業服)で両脇にはどこの戦地でどうなったとか、玉砕覚悟の生き残りだとか立て看板を立てて、その間に座っているだけ。ラッパかハーモニカで軍歌ぐらい吹いていたかなあ。

あいま合間に大げさな鉄の鈎(カギ)を付けた義手を、さも苦しそうにさするのです。

まあそんな人達が平成の世でもいたと、移り住んだときに買った浅草のガイドブックでは紹介されていました。特攻飛行士の生き残りということで、馬券売り場の近くにいたのだとか。(オケラ相手じゃあもうからんだろうに・・・)

ガイドブックには悲壮さはなく、語り部扱いの饒舌な乞食の爺さんという扱いでしたが。
私は実際には見たことがないので、浅草の整備が進むとともにショバを替えたのか、隠居したのか、それとも死んだのかはわかりません。しかし

半世紀もやっていた「お涙頂戴」芸は裏・人間国宝モノでしょう



ここ浅草は場所が場所なだけに(北は吉原、北東には山谷)、その手の人材は豊富なわけで、嘘かほんとか、乞食養成所(笑)があったとかなかったとか。全盛期にはあっちの筋の演技指導する演出家がいたわけです。

こうしてみると、佐村河内守による詐称事件は、古くからの伝統芸であることがわかります。

カルト・オブ・ヒロシマの裏にはホントのカルトがいる



仕掛けがかならずあるということ。そしてNHKが荷担したということ。巨額な金が背後で動いていたということ。そしてCDを買ったり、物知り顔でコンサートに行く奴が馬鹿を見たと言うこと。
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歴史の時代区分は無意味である − デモクラシーの生と死(ジョン・キーン著)  
Wednesday, February 12, 2014, 12:16 PM
2/12 曇 10時 浅草での空間線量は13ベクレル/立法メートル

世界史であれ日本史であれ、文明が進むと民主主義が進み、民主化以前と以後と言った時代区分が為されている常識に反論を述べた本があります。

「デモクラシー」ほど欺瞞な言葉はない(副島隆彦)



私も明治から議会民主主義制度が始まったことで日本のデモクラシーが始まったとする見方にたいへん違和感を感じます。

評者の水野和夫(日本大学教授・経済学)が冒頭で述べているように、歴史の区切りで活躍した人々の動きが全く見えない。

手塚治虫も同じように捉えていたので、漫画「陽だまりの樹」を描きました。
幕末の蘭医で自分の曾祖父・手塚良庵をモデルとした漫画です。新たな思想に燃える若者達という切り口が司馬遼太郎じみていて、安易な物語ですが連載していた頃は高校生だったので結構愉しみに読みました。

漫画を読まなくても、事実、明治元年(1868年)から遡ること30〜50年前には、明治に繋がる萌芽(ほうが)があちこちの藩にあったのです。たとえば佐賀藩では藩主・鍋島直正が製鉄や蒸気機関といった工業化、茶などの輸出向け特産品推奨の他にも有能な者を広く徴用して藩改革を行っています。薩摩藩も島津斉彬によって外国技術(特に英国)の技術導入が進められ、工業化にいち早く乗り出しています。

つまり貨幣経済の中心となる技能資本階層(第二次産業)が発生したのです。余計なことを言えば農民(平民、一次産業従事者)は世界で過去一度もデモクラシーという歴史の主役になったことはないし、これからもないでしょう。

Citizen(シチズン)を「市民」を日本語では訳しています。映画「市民ケーン」を観れば分かりますが、citizenとは納税者(taxpayer)の事であり、それも高額納税者をcitizenと言ったわけです。それ以外は単なるcivil(公民)、さらにそれ以外は・・・平原で勝手に生えてくる草(笑)、マジで底辺階層は勝手に生まれて勝手に死んでいく植物扱いが中世の支配層の倫理観でした。

citizenによりデーモス(民衆)から代表を選ぶ方式が今の議会制民主主義へとなりました。

中産階級とともに議会民主主義(本書では代表デモクラシーと言っている)が拡大したのではなく、貨幣経済がデモクラシーを必要としたという結論を導いています。

本書によれば、代表デモクラシーは貨幣経済の拡大と軌を一にしている。中世後半のイタリア北部の資産家階級は自らを「市民債権者」と考え、「統治機関に自分のお金を貸すという原理を実験した」。彼らが税金を支払う条件とは「そうした金が利息付で払い戻される」ことだった。
 その創設原理に鑑みると、ゼロ金利時代が到来し、近代の代表デモクラシーはすでに破綻していることになる。


歴史は貨幣の融通(金融経済)で見なければ理解できない


ということです。

議会制代表民主主義が至高の制度だと思っている奴は、間違いなく被支配階層です。このブログを読んでいる人には居ないと思うけどね。


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雪は溶けて消えるから良いけれど、火山灰ならどうなるんでしょ 
Monday, February 10, 2014, 03:17 PM
2/10 晴 10時 浅草での空間線量は13ベクレル/立法メートル



昨日は東京都心は積雪で大混乱の中、ヤクルトホールでの副島隆彦の第7回金融予言セミナーにご出席の方はご苦労様でした。
脇で六城ラヂウムも出店させていただき、お買い上げ、ご興味をもっていただき感謝いたします。

一昨日からの大雪で都心では26cm積ったとのことです。
そういえば年末に防寒のゴム長靴を買っておけば良かったと思ったものの後の祭りです。
結局会場にはスーツに安全靴というへんな出で立ちで向いました。それでも歩道の段差に気付かず、踏み入れてしまい、スーツの裾は濡れてしまい、会場まであと一歩のところで片足が雪まみれ。ああ情けない。

雪ですから、一晩経てば消えてしまうから良いですが、火山灰ならちょっと問題ですね。
以下、そんな記事です。

火山灰が付着すると高圧電線の絶縁が無くなるので、数ミリの降灰があるだけでも変電所や鉄塔がショートして停電となってしまうそうです。ですから都心で2cmも灰が降ると、確実に電気は使えなり電車は止まるのだとか。

東京をより便利な都市にする、と言って桝添が東京都知事となりましたが、私としては電力依存をこれ以上するなよと思っています。利便性ばかり追求したら、逆に停電が起きたら打撃はさらに大きくなってしまいます。

都内の高さ制限撤廃には大反対です



もし電気が止まったら巨大スラム都市になってしまいます。だいたい4階以上の建物には人間は住めません。登るの嫌になります。





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日本は中国の「世界観」を撃て!(世界観・思想攻撃こそ外交最大の武器だ) 
Friday, February 7, 2014, 06:20 PM
2/7 晴 10時 浅草での空間線量は13ベクレル/立法メートル

北野幸伯氏の人気メルマガ「ロシア経済ジャーナル」がとても内容がすばらしいので転載します。
ロシア在住で米国の情報ピラミッドの外にいるからこそ見える、世界標準(World Srtandard)を日本人向けに発信しています。

中国・韓国が仕掛ける情報工作戦



やられっぱなしで「もう少し政府も情報工作をしっかりやれよ!」と憤る方も多いでしょう。私もそうです。

逆に中国の情報操作・プロパガンダはお見事といえます。

地政学・戦略論の研究家・奥山真司(おくやままさし)氏(ブログ:地政学を英国で学んだ)は戦略に七階層あり、下層へ行くほど具体的になると述べています。なるほど〜、それでは
奥山氏の戦略・七階層を私、六城が人間(集団)の行動原理に当てはめてみると以下のようになりました。

国家戦略の階層 / 人の行動原理の階層
1.世界観 → /思想・哲学・宗教感
2.政策 → /主義・主張
3.大戦略 → /目標・野望
4.軍事戦略 → /人格・性格
5.作戦 → /人脈・地位・権力
6.戦術 → /知識・経験
7.技術 → /技能

奥山氏の戦略(Strategy)階層に当てはめると、中国による”偽世界観”プロパガンダへ対抗するには、わが日本も中国の世界観を攻撃しなくてはならない。

これでアイコ、もしくはヤブヘビにまで持ち込める。

これは人間関係でも使えますね。

世界観は個人の思想、政策は主義(〜ism)、大戦略は目標、軍事戦略は人格、作戦は人脈・権力、戦術は知識、技術は個人技能と置き換えることができます。

組織で働く会社員であろうと、切磋琢磨するスポーツ選手であろうと、頂点を目指す一流の人々は行動原理の七階層に忠実なのではないのでしょうか。

ちなみにマージャン(麻雀)やゴルフが接待によく使われるのは、人となりが良くわかるからというのがうちの親父の弁。

ここで言いたいのは、たとえば人を批難するときに、「お前の思想は間違いだ」という言葉が一番強い。最強のカードです。

思想の全否定はその人そのものも抹殺する力があります。

たとえば安倍晋三首相がいくら「私は平和主義です!」と繰り返しても、「安倍晋三は大戦の首謀者を信奉している」と反撃されれば一撃で負けてしまうのです。

安倍晋三という人格の全否定です



だからこそ、攻撃されたら、必ず上階層へ攻撃を加えなければならない。

個人の思想・哲学とは人を形作る最上であることを忘れてはなりません。

北野幸伯氏の人気メルマガ「ロシア経済ジャーナル」で紹介された奥山真司氏の戦略概説は、そんなことを教えてくれます。

目には目を、歯には歯を

これが外交の絶対的なセオリーなのです。ただし宗教観に触れるのはタブーです

オリンピック誘致で安倍首相のトルコでのイスラム発言は地球の半分を敵に回すところでした。


http://archive.mag2.com/0000012950/index.html

== RPE Journal===================================================

 
       ロシア政治経済ジャーナル No.1022

                         2014/2/5

================================================================

北野です。


中国・韓国が日本にしかけている「情報戦」。

日本がやっている情報戦。

質的に何が違うのでしょうか?

なぜ、日本はいつも負けるのでしょうか?


★日本はなぜ中国・韓国に情報戦で負ける?〜勝つ方法は?


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。

まずお知らせから。


●2月10日発売の週刊プレイボーイに、北野のインタビューが出ます。

是非ご一読ください。

さて、また「情報戦」の話です。

フランスでこんなことがありました。


<仏漫画展、慰安婦扱った日本の作品を撤去 韓国作品よくて日本がダメな理由は何か
J-CASTニュース 1月31日(金)19時14分配信

 ヨーロッパ最大級の漫画フェスティバルで、韓国が慰安婦問題をテーマにした作品を大量出品したことに対抗し、日本の民間団体が韓国の主張に反論する内容の作品などを展示しようとした。


ところが、主催者側がこれらを撤去して、日本政府が遺憾の意を示す事態にまでなっている。


 民間団体「論破プロジェクト」のホームページによると、2014年1月30日に開幕した仏アングレーム国際漫画祭で、韓国側の倍に当たる100点ほどの漫画を展示する準備を進めていた。


■日本政府が遺憾の意を示す事態に


 そして、この動きに賛同するテキサス親父ことトニー・マラーノさんとともに、展示場所近くで前日の29日に記者会見をすることにした。
ところが、マラーノさん支援者のフェイスブックによると、昼食で目を離したすきに、主催者側が来て漫画などをすべて撤去してしまったというのだ。

 会見を始めると、主催者側は「ここで記者会見を開く許可などしていない!」「このブースはもう終わりだ!」などと怒り、マラーノさんとともに抗議しても受け付けなかった。

 この騒ぎは、産経新聞がまず報じ、主催者が漫画について「政治的な宣伝だ」と指摘したとされた。

その後、共同通信なども報じて、岸田文雄外相が不快感を表明する事態にまでなった。


 韓国政府の主導で、慰安婦の強制連行があったという内容の作品展示は許可されているのに、なぜ日本側の作品展示はダメなのか。>

とまあ、このような事件。


そして、この事件の直後に、こんなできごとがありました。




<歴史・尖閣で日中応酬=岸田外相、批判に反論―ドイツ
時事通信 2月2日(日)0時18分配信


 【ミュンヘン時事】ドイツで開かれているミュンヘン安全保障会議で1日午後(日本時間同日夜)、アジアなどの地域問題に関する会合が開かれ、岸田文雄外相と中国全国人民代表大会の傅瑩外事委員会主任委員が歴史認識や沖縄県・尖閣諸島をめぐり、激しくやり合った。

 傅主任委員はこの中で「最も重要なのは日本が第2次大戦の犯罪を否定していること。歴史教育の失敗だ」と批判。

また、「日本が大戦で起きたことに誠実に向き合えば、周辺国と和解できる」と主張した。

尖閣問題でも「主権は放棄しない」と強調した。
 

この後演説した岸田外相は「日本は歴史を直視し、大戦や植民地支配について反省を明確に表明している」と反論。


「日本は戦後一貫して東アジアにおける自由、民主主義、法の支配を擁護してきた」と訴え、国際社会に理解を求めた。>


中国、韓国は一体化して、「日本は、右傾化している、軍国主義化している、歴史の見直しを求めている!」とプロパガンダをつづけています。

そして、残念ながら、かなりの成果を上げている。


なぜ日本は、第2次大戦時「情報戦」に負け、またもや「情報戦」でまけているのでしょうか?


「勝つ方法」はあるのでしょうか?


考えてみましょう。



▼戦略の階層とは?


再臨の諸葛孔明、日本一の地政学者、世界4大戦略家の一人といえば、
奥山真司先生です。

奥山先生は、「戦略の階層」という話をされています。


上から順番に、

1、世界観
2、政策
3、大戦略
4、軍事戦略
5、作戦
6、戦術
7、技術


上にいくほど抽象度があがり、具体性がなくなっていきます。

下にいくほど抽象度が下がり、具体的になっていく。

しかし、上の方がより重要なのです。

「戦略の階層」について詳しく知りたい方は、奥山先生の名著

●世界を変えたいなら一度"武器"を捨ててしまおう

(詳細は→ http://tinyurl.com/blfnv9j )

をご一読ください。


そして、メルマガ「アメ通」も必読です。↓
http://www.mag2.com/m/0000110606.html


▼とても大切な「世界観」


中国は、「日本は右傾化している!軍国主義化している!歴史の見直しをねらっている!」とプロパガンダしています。


これはなんでしょうか?


そう、日本の世界観と政策を、勝手にねつ造しているのです。


日本の世界観ってなんでしょうか?

正直考えたことがないですね?

しかし、欧米には「世界観」があります。

たとえばアメリカ。

この国はジョン・ロックの思想をもとにつくられました。


<人は全て公平に、生命(life)、健康(health)、自由(liberty)、財産(所有- Possessions)の諸権利を有する[7]。誰もが自由であり、誰もが他の者の諸権利に関与する権限はない。>(ウィキ)

あるいは、「自由」「平等」「友愛」。

この言葉を聞いて、「フランス革命」を思い出す人もいるでしょうし、「フリーメーソン」を思い出す人もいるでしょう。

いずれにして、(現実はどうあれ)今の欧米諸国は、「自由・平等・友愛」という「世界観」をもっている。

それを実現するための「政策」が、「民主主義(的政策)だ」というわけです。


(現実はどうあれ)欧米は「こういう世界観をもっている」と、多くの人が信じています。

しかし、それに挑戦する人が時々出てくる。

たとえばスノーデンさん。

彼は、アメリカ当局が国民を大々的に盗聴していること、メルケルさんやメドベージェフの電話も盗聴していたことを暴露した。

「アメリカは全然自由な国じゃないよ!」と、この国の「世界観」を攻撃した。

それで、アメリカ政府は激怒しているのです。

世界の人々が、「アメリカは自由の国でも正義の国でもない。悪の帝国だ!」と思ったら、アメリカは困ります。


▼日本の「世界観」「政策」をねつ造する中国


さて、中国のやっていること。

日本は独自の世界観をもっていません。

(少なくとも「統一的世界観」はないでしょう?)

それでも、2次大戦後は、欧米の「自由、平等、友愛」という世界観を受け入れたことになっている。


それを実現するために、「民主主義的政策」を行っているわけです。

しかし、中国は、ここを攻撃します。


「いや違うんだ!日本は、欧米と価値観を共有していない」


じゃあ日本の価値観ってなんだ?

中国は「日本は右傾化している」といいます。

つまり「民族主義化している」というのです。

「民族主義」とはなんでしょうか?



「日本大好き!」


これは「民族主義」ではありません。


「愛国」です。



「日本大好き!中国嫌い、韓国嫌い、ロシア嫌い、アメリカ嫌い!」

これは「民族主義」です。


そう、中国は「日本は民族主義化している」という。


その世界観は、


「日本は一番すばらしい!他の国より優れている!」


だと中国は主張しているわけです。


でも日本は、「本来の日本にふさわしい国際的ポジションを得ていない」。


日本人が思っているだけじゃなく、世界にそれを認めさせなければならない。


で、どうするか?


一つは軍国主義化する。


軍国主義ってなに?


<軍国主義(ぐんこくしゅぎ、英: Militarism, 独: Militarismus)とは、国家と社会において軍隊が優先的な地位を占めて、戦争を肯定する立場から軍事力を国家戦略の軸として最重要視するもので、政治、経済、文
化、教育、社会構造など国民生活のあらゆる分野を軍事組織化しようとする思想ないし体制をいう。軍事主義とも訳される。>(ウィキ)


つまり、「力」で認めさせる。


もう一つは、「歴史の見直し」。

日本の世界観は、「日本が一番!他国は劣っている」なのに、現実はそうなっていない。

それは、戦勝国が歴史を勝手に書いて、日本を「劣等民族」と洗脳したからだ。

日本は、歴史を書きかえて、正当なポジション(=日本は世界一)につかなければならない。

中国は、こういう風に、日本の「世界観」「政策」を勝手に創造し、世界中でプロパガンダしている。


じゃあ韓国は何やってるのでしょうか?

韓国は従軍慰安婦問題を盛り上げることで、「日本は歴史を修正しようとしている」という証拠づくりをしているのです。


おわかりでしょうか?


中国は、戦略の階層の最上階を攻撃している。



▼日本の情報戦は?


一方、我が国の情報戦はどうでしょうか?

我が国には、「情報戦略」がありません。

攻撃をしかけられて、防戦しているだけです。

たとえば、


・靖国の戦い

・従軍慰安婦像の戦い

・フランス漫画祭の戦い

などなど。

これは、とても具体的な戦い。

どうやって、靖国の戦いに勝つ?

どうやって慰安婦像の戦いに勝つ?

どうやって仏漫画祭の戦いに勝つ?


これは、上から6番目、下から2番目、「戦術レベル」の話。


特に、今回のフランス漫画祭の戦いなど、

政府からの支援もなく、孤立無援で戦いをつづける民兵による戦い。

勝てるわけがないのです。

では、どうすればいいのでしょうか?



▼安倍総理は、「世界観」を疑われるような言動を控えてください



日本が情報戦に勝つための第一歩は、「戦争が起こっていること」をはっきり自覚することです。


中国と韓国は、総力をあげて日本を攻撃しているのに、日本は全然気づいていない。


「あ〜うざったい!」ぐらいに考えているのです。


第2次大戦前も、それでやられたんですよ。


中国は大戦前、「田中上奏文」という、「日本の世界支配計画」をねつ造し、世界にひろげた。


<田中上奏文は中国語で4万字といわれる長文のものである(日本語の原文は未だ確認されていない)。

中国の征服には満蒙(満州・蒙古)の征服が不可欠で、世界征服には中国の征服が不可欠であるとしているため、日本による世界征服の計画書だとされた。>(ウィキ)


日本は、「これは偽書だ!日本が作ったものではない!」と主張。


ところが中国はこう返した。


「この上奏文が真実であることは、日本の行動自身が証明している。日本は、田中上奏文にあるとおり、中国を征服するために満蒙を支配し、中国支配を目指している。これは、日本が『世界支配』をねらっている証拠だ!」と。


で、日本政府がこれを軽く、あまくみているうちに、いつの間にか日本は「世界支配をねらう極悪国家」にされちゃったのです。


(ちなみに、ロシアには、いまだに「田中上奏文」を信じている人がいます。中国、恐るべし!)


今はどうです?


中国は、「日本は右傾化している!軍国主義化している!歴史の修正をねらっている!」


これに、こんな言葉がつづきます。


「安倍総理自身の言動が、証拠である!」と。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



中国のプロパガンダを証明する(錯覚を与える)言動とは?


・日本を取り戻す!(アメリカから?)

・東京裁判は勝者の断罪!(日本は悪くない、悪いのはアメリカだ?)

・侵略の定義は定まっていない!(日本は侵略国ではない。アメリカが勝手に歴史をねつ造したのだ!)

・靖国参拝!

・アメリカ製憲法改正!(アメリカの呪縛から脱却するぞ!?)

・戦後レジームからの脱却!(アメリカ支配からの脱却?)


これらはすべて、自虐史観から脱却した私たちには理解できるものです。


しかし、日中戦争前夜の現在、総理の言動はすべて「中国の主張の正しさを裏付ける証拠」として悪用されてしまいます。


安倍総理も閣僚の皆さんも、「右傾化、軍国主義、歴史見直し」ととられるような言動は、一切封印するべきです。

いつまで?

中国が民主化されるまでです。


では、「慰安婦問題」はどうすればいいのでしょうか?

これは、バレナイように実績のあるNGO、NPOに大金をわたし、積極的にやってもらうべきです。


大金といっても、何十億円レベルで全然変わることでしょう。


今の政府は、国のために戦っている人たちに冷たすぎます。


国が前面に出ると、また「歴史見直しの証拠」として悪用されるので、民間にやってもらいましょう。

しかし、金銭的支援をするのは、当然だと思います。



▼日本も「防戦」ではなく、「反撃」を


次。


今、日本のイメージがO、中国のイメージがOと仮定しましょう。


中国は、「靖国参拝」を批判する。


すると、日本のイメージがマイナス100になり、中国のイメージは0のままです。


がんばって誤解をといても、日本のイメージは最良0に戻るだけ。


中国は痛くもかゆくもありません。


だからどんどん攻撃します。


韓国を使って従軍慰安婦問題を盛り上げれば、日本のイメージはマイナス200。


中国O、韓国Oのまま。


日本が懸命に弁明しても、最良で0に戻せるだけ。


中国、韓国は全然損をしない。


彼らは、「攻撃すればするほど得をする」と思っている。


だから攻撃の手をゆるめません。


ではどうするか?


今、日本は0、中国は0だとします。


中国は「靖国」を批判して、日本のイメージがマイナス100になった。


すると、日本はすかさず反撃し、中国のイメージをマイナス100にしました。


つまり、日本を批判したことで、中国も国際的イメージが悪くなり、「損」をしたのです。


中国が日本のイメージをマイナス200にしたら、日本は中国のイメージをマイナス200にする。


ある時期まで戦いはつづくでしょうが、いずれ「お互い損だからこの辺でやめましょうや」となります。


今のままだと、中国、韓国は、「日本は叩いても叩いても言い訳するだけで怖くないぞ!どんどんやっちまえ!」
となる。


ここは半沢直樹のように、「倍返し」しなければならない。


中国が日本をマイナス100にした。


すると日本は中国のイメージをマイナス200にした。


これだと中国の損が大きいので、はやく休戦が訪れます。



▼日本は中国の「世界観」をうて!



では、どうやって攻撃するか?


中国は日本の「世界観」「政策」をねつ造し、世界にひろげています。

だから、日本も中国の「世界観」「政策」をうつべきなのです。

ちなみに欧米の世界観は「自由・平等・友愛」。


政策は、「民主主義」「言論の自由」「信教の自由」「結社の自由」など。


一方、中国の世界観は、「共産党が中国を支配つづけるべきだ!」です。


ひょっとしたら、「中国は世界の覇権国家になるべきだ!」かもしれない。


政策的にも「共産党の一党独裁」「言論の自由を認めない」「信教の自由を認めない」「結社の自由」を認めない。


これを具体的に攻撃してみましょう。

たとえばミュンヘンの例で。





<歴史・尖閣で日中応酬=岸田外相、批判に反論―ドイツ
時事通信 2月2日(日)0時18分配信


 【ミュンヘン時事】ドイツで開かれているミュンヘン安全保障会議で1日午後(日本時間同日夜)、アジアなどの地域問題に関する会合が開かれ、岸田文雄外相と中国全国人民代表大会の傅瑩外事委員会主任委員が歴史認識や沖縄県・尖閣諸島をめぐり、激しくやり合った。


 傅主任委員はこの中で「最も重要なのは日本が第2次大戦の犯罪を否定していること。歴史教育の失敗だ」と批判。


また、「日本が大戦で起きたことに誠実に向き合えば、周辺国と和解できる」と主張した。


尖閣問題でも「主権は放棄しない」と強調した。
 

この後演説した岸田外相は「日本は歴史を直視し、大戦や植民地支配について反省を明確に表明している」と反論。


「日本は戦後一貫して東アジアにおける自由、民主主義、法の支配を擁護してきた」と訴え、国際社会に理解を求めた。>




これどうですか?


中国は、「日本は歴史を否定している」というのです。


日本は、(たとえば)これでマイナス100ポイントです。


これにたいし岸田さんが、「日本は歴史を直視し、大戦や植民地支配について反省を明確に表明している」と反論。


これでマイナス100が、マイナス50くらいになったのでしょうか?


「嘘も100回いえば真実になる」ので、またもや中国の勝ちです。


でも、岸田さんがここで、こう言い返せば?


<この後演説した岸田外相は「日本は歴史を直視し、大戦や植民地支配について反省を明確に表明している」と反論。

「日本は戦後一貫して東アジアにおける自由、民主主義、法の支配を擁護してきた」と訴え、国際社会に理解を求めた。>


この後、


<実際、世界の安全保障上最大の問題は、日本ではなく中国である。


この国は、自由民主主義がスタンダードの世界で、いまだに共産党の一党独裁をつづけている。


我が国日本や欧米では当然の、民主的選挙もなく、言論の自由も、信教の自由もない。


もし中国が本当に世界平和を求めるのなら、いますぐ民主的選挙を実施し、言論の自由、信教の自由を認めるべきだ。


ノーベル平和賞受賞者・劉暁波氏を「民主化を求めた罪」で投獄しつづけているのは民主世界への挑戦だと誰もが感じている。>




これで、日本マイナス100、中国マイナス200です。

これを、毎回中国が日本批判するたびに繰り返せば、

「日本を批判すればするほど、中国のイメージが悪くなる」ことになる。

それでようやく「休戦しましょう」となるのです。


いまみたく、「靖国参拝の真意は・・・」なんておとなしくやってたら、また必ず負けますよ。



▼まとめ


長くなったので、まとめます。


1、中国・韓国は、戦略の階層で一番上に位置する日本の「世界観」「政策」を攻撃している


2、一方日本は、基本的に批判されたことに「弁明するだけ」なので、中韓は全然痛みを感じない


3、だから、中韓は、安心して攻撃しつづけている


4、日本の戦いは、「批判への弁明」だけであり、これは「戦術レベル」の戦いである


5、しかも国は加勢してくれず、民間の有志が自腹で戦う消耗戦


6、だから政府は、実績のあるNGO、NPOを金銭的に支援すべきである


つづいて、「情報戦に勝つ方法」。


1、日本は、中国と「戦争状態にある」自覚をもたなければならない

実際中国はそういう自覚をもって日本を戦略的に攻撃しつづけている


2、安倍総理の言動が、中国のプロパガンダに力を与えている

だから、総理と閣僚の皆さんは、「軍国主義」「右傾化」「歴史の見直し」と解釈される、一切の言動を封じるべきである。

それは、中国が民主化されるまでつづけるべき。


3、そのうえで、日本は中国の「世界観」「政策」を攻撃すべきである


4、欧米の世界観は、「自由・平等・友愛」

中国の世界観は、「不自由・不平等」

欧米の政策は、「民主主義」「言論、信教、結社の自由」など


中国の政策は、「非民主主義」「言論、信教、結社の自由を認めない」

日本は、中国が我が国を批判するたびに、遠慮なくこの国の「世界観」と「政策」を攻撃しなければならない

となります。


日本が気合をいれてやれば必ず勝てます。


だって、どう考えても日本より中国の方が、「異質な国」なのですから。

ただ、やらなかったら、また2次大戦と同じ結果になります。




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(立花隆 「週刊文春」2012年7月12日号)


「100年に1度の大不況」はプーチンのせいで起こった?!

今明かされる驚愕の裏真実!(証拠つき)
 
2003年、フセイン政権を打倒したアメリカは、次にロシアの石油利権獲得を目指す。
 
ユダヤ系新興財閥ホドルコフスキーから、ロシア石油最大手「ユコス」買収の約束をとりつけることに成功したのも束の間。
 
プーチンはホドルコフスキー逮捕を命じ、ロシアの石油をアメリカに渡さない決意を示した。
 
しかし、ホドルコフスキーの後ろには、ロスチャイルド家、ネオコンの首領チェイニー米副大統領が・・・。(証拠つき)

こうしてプーチン率いるKGB軍団と世界の支配者の壮絶な戦いが開始された。
 
08年のロシア−グルジア戦争でピークに達した米ロの争い。

なぜ両国は和解し、関係を「再起動」することに合意したのか?
 
プーチンとメドベージェフの対立。

そして、プーチンを裏切ったメドベージェフの背後にいた勢力とは?

大統領に返り咲いたプーチンは、どのようにアメリカに「とどめを刺す」のか?

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2月9日(日) 副島隆彦(そえじまたかひこ)の“予言者”金融セミナー 第7回 
Thursday, February 6, 2014, 12:19 PM
日時:2014年2月9日(日)
開始:10時(受付)、11時(開演) 途中、休憩あり。
終了:17:30(予定)
場所:ヤクルトホール(ヤクルト本社ビル、新橋駅)
受講料:15,000円/全指定席

申し込み・問い合わせ先
ブレイントラスト企画(成甲書房内)
東京都千代田区神田神保町1−42
TEL:03−3292−8401(平日10〜18時)
FAX:050−3156−3040
メール:seminar@seikoshobo.co.jp

●会場:ヤクルトホール
〒105-8660
東京都港区東新橋1-1-19 ヤクルト本社ビル

●アクセス
http://www.yakult.co.jp/hall/access/

ほぼ定員に達しているそうですが、まだ数十席のみ空席があるそうです。
六城ラヂウムもロビーで出店しております。
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緒方洪庵から始まった近代思想の系譜(真のサムライ魂とは) 
Thursday, February 6, 2014, 11:29 AM
2/6 晴 10時 浅草での空間線量は13ベクレル/立法メートル

幕末の蘭学者の系譜を辿っています。
明治維新からさかのぼること5,60年前の徳川家斉時代にシーボルトが長崎で鳴滝塾を開いて、その弟子達の弟子あたりが明治維新・新政府の中心として活躍しています。

緒方洪庵もシーボルトが長崎にいるころに医学を習っています。(諸説がいろいろあり、誰から習ったというのは分からないようです)


そして大阪で天然痘の種痘所を開き、蘭学医として活躍します。

蘭学とは当時は西洋医学のことで、これが混同していると歴史の流れが見えなくなってしまいます。

医者である緒方洪庵が思想の潮流に大きな影響を与えたのか?
そして福沢諭吉、大村益次郎、橋本左内ら思想家たちを輩出していったのか?
福沢諭吉はご存じとしても、大村益次郎は、井上聞多(井上馨)、遠藤謹助、山尾庸三、伊藤俊輔(伊藤博文)、野村弥吉(井上勝)らを馬関戦争のさなかに敵国イギリスへ留学させています。いわゆる「長州ファイブ」です。橋本左内は福井藩・松平春嶽に抱えられて影響を与えました。

結論は江戸時代末期の蘭学者(=哲学者)達は現代から想像できないほど、頭が良かったということ。

武士として朱子学(儒教)を叩き込まれて、そこから異端とされた蘭学へと進み、近代思想へと進んだからです。頭の筋肉が現代の我々とは全然違う。

一億総白痴となってしまった現代からは想像できないほど、ほとばしる「脳みそからの汗」を幕末の蘭学者達はかいたのです。

なぜ蘭学者達はそこまで一生懸命になれたのか?

東大で素粒子学を研究している知人に、何が面白いの?と昔尋ねたことがあります。即答で
「だって神の領域に触れることができるじゃないですか!」
と言われて面食らったことがあります。

また数学科の後輩も数式には神々しさを感じると言われて、改めて眺めてみたら積分記号と微分記号で目眩がしました(笑)

幕末の蘭学者達は新たな宗教思想の伝道士であったのです。天主(ゴッド:創造主)の存在は儒教でも強く意識されます。長崎からもたらされたプロテスタントでもゴッド(God)の存在を知ることで、幕末の俊英(しゅうえい)達は瞠目したでしょう。儒教と否定するのではなく同根なのだと。

蘭学がもたらした影響は朱子学を根底とする武士階級をさらに知識階層へと誘った

武士道とは何か



テレビやニュースで使われる陳腐な「サムライ魂(だましい)」という言葉に嫌悪感を覚えます。
サムライ魂はユニテリアン思想そのものではないのか? かねてから天主(ゴッド:創造主)の存在を肯定したことで芽生えた知識階層の精神だと思います。

近代思想による自意識の芽生えが「サムライ魂」なのです。

これを軽々しく扱うなと、明治の偉人達の亡霊が私にささやいています。

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孝明天皇と徳川家茂を暗殺したのは岩倉具視であろう 
Wednesday, February 5, 2014, 12:04 PM
2/5 晴 10時 浅草での空間線量は13ベクレル/立法メートル

岩倉具視が用いた暗号盤が京都で発見されたというニュースがあります。

明治10年ですから佐賀の乱から始まっり西南戦争までひろがった不平士族の反乱で用いたものです。
読売新聞のサイトが詳しく載せています。他の朝日や毎日は全く同じですね。京都外国語大の発表資料をそのまま丸写しで掲載してあることがわかります。

大久保利通(薩摩藩出身)と岩倉具視(公家)が暗号文でやりとりしている。

明治政府の成り立ちなんて、裏切りだまし討ち濡れ衣などなど権力の握り合いつぶし合いでできていることが想像できます。

京都朝廷で孝明天皇を暗殺、大阪城で徳川家茂を葬ったのも岩倉具視自身かその配下である。替え玉の大室寅之助を明治天皇にすり替えさせ、徳川慶喜を最後の将軍に仕立てたのも岩倉具視とその一派という説がありますが、私もそう思います。


http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20140203-OYT1T00612.htm
明治新政府の中枢で活躍した岩倉具視(ともみ)(1825〜83)が西南戦争で使用した円盤状の暗号表や、徳川15代将軍・慶喜が新政府軍に江戸攻撃中止を求めた直筆の哀訴状など重要文化財級の史料が、京都市内で見つかった。

 江戸時代後期の本草(ほんぞう)学者・山本亡羊(ぼうよう)(1778〜1859)の主宰した塾「山本読書室」跡(京都市下京区)の土蔵を松田清・京都外国語大教授(日本洋学史)が調査し、数万点の史料を確認、目録にまとめた。

 同塾は本草学(博物学)の一大拠点として1811〜1903年に開設。全国から集まった門人が医学や儒学などを学んだ。

 読書室跡の土蔵は2階建て約100平方メートルで、松田教授が2011年から土蔵内部を調査し、書籍・古文書類約6000件、書画類約1000件のほか、博物標本などを確認した。このうち、岩倉関連の史料は数百点あり、亡羊の孫・復一が岩倉の秘書を務め、伝記「岩倉公実記」の編集に携わったことから、保管されていたとみられる。

 暗号表は、「イ」「ロ」「ハ」などのカタカナを書いた大小2枚(直径12センチと10センチ)の紙製の円盤を重ねたもので、小さい円盤の文字を大きい円盤の文字に変換する仕組み。暗号が見破られないよう文字変換のパターンは5通りある。

 この暗号表を使って岩倉が大久保利通らと交わしたとみられる秘密通信文61通も残されていた。1877年の西南戦争の際に宮崎県で情報収集した新政府が、反乱士族について「(士族の一部は)ハンシン(反乱の気持ち)アレドモ動カズ」と発信した電報もある

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EUが一枚板になれない理由、そしてアンチアメリカである理由 
Monday, February 3, 2014, 11:42 AM
2/3 晴 10時 浅草での空間線量は16ベクレル/立法メートル

昨日の冷たい曇天模様と違って、暖かい一日になりそうです。もう春ですね。


明治時代の思想を追い続けると、アメリカ人宣教師が持ち込んだ近代思想:ユニタリアニズム(Uniterianism)であることがわかります。

ユニタリアニズムはそのままフリーメイソンと置き換えることができます。

フリーメイソンの考えは一言で言えば「森羅万象の創造主は存在する」でも「我々の生命・生活までは干渉しない」というもの。

だから何教でも関係なくメイソンメンバーになることはできます。

16世紀に神は罪人を罰すると脅し、免罪符を売りつけるローマカトリックに対し、ドイツではルターが真っ向から反対し宗教革命がおこります。

ラテン語の聖書を翻訳して、グーテンベルクの印刷機により聖書は信者にも広く行き渡るようになります。

プロテスタント運動は北へ北へ、枯れた芝を燃やす野焼きのようにヨーロッパに広がります。

このようにローマ、バチカンから南と北ではクリスチャン国家群と一括りにしても、全く違う思想です。

ラテン系は脳天気と言われていますが、ラテン民族すべてが脳天気なのではなく、思想が北部「実学系」と全く違うからです。

脳天気と評するならば、中近東イスラム国家なんてそれ以上に脳天気ですよ。

「インシャアッラー (天啓のお導き)」で済んでしまいます

タクシーに乗って、結局迷子になってもドライバーはゴメンねの代りに「インシャアッラー」

金勘定が合わなくても、平然と「インシャアッラー」

最初は呆れて頭にきても、しばらくすると結構居心地が良いのです。だって悪気はないのですから。

こっちも笑ってインシャアッラーと互いに言い合うしかないのです。

おつりや勘定が合うかどうかは神のみぞ知るって、どうかねえと一瞬思うのですが

「すべてはあなたの徳次第」と言い返されてしまえば、そうかなあと(日本人は)思ってしまいます。

日本人はそういう風に考えるから、お人好しだとか主義主張が弱いとか好き勝手に評されます。

はたしてお人好しが悪いことでしょうか?

イスラム国家の人達はとてもお節介でフレンドリー、規律正しいというのが私のイスラムの人達の感想。

ヨルダンとシリアを旅行したことがありますが、暑い国なので日が暮れてからが活動時間です。夜中に1人でほっつき歩いても怖い思いをしたことはないです。酒もなく男しかいませんけど。

逆にロサンゼルスあたりを夜の9時以降歩くのは大変怖い。ちょっと裏道なんかに入ったら目があちこちに光っています。麻薬の売人やギャングなんです。ホテルに着くとフロントから驚きと共に強く注意されました。日本のようにちょっとどっかで食事でもと気軽に出たのですが、どうやらすごい場所をつっききっていたようです。

せっかくのヨーロッパで生まれたユニタリアニズム(Unitarianism)はイギリスでも伝わり、アメリカ建国そして独立の原動力となりました。

ところが副島隆彦先生は1840年頃にアメリカのデモクラシーは変質したのだと断言しています。

ロックフェラーの台頭とともにデモクラシーは消え去った



これが副島隆彦論

そして続きます

アメリカでも日本でもデモクラシーが実現したことは過去一度もない



明治から大正期にかけて、権力者の都合にあわせてユニタリアニズムが腐っていったのです。

アメリカ、ヨーロッパ、そして日本の政治的対立と混乱の根源を突き詰めると、神(天帝)の解釈と自分自身の関わり方の相違であると考えます。

こうしてみると、EU危機の本質はキリスト教国家と言えどもひとつにまとまることは難しいことを示すものです。
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ヤクザ・博徒・女衒・沖仲仕らの総元締めが大久保一翁(東京府知事)である 
Saturday, February 1, 2014, 10:11 AM
2/1 晴 10時 浅草での空間線量は13ベクレル/立法メートル

明治の偉人達の評伝を読み続けています。

維新の前後を中心に活躍・暗躍した人物を辿っていると、あることがわかりました。

副島隆彦先生は勝海舟は現在の墨田区、吉原を縄張りとしていたヤクザ・博徒(ばくと)・女衒(ぜげん)・沖仲仕(おきなかし)・香具師(やし)らヤクザ者の親分であったと仰っていました。
篤姫を吉原に案内したという逸話もありますね。

勝は墨田区界隈を仕切っていたわけです。これが裏の事実。

「龍馬がゆく」では維新の中心人物は勝海舟と坂本龍馬ですが、ではその二人の親玉はだれだったのか?

旗本出の幕臣、大久保一翁です。

ここではたっと気付きました。

結局、勝の親分が大久保一翁ということは、江戸城下の総元締めだったわけです。

いまでいう、山口組や住吉会といった暴力団組織の組長が大久保一翁であり、勝海舟と坂本龍馬は舎弟なわけ。

大久保一翁は明治維新後の廃藩置県で、最初の東京府知事となっています。

来週は東京都知事選です。

石原慎太郎は渋谷を縄張りとする関東系ヤクザと深いつながりがあるという「噂」があります。新宿浄化作戦といってそちらには監視カメラや手入れをたくさんしたのは、そういう背景があるからとのもっぱらの「噂」です。

その親分が東京府の知事に維新後は収まったというのは合点がいきます。

今でもそのまま、引き継がれているのでしょう。政治のトップっていうのはそんなものです。

明治の頃から大都市の首長のポストってのは気質(かたぎ)が座るもんじゃないんです。

あー点と点がつながってすっきりした。
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DNAのスイッチを入れろ!・STAP細胞以外の理化学研究所の成果、iPSも負けてません 
Friday, January 31, 2014, 12:49 PM
1/31 晴 10時 浅草での空間線量は12ベクレル/立法メートル

小保方晴子さんのSTAP細胞の他にも、最近のニュースでは理研・慶応大の合同チームが認知症・パーキンソン病など原因である脳細胞の衰えに対して、ふたたび活動のスイッチを入れる物質を発見したというニュースです。

同じく京大iPS研究グループも皮膚の細胞を化合物でDNAスイッチを入れることに成功したというニュースがあります。
どちらも化学物質でDNAのスイッチを入れることで若返らせたり、iPS細胞を簡単に作り出せることができる技術です。

脳細胞の若返りも、万能細胞の大量生産も可能になったら、注射一本でボケることなく、いつまでも老化することない肉体が維持できることになってしまうのでしょうか。

今の世界帝王・デイヴィッド・ロックフェラー(99歳)はいつまで生きるのでしょうか。
ちなみに小保方晴子さんと共同研究しているハーバード大学はガチガチのロックフェラーの大学です。

一方で生化学だけではなく、ロボット工学でもすごく進化しています。
我々の想像する義手・義足といったものではなく、すでに意思で動かすことができるまでになっています。「筋電」という神経微弱電流を拾って操作できるのです。

まさにSFの世界、身体の障害を補うばかりか、やがて能力の拡張に使われていくでしょう。
数百キロの重量物でも軽々上げられる体、深海や宇宙など過酷状況でも動ける体などなど。

人間はいつまでも引退できないです。そんな世の中になったらどうなるのでしょう。
若い世代はいい加減にしろと言いたくなるでしょうね。



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STAP細胞と同じく鳥取大「癌は容易に正常細胞や良性細胞へ変換できること」も注目すべき発見である 
Thursday, January 30, 2014, 09:24 PM
1/30 晴 10時 浅草での空間線量は10ベクレル/立法メートル

小保方晴子(理化学研究所研究員)の「万能細胞の新たな作成方法」(STAP細胞)のニュースで隠れてしまっていますが、

1月25日に発表された鳥取大学医学部の論文
「癌は容易に正常細胞や良性細胞へ変換できることを発見」

がん治療を根底から覆す大発見です



ガン細胞は血液が正常になれば、再び赤血球に戻って、やがて分解されて輩出されていくという千島喜久男理論と同じじゃないか!

日経プレスリリースを転載します
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=353873&lindID=5

鳥取大、癌は容易に正常細胞や良性細胞へ変換できることを発見
癌は、容易に正常細胞や良性細胞へ変換できる
単一のマイクロRNAの導入により
〜抗癌治療や再生医療としての応用に期待〜



【概要】
 鳥取大学の研究グループ(代表:鳥取大学医学部病態解析医学講座薬物治療学分野 三浦典正 准教授)は、自身がクローニングしたRNA遺伝子の機能解析に従事している際、この遺伝子に関連して発現変動する単一のマイクロRNAを悪性度の高い未分化癌に導入すると、容易に悪性度を喪失させることができ、正常幹細胞へ形質転換できることを、世界で初めて発見しました。同研究グループは、2012年に、肝癌において未分化型や高分化型細胞株を用いて、in vivo(免疫不全マウスを用いた動物実験)において、いずれも悪性形質を失わせ、成熟型奇形腫、正常肝組織、腫瘍非形成の3種のパターンに誘導できることに成功しています。また他の未分化型癌においても可能であり、本分子が有用であることが明らかになりました。このたった1つのRNA分子からなる製剤開発により、癌に対する有効な医薬品に応用できるものと期待されます。
 本成果は、国際的科学誌である「Scientific Reports 誌」のオンライン版で平成26年1月24日に公開されました。なお、本研究は、文部科学省科学研究費(挑戦的萌芽研究)、独立行政法人 科学技術振興機構(JST)A−STEP【FSステージ】シーズ顕在化、武田科学振興財団研究、高松宮妃癌研究基金の助成研究として行われました。

■背景
 研究グループ代表は、自身のクローニングした遺伝子がRNA遺伝子であり、癌の第一抗原と目されてきたヒトテロメレース逆転写酵素遺伝子(hTERT)と関連して、特に未分化なヒト癌細胞において、その発現を制御させる性質をもつ特異な遺伝子として、発がんや癌の悪性度に関わる遺伝子として機能解析をしてきました(2009年BMC Mol.Biol.に発表)。また、未分化型悪性黒色腫でも当該RNA遺伝子が増殖抑制できることを、製剤候補としてハイドロゲルやアテロコラーゲンを用いて確認してきました(2013年Nucleic Acid Therapeuticsに発表)。この度、このRNA遺伝子をshRNA法という遺伝子発現を抑制する手法により10種程度のヒトマイクロRNAが発現変動することを突き止め、その1つ1つを癌細胞の中へ導入することで、最も癌を制御できる有効なものを検討しました。その結果miR−520dが驚くべき現象を誘導しました。
 2012年2月に、山中教授らが当初iPS作製に使用した293FT細胞、または未分化な肝癌細胞、膵癌細胞、脳腫瘍、悪性黒色腫細胞で、球状の幹細胞または癌幹細胞様の細胞へ容易に変化させ、その細胞はP53という癌抑制遺伝子を高発現していることを見出しています。それまでは、マイクロRNAのがんや再生医療の報告として、miR−302 family,miR−369,200cに関して多数種の併用でリプログラミングの試みがなされていますが、たった一つでこのような効果をもたらす報告はありませんでした。


■内容
 本研究では、まず未分化な肝癌細胞がmiR−520dにより、12時間程度でP53,Nanog,Oct4陽性の細胞へ変化し、miR−520d導入細胞がマウスでその癌とは全く異なる組織(奇形腫や正常肝臓組織)を形成したり、腫瘍を全く形成しなかったりすることがわかりました。高分化型癌でも1ヵ月程度で同様の細胞へ変化します。このことは、悪性度の高い低分化なものほど容易に良性形質になりやすいことを意味します。この結果から、メカニズム解析と同時に、治療的効果の検討を行っており、脱メチル化による脱分化誘導がその原因の1つであることも証明しました。
 他の癌でも派生元の細胞の性質をより強く持つ全く異なる細胞へ形質転換できることから、多くの未分化な癌細胞で有用な分子であることがわかりました。たった一つの生体分子が、このように劇的に癌細胞の状態を変えてしまうことは、癌根絶の夢が目前に来ており、この領域の研究及び製剤開発が推し進められることで早期に実現する可能性も高まりました。

■効果
 医療の現場では、癌細胞は集学的に研究や治療が試みられており、癌幹細胞の根絶が困難なため再発が、担癌患者の心身を蝕みます。この小さなRNA分子(20mer)のメリットは、癌幹細胞への感受性が高いことで、他に治療法のない末期的な担癌状態に奏効すること、また抗がん薬で有効でなかった癌細胞に癌治療のアジュバント療法として奏効する可能性が極めて高いことです。このRNAからなる癌細胞へ送達できる製剤との併用により、従来にない作用機序の医薬品としての応用が期待できます。また癌に対する核酸医薬の中心的な役割を果たすことが期待できます。またP53の発現を誘導することから、再生医療でもiPS細胞の品質管理などに応用できる可能性があります。


【掲載論文】

 題名:“Hsa−miR−520d induces hepatoma cells to form normal liver tissues via a stemness−mediated process”(ヒトマイクロRNA(miR−520d)は幹性誘導により肝癌細胞を正常な肝組織に誘導する。)

 著者:Satoshi Tsuno,Xinhui Wang,Kohei Shomori,Junichi Hasegawa,Norimasa Miura

 雑誌名:Scientific Reports(出版社:Nature Publishing Group)

 オンライン版URL:http://www.nature.com/srep/2014/140124/srep03852/full/srep03852.html

【参考図】


● 関連リンク
鳥取大学 ホームページ

● 関連資料
参考図

過去ログ:千島喜久男博士の説が「オートファジー説」という名で復活!(細胞は血液に戻るのである)

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もうずっとホワイトカラーはいらない世の中です 
Wednesday, January 29, 2014, 02:16 PM
1/29 晴 10時 浅草での空間線量は9ベクレル/立法メートル

本日は陽射しが強く、3月上旬の暖かさなんだそうです。春がそろそろ来たなあと実感します。

アクリフーズの農薬混入事件で従業員が逮捕されましたが、中国の毒物混入事件と動機も犯人像もたいして変わらなかったということです。熟練もなにも手際だけが求められる仕事で給与の多寡に不満を言っても仕方がないのになあ。まあこれからも模倣犯は続くでしょう。

さて

人工知能(AI:Artificial Intelligence)の研究で、すでに大学入試問題が解ける程度まで進んでいるという記事です。

今から20余年前、コンピュータの普及期に人工知能の研究が大手民間企業で進められていました。主にクリティカルパスという最適な結論を導く数学的ロジックをコンピュータで解くことが主題で、入力に対して人間よりも早く結論を出すというものです。

このプログラムはやがて最短経路探索に応用されて、いまでは当たり前に使われているカーナビゲーション(Car Navigation:カーナビ)器機となりました。

コンピュータ内部では行列という計算をさせます。簡単に言えばたくさんの式がならぶ一次連立方程式です。いまでは行列演算専用のチップ(処理装置)があるので瞬く間に解がでてしまいます。

当時は担当のプログラマーが苦労して(高校あたりの数学を思い出しながら)プログラムを打ち込んでいました。プログラマーの技量がそのまま計算速度や精度に影響するので寝食忘れて没頭しました。遠い私の昔話です。

しかし最短経路探索といった成果以上は、当時の人工知能研究は進まなかったと記憶しています。次の自動翻訳あたりで多くの研究者は挫折していき、目新しい進歩も見られず、景気縮小によって尻つぼみに人工知能研究は幕を閉じたものと私は思っていました。

それから20余年、ハードウェアとネットの進化でずいぶん進んでいたのですねぇと感嘆をもって記事を読みました。当時の貧弱なコンピュータでは思いも寄らなかったので、あらためてコンピュータ化社会はすごいのだなあと感じずにはいられません。

松下電器のように本社人員を1/3にしてしまう例がこれからも増えていくでしょう。

例をあげると通販のガリバーであるamazonの配送はクロネコヤマトで、両社の情報処理システムは共有されています。つまりクリックした瞬間にヤマト運輸のコンピュータで発送処理がなされてしまいます。在庫管理にも反映されてせいぜい人が関与するのは倉庫での箱詰めとトラック運転手、末端の配達員ぐらいかな。
石油精製業ではライバル企業のガソリンでも空いたタンクローリーで運んでいます。このようにコンピュータ化により同業他社や異業種と業務基盤の共用が進んでいるので、コンピュータ自体が知能を持ち、判断できるようになったら、管理職という立場はますます不要となっていきます。

そんな社会がすぐ来るか? 私は大企業の本社(Head Quater)といえども人員なんて数十人から100人程度となる時代はすぐだと思いますよ。

みんな等しく平社員、永遠に平社員、それもずっと現場廻り



そういう世の中へ突き進んでいるのに、どうして就職活動で大企業へ勤めたがるのだろう。
日本の大学では「レミングスの行動」でも教えているのでしょうか。


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こりゃ面白そう!完全セルフサービスのお葬式「0葬(ゼロさい)」 
Tuesday, January 28, 2014, 10:28 AM
1/28 晴 10時 浅草での空間線量は6ベクレル/立法メートル

 熱心なキリスト教徒でありながら、イエスの死後、そして中世から近代にかけて支配の道具へと変質したキリスト教に懐疑をむけて発信していらっしゃる方のブログ「Walk in the Spirit」の記事が面白かったので、同じ題材で私も取り上げます。

なぜ私のブラウザーのお気に入りに入れたのかが思い出せないのですが、ずいぶん昔からお気に入り登録していたようです。

クリスチャンと一口にいっても、教会を中心に捉えるカトリックと戒律を緩めたプロテスタント、さらにプロテスタントといってもゼウス(デウス)と我々人類との関わり方や聖書の扱いなどで流派が別れていきます。

キリスト教信者と認められるのは、森羅万象の神はいるとしても、我々の生活には関与しない(神罰を与える存在ではない)と考えるユニテリアンまでです。

日本のように八百万(やおよろず)に神があるという考え方はパンシズム(凡神論:punthism)といいます。

森羅万象の神などいるかどうかは知らんという立場はアグノスチズム(無神論:agnostism)。

無神論者は無信仰(nonbeliever)という括りでここまでは欧米ではだいたい人間性を許容される。

しかし「人間を超越する存在などない」という考えはアティズム(atheism)といい、狂人扱い、もしくは破壊活動家(テロリスト)と同等のように海外では人間性を疑われます。(副島隆彦先生談)

ブログ「Walk in the Spirit」の著者は理神論者(deism)のように見受けられます。ユニテリアンに近い考え方です。デウス(ゼウス)はの存在は信じるがキリストや聖書の絶対視はしないという実学的な思想。対極は原理主義なんだろうなあ。

そんな方の記事「〇葬」

http://plaza.rakuten.co.jp/555yj/diary/201401270002/

「僧侶を呼ばず、墓もつくらず、火葬場直行で骨は引き取らない、これが『0葬』」
もちろん戒名なんていらねえよ。

なんとamazonでは棺桶まで通販で売っているのか・・・これ組み立て式だから邪魔にならないね。

病院でなくなると、すぐに葬儀屋がかけつけてあれよあれよと勧められるがままに進んでしまうそうです。
これはこれでいいのかもしれませんが、ほとんどがこれでいいのかと自問しているというのが現状だそうです。

それならば死ぬ本人が棺桶も自分で用意しておいて、その時がきたらそれにいれてもらって、霊柩車など使わず幌付の軽トラか箱バンのレンタカーでも借りてもらって公営の火葬場へ直行してもらえばハイ終りとしたほうが周りの人も、死ぬ本人も満足なんじゃないでしょうか。私だったらこうして欲しいなあ。

お墓にいれてもらうかはそれはそれで、もし火葬場で骨を引き取ってもらえなくても、どっかで景色の良いところで撒いてもらえばよい。骨壺代(1〜4万円)も不要。
ちなみに家庭から出される不燃物のうち骨壺は結構な割合なのだとか。
だったら最初から骨壺なんていらないじゃん。適当なガラス瓶にでも入れてもらったらよい。

棺桶代3万円と火葬代(6〜10万円)、死亡時から24時間以上経たないと火葬できないための安置代(一日8千円)が「0葬」の最低予算です。火葬場での坊主の読経など一切やらず、あとは見送りされる方へ休憩室と茶菓子代などの雑費(2〜6万円)を用意しておけばいいわけです。

0葬プランを見積もってみると11万8千円〜19万8千円となります。

ということは12万円ほどの現金を常に置いておけば自分の始末はとりあえず大丈夫なわけです。

ただし独り暮らしの場合、後片付けがあり、これが残された親族の一番の重荷なのだそうです。

都内では遺品処理専門の会社がけっこうあります。私の友人も親が亡くなったとき、離れて暮らしている上に共稼ぎではどうしようもできず、丸々業者に任せたのだそうです。だいたい30万円で家一軒(不要品トラック1台分)をきれいにしてくれるのだとか。

後片付け代まで含めると30万円から50万円あれば十分に「立つ鳥跡を濁さず」となります。残った金品などは遺族や見送り人が分け合うなり、後日に偲ぶ会でも開いて飲み食いに使い切ってしまう方がよほど楽しい(?)ものになるでしょう。

こう考えれば「0葬」はメリットがたくさんあるなあ。

ラジウムシートを敷いた棺桶ベッドなんてのを販売したら結構いけそうです。私はお迎えが来る齢となったときには老人ホームよりも棺桶ベッドを選びます。

どうですか、マイ棺桶おひとつ?


(新聞記事追記 3月17日)

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「医学的根拠とは何か」(津田敏秀 著)・・・専門家たちの独断のことです 
Monday, January 27, 2014, 11:00 AM
1/27 晴 10時 浅草での空間線量は6ベクレル/立法メートル


医学的根拠とは何か (岩波新書)
「医学的根拠とは何か」(津田敏秀 著 岩波新書)を近所の書店で探したのですがないので、新聞の書評だけでブログを書きます。

津田敏秀・岡山大学教授(疫学)によると
「年間100ミリシーベルトではガンの増加はみられない」という報告がいくようにも捉えられていることに着目しています。

国際連合の下部組織であるWHO(世界保険機構:World Helth Organization)では、この報告に対して「それ以下でも影響なしとは言い切れない」という判断をする一方

国際的<民間>学術組織のICRP(国際放射線防御委員会: International Commission on Radiological Protection)は学会らしく「100ミリシーベルトで統計的有意差は認められない」とほぼ追従してしていることが混乱の原因だと指摘しています。

医学的根拠には3つに分類され
・直感派
・メカニズム派
・数量化派

とあり、医学研究においてこの3つが連携せずにバラバラに主張されていることが原因の根本であると指摘しています。

まさにその通りです。放射線の影響は岡山大学でも長年動物実験で研究されており、それでも統計的な影響がでる(有意差を認められる)線量は発見されていないのです。

鼠、犬、猿などで何年も何代にわたって疫学的な調査をしても、まったく断定できていないことです。

直感派はWHOのような基本的人権の尊重を建て前に論理を展開します。公害と同じ括りです。

このように専門家が主張する医学的な<根拠>はそれぞれ異なり、議論にならないということがわかります。

群盲評象(群盲が象を評す)



これが医学的根拠の本性であるということ。読後に気付くことがあれば追記します。
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口げんか/交渉に強くなる方法とは 
Sunday, January 26, 2014, 11:31 AM
1/26 晴 10時 浅草での空間線量は6ベクレル/立法メートル

プロレスラー鈴木みのるが口喧嘩(交渉事)の極意を述べている記事が的を射ているので掲載しておきます。


(中略)
僕のニックネームは「世界一性格の悪い男」です。対決する相手から「嫌なヤツ」「やりにくいヤツ」と思われるのは大事です。苦手意識を持たれた時点で僕の方が上ですから。

嫌がられるにはそうすればいいかって?相手の心を見透かし、本当のことを言えばいいんです。僕は戦うときには自分を全部さらけ出すんで、逆に相手の色々な面も見えてくる。相手がでかい声で威嚇したら「そんなに俺が怖いんだ」と指摘してあげる。他にも「いい人ぶっているよね。みんなにいい顔をしたいんでしょ」とか。相手は本気で怒りますね。本気の人間同士が戦うと、その熱が見ている人にも飛び火するんです。
(以下省略)


ねっ、性格悪いでしょ(笑)、そしてとてもクレバー(clever)な人だと思います。
誰もが本心や本音を隠して生活しているわけで、それをズバッっと斬り込まれたら形勢不利です。

鈴木みのる氏に言わせれば

本音をさらけ出せば、守る必要がないので攻めるのみ


となります。

関西人が口げんかや交渉に強いのは、建て前が嫌われる土地柄なので相手の本音を引き出すことが自然と培われるからでしょう。

「ええかっこしい」というのは最大の侮蔑(ぶべつ)です。

東京都知事選がまったく面白くないのは、各候補者が「ええかっこしい」ばっかりだからです。だからちょっとマスメディアが突っつくと、すぐにシュンとなる。

本音を隠して生きているヤツは口げんかに弱いと言うこと。防戦一方で攻めることが出来ないから。公務員や大企業の会社員が簡単にヤクザの恫喝に負けるのも、「いいひと」って本音で闘うことができないからです。

性格が悪いという評価は最上の誉め言葉だ



ネゴシエーション(negotiation:交渉)の極意は自分を飾らずにさらけ出してから相手を見据えることだということです。


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寒い日はあんまん・豚まんをつくってみる 
Saturday, January 25, 2014, 02:42 PM
1/25 曇 10時 浅草での空間線量は9ベクレル/立法メートル

本日の天気予報では4月並の15度近くまで暖かくなると報じてましたが、嘘つけってかんじです。曇天でどうしようもなく寒いです。
暖かくなればパンを焼こうと思っていたのですが、計画変更、あんまんにします。

作り方はよく知らないのですが、とりあえず適当にやってみます。
強力粉よりも薄力粉が手元にあったので、これを使います。強力粉では弾力がありすぎるので蒸しパン系は薄力粉の方がいいかもしれません。

〈自己流の中華まんのつくりかた:4つ〉
1.薄力粉200g
2.砂糖 大さじ2杯ほど
3.牛乳 50cc
4.お湯 50cc
5.ドライイースト 小さじ一杯
6.ベーキングパウダー(重曹でも可) 二つまみほど(入れすぎ注意)
7.中の具・・・あんこや晩のおかずの残り物

パンの生地と同じようにボールで混ぜ合わせて、膨らまします。そのあと生地を4等分して好きな具を包みます。

生地はクッキングシートに置いて、電子レンジの発酵機能で1時間ほど二次発酵させます。

あとはクッキングシートごと蒸し器に放り込みます。鋏でクッキングシートを切れば皿も洗わずに済みます。

イーストの膨らみが足らないなあと感じてもベーキングパウダーで1.5倍ほど膨らみますので気にしません。

10分ほど蒸したらできあがり!

すべて手製、ふかふかです。写真はなぜ三つなのかって?
そりゃほかほかで食べながら写したからです。

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