Monday, October 30, 2017, 03:40 PM
10/30 晴 10時 浅草での空間線量は46ベクレル/立法メートル
国際政治舞台ではいちおう西側資本主義国家と共産主義国家は水と油の関係となっています。
アメリカ国民はロシアに対して好感情は持っていない。
なぜ共産主義国家には得体の知れない不気味さを感じるのか?
これの答えは簡単
宗教は麻薬とおなじとして否定したカール・マルクスの理想で建国されたロシアは無神論国家として西側諸国(キリスト教圏)は見ているからです。
神を否定しているとはいえ、その神は西側諸国のキリスト教の神(創造主)であって、ロシアや中国の民に信仰心がないわけではない。
ロシアにはロシア正教、中国では道教が庶民の信仰であり、一部に仏教、イスラム系、法輪功などの宗教があります。
キリスト教圏では神の存在の否定=『悪魔』である
(ウィーン発コンフィデンシャルより抜粋)
http://blog.livedoor.jp/wien2006/archives/52190530.html
明確な無神論世界の登場はやはり史的雄物論の登場まで待たなければならない。カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスが「共産党宣言」を公表し、唯物主義が台頭し、神は追放され、「宗教はアヘン」として蔑視されていく。人は精神的存在ではなく、高度に発展し、進化した物質的存在と見なされていった。ここに無神論者の産声が聞かれる。その意味で、共産主義思想の登場は歴史的出来事だったわけだ。ちなみに、カール・マルクスの「資本論」第1部が出版されて今年で150年目を迎えた。来年はカール・マルクス生誕200年も控えている。
神を信じる者から見れば、神の存在を否定する共産主義世界は悪の台頭を意味する。ロナルド・レーガン米大統領(任期1981〜89年)は冷戦時代、共産主義世界を「悪の枢軸」と呼び、冷戦時代を「善」と「悪」の最終的闘争と受け取っていたほどだ。
無神論国家に対する征伐はキリスト教圏では『善行』である
中東の例を挙げるまでもなく、理神論国家との闘いは厳しいものになります。
それでもアメリカ人にとって共産主義国には信仰がないから、征伐するのは楽勝とでも考えているのかも知れません。
信仰心こそが西側諸国の団結の根拠であり、共産主義国家に対する優位な点だと考えている。
しかし、宗教を否定している共産主義国家であっても、信仰対象はある。
中国では共産党であり、北朝鮮では金一族です。中国は毛沢東並みに習近平の神格化を進めるようです。
人が人を信仰する(妄信する)というのも変な話ですが、日本の江戸時代でもそうであったように近代以前の封建社会ではどこもそういう形態です。
部族間の諍い(いさかい)が絶えないイスラム世界では、まとめ役として神の代理人が必要だったのです。
中国だってロシアだって「神の代理人」による絶対君主方式が最良なのです
それをキリスト教から見ると(キリスト教の)神を信じない者どもの野蛮な国として見えると言うだけ。
神の存在を認めないのは、野獣か悪魔として無意識に植え付けられているからです。
参考ブログ「ウィーン発コンフィデンシャル」
http://blog.livedoor.jp/wien2006/archives/52190530.html
2017年10月28日06:00無神論者の生年月日はいつ?
全ての人には生年月日がある。様々な事情から、生年月日が不明なケースも考えられるが、本人が知らなくても誕生日は必ずあるはずだ。それでは無神論者はいつ生まれたのだろうか。読者と共に考えてみたい。
Adam_and_Eve
▲「エデンの園」から追放されるアダムとエバ(ジェームズ・ティソ画)
無神論者は神の存在を信じない人々の総称だが、ここで注意しなければならない点は、神が存在したとしてもそれを信じない人々と、神の存在そのものを信じない人々の2通りがあることだ。「私は神が存在するとは信じない」、「神が存在していても、それは私とは関係がない」、「神の有無論争は意味がない。神は存在しないからだ」など、さまざまな解釈が出てくる。
人類の始祖アダムとエバは「取って食べてはならない」という神の戒めを破り、「エデンの園」から追放された。長男カインは弟アベルを殺害し、同じように追放された。しかし、「創世記」を読む限り、彼らは神のいない世界に追放されたのではなく、神の愛を直接受け入れることが出来ない世界に追われただけだ。その意味で、アダム家庭もカインも基本的には無神論者の先祖とはいえない。実際、神は追放したカインに対して暖かい言葉を投げかけている。「エデンの園」からの追放は罰であって、神の世界からの決別を意味しないはずだ。
それでは、神を信じない人生観、世界観がいつ生まれてきたのだろうか。「創造の神」は同時に“妬みの神”(出エジプト記20章)でもある。だから、旧約時代の歴史は常に異教との戦いが続く。その戦いは、神を信じる人々と神を信じない人々の戦いではなく、「神」を信じる人々と「他の神」を信じる人々の戦いだった。だから、積極的な無神論の芽生えは見られない(「『妬む神』を拝する唯一神教の問題点」2014年8月12日参考)。キリスト教時代に入っても異教との戦いは免れなかった。キリスト教の十字軍戦争も「神」と「他の神」の戦いだった。
イスラム教の創設者ムハンマドが生きていた時代、無神論者は存在しただろうか。異教の神を信じる人は周囲にいただろう。ムハンマドは西暦622年、メッカを追われてメディナに入ってからは戦闘や聖戦を呼びかけているが、無神論者への戦いを呼び掛けたわけではない。ムハンマド時代、敬虔なイスラム教徒は無神論者が存在するとは考えもしなかったのではないか。
明確な無神論世界の登場はやはり史的雄物論の登場まで待たなければならない。カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスが「共産党宣言」を公表し、唯物主義が台頭し、神は追放され、「宗教はアヘン」として蔑視されていく。人は精神的存在ではなく、高度に発展し、進化した物質的存在と見なされていった。ここに無神論者の産声が聞かれる。その意味で、共産主義思想の登場は歴史的出来事だったわけだ。ちなみに、カール・マルクスの「資本論」第1部が出版されて今年で150年目を迎えた。来年はカール・マルクス生誕200年も控えている。
神を信じる者から見れば、神の存在を否定する共産主義世界は悪の台頭を意味する。ロナルド・レーガン米大統領(任期1981〜89年)は冷戦時代、共産主義世界を「悪の枢軸」と呼び、冷戦時代を「善」と「悪」の最終的闘争と受け取っていたほどだ。
しかし、共産圏は崩壊していった。フランス作家ミシェル・ウエルベック氏は独週刊誌シュピーゲル(10月21日号)とのインタビューの中で、「信仰はいかなる政治的イデオロギーより人間に強い影響を与える」と述べている。その主張を裏付けるかのように、共産主義イデオロギーは神を信じる宗教の力の前に崩れていく。アルバニアのホッジャ政権は1967年、世界初の「無神論国家」宣言を表明したが、冷戦後、同国で若い世代を中心に急速に宗教熱が広がっているのは決して偶然ではないだろう。
それでは、神を信じる世界観の勝利で「歴史の終わり」の到来となったのだろうか。現実はそうではない。神を信じる人々にとって状況はひょっとしたら冷戦時代より悪化してきたかもしれない。無神論者は死んでいなかったのだ。
冷戦終焉後、民主化運動の原動力となった旧東独のドレスデンで福音派教会から信者は去り、ワシントンDCのシンクタンク「ビューリサーチ・センター」の宗教の多様性調査によると、チェコでは無神論者、不可知論者などを含む無宗教の割合が76・4%で、キリスト教文化圏の国で考えられないほど高い。この事実は何を物語っているのか。
不可知論者が欧米社会で広がっているが、彼らは無神論者ではない。積極的な無神論者にもなれないが、神を信じる敬虔な人にもなれない人々だ。だから、不可知論は積極的な唯物世界観を提示した共産主義を上回る世界観とはなりえない(「欧州社会で広がる『不可知論』」2010年2月2日参考)。
それでは、共産圏が崩壊した後も、なぜ無神論が存続し、成長し、拡大してきたのだろうか。科学の急速な発展が神を追放したという主張も聞くが、多くの著名な科学者は神を信じている。科学の発展が神を追放したという論理は事実とは一致しない(「大多数の科学者は『神』を信じている」2017年4月7日参考)。
考えられる唯一の答えは、共産主義は終焉せず、別の形態で存続し、21世紀に入り、潜伏期間を終え、地上に再び顔を出してきたということだ。別の形態とは、「神は死んだ」と宣言したドイツ哲学者フリードリヒ・ニーチェ(1844〜1900年)が予言していた虚無主義だ。神学の知識で近代法王の最高峰といわれてきた前ローマ法王べネディクト16世は、「若者たちの間にニヒリズムが広がっている。神やキリストが関与しない世界は空虚と暗黒で満ちている。青年たちは無意識のうちにニヒリズムに冒されている」と警告を発したことがある。ニヒリズムは「死に至る病」だ。
共産主義の影で潜んできた悪魔は今、最後の戦いに挑んでいるのではないか。虚無主義がその武器だ。現代人は今、「神」も「悪」も意味を失った虚無な世界に立たされている。
最後に、米国のサスペンス映画「ユージュアル・サスぺクツ」(1995年作)の最後の場面で俳優ケヴィン・スペイシーが演じたヴァーバル・キントが語る有名な台詞を紹介する(スペイシーはこの役でアカデミー助演男優賞を得ている)。
“The greatest trick the devil ever pulled was convincing the world he did not exist”
(悪魔が演じた最大のトリックは自身(悪魔)が存在しないことを世界に信じさせたことだ)
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Sunday, October 29, 2017, 11:25 AM
10/29 雨 10時 浅草での空間線量は44ベクレル/立法メートル
私の師匠副島隆彦は常々、「本はタイトルで8割売れ行きが決まる」と言っています。だからゲラが仕上がってもタイトルと装丁は出版社と最後までケンケンガクガク(ATOKではなぜか変換できない・・・)な話合いをされています。
タイトルとコピーや帯へのこだわりは宝島の編集者であった経験からです。
昔、副島先生と同じく席を並べていた橘玲(たちばなあきら)氏も同様です。
最近のベストセラーでも『言ってはいけない 残酷すぎる真実』、『タックスヘイヴン』、『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』、『マネーロンダリング』などなど刺激的で興味あるタイトルばかりです。
売れる本はタイトルが光っているのです
昨年のベストセラーは『どんなに体がかたい人でもベタッーと開脚ができるようになるすごい方法』(Eiko サンマーク出版)なんだそうです。
JR山手線の車両の中に広告が貼付けられていたので、誰もが目にしたことがあるでしょう。サンマーク出版って実用書ばかり出している出版社です。この出版社の斜め前に住んでいたことがあるのでなんとなく親近感があります。
もうひとつ言えば、大半が地味な内容をけばけばしい装丁で売っているというイメージ。
ベタッーと開脚本も中身は普通の柔軟体操で、実は誰でもできるものではないんですけどね。
毎日開脚運動をしていけばいつかはベタッーとなるという身も蓋もない内容・・・
しかし売れれば官軍であることが出版業界ですし、著者も編集者も威張れます。
中身がよいのに売れ行きが悪い本を例として挙げてみましょう。知り合いの編集者が作った最新刊です。俺だったら絶対に採用しないタイトルとしての例です。
自転車物語・スリーキングダム/バトルフィールド (角田安正著 八重洲出版)
さてこれは何の本であるかすぐに理解できるでしょうか?
元々は「自転車三国志」にしたかったそうです。まだ自転車三国志/自転車戦国時代のほうがまだマシだったんじゃないか?
この本は自転車業界に長年携わった方が業界の内側から世界と日本の自転車業の興亡を描いたノンフェクションなのです。
ブリヂストンサイクルの元副社長サンがまとめた資料的価値は認めます。
かつて輸出企業として輝いていた日本の自転車業界もグローバル経済下ではいまや風前の灯火。安物は中国製、高級車は台湾製で国内メーカーの縮小撤退倒産が相次いでいます。
組立産業の行く末はどのみち同じ路を辿る
そのように読んでもらえれば、日本のGDP10%を支えるトヨタなどの自動車メーカーも20年30年後はどうなっているかはわかりません。
SONYは本社機能を日本から海外に移しつつあるという話もあります。(本社もアメリカに移転するという噂は昔から在ります)
需要があって生産体制が整う場所に移っていくのは工業の宿命です。
第二次大戦後、世界中でうじゃうじゃ湧いた中小の自転車工業は1970年代に日本が覇者となりましたが、いまは台湾と中国です。しかしそれも移ろっていくのでしょう。
良い本なので日経新聞や日刊工業新聞の書評で取り上げたら良いのにと思うのですが、なんせタイトルが捻りすぎているので売れないのです。
もったいない話です。「伝わる人は1行でツカむ」(川上徹也著 PHP文庫)は読みます。
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Saturday, October 28, 2017, 12:10 PM
10/28 曇 10時 浅草での空間線量は44ベクレル/立法メートル
ニュースで今日から始まる東京モーターショーを紹介していました。東京ビッグサイトですがかつては幕張メッセでやってました。
幕張時代に一度だけ観に行ったことがあったのみです。
どのメーカーも電動自動車を全面に出して、自動運転をアピールしています。
ハンドルがないのとか、会議室や茶の間がそのままクルマになってしまうのとか未来的な提案がなされてます。
ニュースでは内燃機関は全く取り上げられていません。
しかし動力がガソリンエンジンにしろ電動にしろ、人工知能(AI)を採用した新商品が出てくることはもうまもなくでしょう。
すでに安全装備として各社最優先で開発していますから。
オートマチックが当然となり、カーナビが当然となったのですから、AI付も当然となるのは自明です。
問題は法律も社会基盤も全く対応しようとしていないこと
充電ステーションの設置から供給する電力をどうするか、自動運転中の事故の責任はどうなるのか、危機回避の判断をAIでさせていいのかという深い問題があります。
衝突が避けられない状況で、目前に老人、脇には子供たちがいる。ハンドルを切れば子供に衝突するならば直進できるかというような話。
それなら子供たちに危害を与えない方を選ぶべきだろうと断言は出来ません。老人といっても国家的なVIPだったとしたらという仮定の話が永遠に続き結論はでません。
そうなると結局は命の価値とはなんだろうという話になってしまう。もちろん命が平等なんて誰もが思ってはいませんが、建前ではいちおう平等と言うことになっています。自分の命が最重要であることは言うまでもない。
中国はちゃくちゃくと社会基盤を整えている
権力を集中させた習近平国家主席は電気自動車の普及のために火力を取り壊して風力発電、原発を中国全土で建設させています。
きたるべき電力需要が急増することに備えているのです。法律の整備はとりあえず走りながら考えろと言うスタイル。
日本では法律や官庁が口を挟んでくるでしょうから、まずは新製品を中国で試すことがいちばんデメリットがない。
いくら総理大臣がハッパをかけたところで三権分立が建前の日本では出来ない芸当です。
総理大臣といえども信号機ひとつ赤に変えることができません。
中国は共産党上部の役人の一声で通行止めだろうがなんでもできます。品質はどうであれ新幹線だって必要ならば一年で線路を完成させた。
日本は人工知能や交通網計画では大差を付けられている
モータショーのニュースを観ていて、そう感じました。自動車メーカーは市場としての日本に期待していないことがありありとわかります。出展数も規模も世界のモーターショーとくらべて少ない少ない。
東京モーターショーは世界から見れば、単なるローカルな展示会にすぎないのです。テレビを観たかぎりではショボイ展示内容だ。
国家を挙げてのバックアップ体制と民間企業に投げっぱなしの日本とでは勝負は明らかです。
さらに社会構造、生産体制、インフラ整備、法律まですべてひっくるめて電動自転車へのシフトをするのですから、中国天下は続くと思います。
習近平さんは毛沢東と並ぶ指導者として後世では評されるでしょう。
政府首脳が超一級の頭脳集団である中国共産党指導者群と馬鹿ボンクラの烏合の衆にすぎない日本政府とは月とすっぽんですなあ。
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Friday, October 27, 2017, 11:06 AM
10/27 晴 10時 浅草での空間線量は40ベクレル/立法メートル
新聞には学校のいじめや教師の不誠実な指導によって子供たちが追い詰められて自殺や不登校に走る問題が載っています。
お子さんのいるご家庭では関心が高いでしょう。
スマートフォンの普及でSNSがイジメの温床となっている
これが最近のイジメのトレンドです。しかし実体は昔と変わらず陰口と無視・仲間はずれ
仲間はずれを現代っ子はとても怯えるため、同調圧力が強いのです。
私のような天の邪鬼でつるむことが大嫌いな性格の子供ではあっというまにいじめの対象になるでしょう。
実際に中学校や高校ではストレスが溜る記憶しかありません。思春期の頃が楽しかったという人は幸せか、脳天気な性格でしょう。
学校でも押し固められて、放課後もSNSで同調を強制されるなんて、今の子供たちは不幸だなあ
子供にはスマホをいじくるよりも、もっとやるべきことがたくさんあるだろうに。
教師や学校の体質という矮小化した問題ではない
すでに一律教育という安易な教育制度が破綻しているのです。つうか元々から生徒の均質化だけを目的している公教育が間違いであると思います。
私は校内暴力が盛んであった金八先生世代です。
なんで勉強したい奴を妨害する奴等と一緒に机を並べなけりゃならないのだろうと思ってました。
教室はボロボロ、トイレはたたき割られていて使用できない。音楽や美術・技術の授業はまともに開かれたことは一度もありませんでした。不良達が乱入して騒動していくからです。
竹刀をもった体育教師が巡回して、一瞬だけ静かになります。その繰り返し。
そして騒動グループに所属しないといじめの対象になるので、ボイコットには同じように行動しなければならない。あ〜馬鹿らしい。
糞味噌いっしょくたに教室に押し込めるから質は下がる一方
関東圏では公立学校は親であれば通わせたくないのが本音です。東京都の職員の方でさえ都立高校には隔離施設か精神病院みたいなところがあると言ってました。
授業崩壊というレベルじゃない無法地帯の掃きだめ収容所w
高卒というスタンプを貰うだけの認定機関でしかない。
私立中学を選ぶ理由は退学という手段がある、ただその一点だけです。
だから宗教が母体だろうが、森友学園のような思想が設立経緯だろうが、まずは私立であることが優先なんだと、親としての本音を聞いたことがあります。
文科省の最大の罪は均質で一様を強制したこと
これに尽きます。そして公立・私立問わず天下り先として小中高大すべてを配下にしていること。
官僚達のお手盛りでどんどん歪んで、建前だけが闊歩する日本人にとっては最大の不幸を招く結果となったわけです。
安倍晋三のモリカケ問題を追求するなら文部科学省も徹底的に解体せねばなりません。
義務教育制度を文科省以外にも開放すべきです。
たとえば中学校あたりから工業系、農林水産系、兵学校、芸術系というように各省庁もエリート養成選抜機関を持つべきでしょう。
もしくはフリースクールを自治体や政府は支援するか、自前でフリースクールを設立すべきです。
そこには教職免許だとか認定教科書だとかいう文科省(と傘下の教育委員会)の縛りを撤廃すべきです。
文科省と教育委員会が存在するかぎり日本の教育レベルはいつまでも進歩しません。
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Thursday, October 26, 2017, 12:51 PM
10/26 晴 10時 浅草での空間線量は34ベクレル/立法メートル
近代社会への変革の契機となったドイツのマルティン・ルターによる宗教改革から、今年は500年目にあたります。
改革というと何か良いことのように錯覚をおよぼします。これが日本の教育の弊害。
宗教とはキリスト教カトリックですし、改革とは反体制の過激運動です。
これが北ヨーロッパでプロイセンを中心とするドイツがヨーロッパ一の強国へとつながる原動力ともなります。
普墺戦争(1866)や普仏戦争(1870)も旧来の宗教勢力国家との覇権争いという側面があると考えています。
宗教改革ははたして良かったのだろうか?
記事にあるように、聖書を最高の権威として原理主義の面もあります。
教会の門に貼付けた「95ヶ条の論題(95 Thesen)」がグーテンベルグの印刷機で瞬く間にドイツに広まった。
それは聖職者であったルターの長年の疑問であり、本人もそれが大騒動になるとは思っていなかったと言われています。
しかしそれが人々の口を経て伝わり始めると、大きなムーブメントとなりました。
催眠術が解けたかのように、自分たちが搾取されていることを自覚し一斉に権威への反発が湧き起こったのです。
こうしてキリスト教による封建制度が崩れたことで近代社会が成立したと語られることが多い。
しかし聖書解釈で宗派が乱立し、それはカルトにもなった
権威主義のカトリックに反発して、すべての権威を拒絶することがプロテスタントの基本姿勢です。
唯一実在したと信じるイエスと彼が遺した聖書のみが拠り所であるという教義です。
しかしその解釈は様々で分裂や新興宗派が生み出されました。
ユダヤ教へ先祖返りしたとも言えます
統一教会などはアジア土人的な怨念や輪廻という要素を加えて極悪なカルトとなりましたし、アメリカでは福音派は聖書を絶対視する原理主義的な面を持っています。
プロテスタントは元々から国家社会主義的である
元来ユダヤ教自体が民族主義の社会主義的な教義ですから、聖書に則った
プロテスタントには反体制・反権威主義が昂じて社会主義的な思想が根底にあります。
カトリック国家はどちらかというといい加減な国民性で、あんがい暮らしやすそうに思えます。一方プロテスタント国家は法律やルールが口やかましいし、相互監視で暮らしにくそうです。
交通規則からゴミの分別収集、原発を全廃とみんな右向け右を強要させられます。
自転車で歩道を走っていたら爺が猛烈に怒ってきましたもの。(ドイツでは自転車は車道か専用道を走らねばならない)
仕事でも昼の2時には郵便局やお役所は終わります。週32時間以上は働かない。もちろん一般企業も右に倣え。
あとシリア難民が大量に流入していますが、職場には雇用の最低の割当が政府のトップダウンで伝えられるのですが、それを社員は何も文句は言わない。
言葉がしゃべられなくても、掃除やコピー係といった雑用で雇用するのです。それを誰も文句を言わないんですね。
文句を言われるのは、たとえば勝手に自分のゴミ箱を捨てにいくと、同僚からそれは他人の仕事だろとたしなめられる。
せっかくゴミ捨てやコピー取り、お茶係という雇用を作ったのにその規則を破ってはダメなのです。これがドイツ人気質であり、非常に社会主義的な思想が根深いです。
だからドイツのメルケル首相はロシアと中国にも好意的なんです。過去の首相もほぼ社会主義者です。
プロテスタントはリベラルの源流と思われてますが、それも限界だ
教会の権力が消えても、実際はトップダウンによるがんじがらめの社会であって、不平不満はマグマのように溜まり続けていくのです。
ドイツやフランス、オーストリアでも右翼勢力が日増しに大きくなっていきます。
500年の時を経てプロテスタント勢力が少数派閥となる日もそう遠くないと感じます。っていうかキリスト教はカトリックもプロテスタントもローカル宗教になってくれと願ってます。
キリスト教はニーチェが指摘したように「社会悪」です
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Tuesday, October 24, 2017, 10:45 AM
10/24 晴 10時 浅草での空間線量は34ベクレル/立法メートル
新聞は総選挙の後講釈ばかりで面白くもないので、何か読める部分はないかと探したら、埋め草的な記事がありました。
(空いた紙面を埋めるためだけの記事を「埋め草」と呼ばれます)
日本は古来から政治の区切りを元号で切替えてきた
天皇が変わるたびだけではなく、天災や政権争いによる治安悪化などでも簡単に変わる。
そのため年号が変わると人々の意識だけではなく、実際に社会にも変化があります。
江戸時代でさえ300年間で33回元号が変わっている。10年も満たない間にコロコロと変わる。
それは将軍が変わった以外にも疫病が流行ったり大火があったりという理由です。
さて、平成も来年30年で終わりを迎えようとしています。
平成生まれは若い世代という意識から、旧世代になります。昭和は旧旧世代。
”世代”という感覚は西洋と日本では異なることは言うまでもない
海外では60年代とか90年代と西暦で区分されていますが、日本人にとってはぜんぜんピンと来ないです。
1990年代以降は不毛な時代です。日本人にとっては失われた30年で、このまま失われっぱなしが続くのではないかという錯覚さえ覚えます。
記事のあるように、山も谷もないのっぺりとした時代でした。(すでに過去形です)
インターネットにより均質化した世界
ネットの発達で便利になった反面、物質面でも精神面でもすべて同じ方向に向いてしまったと後世で平成時代は評論されるのではないでしょうか。
西洋では2000年(ミレニアム)前と後という意識でしょうが、日本はありがたいことに2000年から18年目で”2000年代”に一区切りをつけることができます。
我々に2040年とか2050年とか言われてもピンと来ませんが、平成から20年後とか30年後と言われると「あぁこんな時代になっていくのだな」と薄々感じることができる。
元号改正は国民の国家意識に顧みる機会を与えてくれる
この記事で無政府主義的な思想の蔓延を防ぎ、国民の連帯感を醸し出すのだと締めくくっています。
アメリカやヨーロッパで反政府的な活動が目立っているのは、暦に区切りが無くダラダラと数字が続いていくからでしょう。
盛り上がりのないのっぺりとした時間の経過だけが示されていると、現在が長久の歴史の一瞬でしかないという諦観に近い感覚です。
記事にあるように新旧の区別がないので、現実で生きているという実感が薄くなるかもしれない。
だったらネット空間でも一緒じゃないかというのが、現在の若者気質です。潜在的なアナーキスト。
私は元号改正に大賛成です。この自民党政権がまだ当分続くのですから、既定の元号改正ぐらいは良いニュースです。
平成という時代を振り返って、良い方向に日本人が覚醒してくれるものと期待します。また自分もそうありたいです。
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Monday, October 23, 2017, 10:45 AM
10/23 曇 10時 浅草での空間線量は33ベクレル/立法メートル
中心気圧が近年では低い方になる台風21号(LAN)を気圧計で測ってみました。
関東通過後(朝7時)には970hPaでした。通常は針は垂直方向ですが、昨日は一気に右側(気圧が低い方向)に動きました。
夜中の2時に目が覚めたのでも980hPaでした。風雨は収まり南風で急に蒸し暑くなったので目が覚めたのです。
970hPaってのは高度計で読むと、だいたい地上300m程度です。東京タワーの高さです。
それほど東京タワーの展望台と聞くと気圧は低く感じませんが、それでもなんとなく身体がフワフワと軽く感じます。
940hPaぐらいとなると、地上600mぐらいと同じでスカイツリーの高さになります。
ここらへんになると災害は必須レベル。
普通台風一過でカラッと晴れ上がるものでしょうが、どんよりとした曇り空です。
部屋の洗濯物を久しぶりに外に干しましたが、やっぱり生乾きです。
腕時計にも気圧計は付いていますが、登山ではこういうアナログのほうが見やすいです。
過去ログ:気圧計(高度計)はアナログに限る
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Saturday, October 21, 2017, 12:32 PM
10/21 雨 10時 浅草での空間線量は34ベクレル/立法メートル
読売の人生相談です。鍋に自分の箸を突っ込む上司のおかげで食べる気を無くすという相談です。
ふ〜ん、そういう感情を持っている人がいるのだなあと思いました。
大皿料理ではそれぞれに箸が添えてあり、さすがに自分の箸を使うのは行儀が悪いと感じます。
せっかくの料理が他の料理の箸で見た目が汚れてしまうことを防ぐためでもあります。
衛生面でも取り皿にとる場合はそれぞれの取り箸を使うのがよいこともわかります。
鍋料理には取り箸を使うのがマナーなのだろうか?
鍋料理には食材をいれるために菜箸が添えてあることは通常ですが、鍋に取り箸をつかって摘む人は多いのでしょうか。
取り箸を鍋を囲む人が回しながら食べるという風習を見たことがないのです。
たとえば時計回り、反時計回りに箸を回しながら食べている人達がいるのでしょうか。
鍋は一斉に箸でつっつくのが普通だろ?
相談者は30代の男性です・・・あ〜一人っ子で無菌培養されたような男なんだなあと感じました。
たぶん水道水よりもペットボトルで育ったんでしょうね。
でもボトルに直接口づけて飲むことは以前では下品な飲み方でした。
幼い頃アメリカの映画でビール瓶を直接のんでいる姿にびっくりしました。
やがて日本でも小瓶を直接飲むのが流行ったし、スポーツバーなどではコップなんか出てきません。
あれはわざと下品な飲み方がナウい(笑)からなんでしょう・・・
コップに注いで飲むことがいつ頃から消えたのだろう
私はキャンプが好きでしたから、一つのテントで回し飲み/回し喰いが通常行為でした。
水がないところだと、洗い物が増えることは厳禁だったからです。
山の中ではたばこ一本も数人で回しのみw
まあそんな人ばかりではないのでしょうが、兄弟が多い家族では取り箸でちまちましている内に喰われてしまう。
しかし相談者のように、他人の箸が鍋を引っかき回していることに不快と感じる人もいることを知りました。
生存競争に無縁な育ち方をしていれば、他人の箸が不潔だと感じるのでしょうね。
箸の尻(逆さ箸)で取り分ける行為はマナーなのだろうか?
私は直箸よりも、箸の尻で取り分けることにあまりいい気はしません。
手で握った部分で取り分けられる方が不快です。それとあまり上品さを感じないから。
取り箸があればそれを使うか、なければお皿を渡して取ってもらうほうが気が利いているのではないかな。
いや、若い女性なら直箸のほうがずっといいかw
喰い方が汚いやつと同席することが不幸の始り
鍋の直箸論争よりも、食べ方が汚い人っていますよね。箸がまともに握れない人、なんでも突き刺して食べる人
口に放り込みながらしゃべる人・・・
お箸の使い方は育ちを語ります。
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Friday, October 20, 2017, 12:31 PM
10/20 雨 10時 浅草での空間線量は40ベクレル/立法メートル
日産自動車の検査がずさんだったという記事を読んで、実際にカルロスゴーンが乗込んできた時期に日産本社にいた知り合いの話を思い出しました。
単純な話、コスト部門を縮小させるか外部委託にして固定費から外すだけの経営手腕だったのです。
日産は設計部門まで切り離した
もうねえ、本社の人間が呆れてました。メーカーにとって設計部門は命運を分ける重要な組織です。
そして情報漏洩をいちばん警戒すべき場所。
まさか重要な情報管理部門も外部委託まで切り離さないだろうと思ったら、ゴーンは設計部門の人員を整理して、外部から派遣社員を入れたり、外部委託にしたというのです。
設計図の保管庫、それは真っ先に外部委託になったと自嘲していました。
保管室には中国人・韓国人が自由に出入りしてましたとさ
社内でいくら極秘でもいくらでもコピーして持ち出せる状況だったのだとか。
これでどんどん韓国メーカー、中国メーカーに機密が漏れていった。
とうぜん生産現場でも生産性を高めろという通達だけが通って、生え抜き社員よりも安価な派遣労働者ばかりになった。
技術の日産はどこへやら・・・
品質管理部門は真っ先に淘汰の対象となった
日産自動車はあまり知られていませんが、固体ロケット製造部門をもっていました。
この部門をゴーンは利益を生まない部門と断定して、IHIに売却しています。
ロケットには高い品質管理技術が必要不可欠なのですが、そういう人材も流出していきます。
社内に残っても利益を生み出さない居候扱い。つまり”冷や飯食い”として社内をたらい回しにされているのだそうです。
ゴーンの頭の中は儲けているかいないかしかない
だから事務職員や管理者は利益を生まないお荷物扱いなんだとか。
こんな会社やってられねえやと退職する人も多い。社内モラルがゴーンが来て一気に下がったと言ってました。
日産自動車の労働組合は左翼活動家の牙城
あともう一つの日産の癌は労働組合です。昔から左翼過激派がいる質の悪い連中に牛耳られている。
生産現場は労組天下です。だから品質管理の手順など一つ二つ省いても現場では全然反省などしません。高杉良「労働貴族」を読めば日産の労働組合がどれだけの屑の集まりなのかがよくわかります。
三菱自動車も加わえてさらに混沌をましているように見えます。
カルロス・ゴーンとは何者だ?
ロスチャイルド家が送り込んだ代理人です。フランスの自動車メーカー(ルノー、プジョー、シトロエン、ミシュラン)の再編に日産と三菱を加えた大連合のためだけに来た男です。
だから斬り捨ててくっつけるという作業しかしない。単なる整理屋です。
完成車の試験に手抜きがあったとしても私は驚きません。
だってフランス車なんて品質はめちゃくちゃだもの
ラテン系の人種の工業製品はかつての中国製とたいしてかわりません。仕事は大雑把、休みばっかり、多人種です。
フランスから直輸入で機械部品(自転車部品)を買ったことがありますが、届いたときは中古品かと思いました。
段ボール箱に新聞でくるんだだけ。部品同士が擦れ合って傷だらけ。文句つけても返事もしません。(何度もメールしたらやっと返事はありました「新品だよ」とだけ)
壊れたと言ってもそりゃ運が悪かったなあで終わる気質です。実はその部品は二度破損しています。
このようにルノー、プジョー、シトロエン、ミシュラン(タイヤ)も信頼してはなりません。
昔、六甲山でシトロエンがオイル漏れでブレーキが効かなくなったもんね。
これがグローバリズムってやつですよ
フランス人+共産主義者って増長するだけの最悪な組合わせですわw
自意識だけは一級品です。
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Thursday, October 19, 2017, 12:43 PM
ここ浅草には連日たくさんの外国人が観光しています。そしてスマホで必ず撮っているのは
電柱で連なる電線と密集する信号機
なんです。若者達がかならず空に向けて写真を撮っているのです。
密集地なので歩道はないし、その頭上には電線・電話線・CATVがカオスに垂れ下がってます。
かつての香港の名物風景であった九龍城(くーろんじょう)でも思い起こさせるのでしょうか。
中国人がノスタルジーで撮っていくw
日本ってスラム街みたいなところばっかりだと紹介して、それをまた別の観光客が発信していく。
世界の主要都市では100%の地中化率です。北京でも3割です。
ちなみに東京は1%
インフラは国家がすべきであり、そのためには国家計画が優先する法体系になっていなければなりません。
戦後の日本は個人ばかり強調されて、そういう視点が一切ない。
電柱一本埋められない国家体制は合理的と言えるのか!?
いうまでもなく法律の根源となる憲法は改正どころか全部作り直すべきだと思います。
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Thursday, October 19, 2017, 12:08 PM
10/19 雨 10時 浅草での空間線量は44ベクレル/立法メートル
原子力規制委員会が福島第一原発のタンクに溜められている処理済みの地下水の放流を勧めています。
処理済みの水は早急に原発沖に放流すべきだ
これは私もずっと思っています。
いまや原発周辺広範囲はすべて鉄製タンク置き場となっています。
たぶん日本最大のコンビナートよりも大きいのではないですかね。どんどん流れ込む地下水をくみ上げては溜めているので増え続ける一方です。
粗製急造のタンクと配管だらけです。
こんなものに耐久性もあったものじゃない。
溜められている水は放射線量が検出されるといったって、数百数千ベクレル程度で「汚染されているとは言えないレベル」です。
こんなのを海に流したって検出不可レベルになってしまいます。
そのため原子力規制委員会が東電に対して放流を勧告しているのです。
それじゃあ、なぜ東京電力は賽の河原の石塔を積み上げるような作業をしているのでしょうか。
こたえは簡単
左翼政治家・暴力団からの強請(ゆすり)を警戒しているから
借地代として、作業員代として、漁業林業への補償費として莫大な金が東京電力から
噂ですが地元有力者(つまりヤクザ)には最低でも1億円は手渡されているとのこと。
さらにその分け前を狙って左翼代議士と弁護士が跋扈して、補償費として1人あたり数千万円はかっぱらっているとのこと。
安普請の貯水タンクは札束の山にしか見えない者どもばかり
それを東電もわかってやっているフシがあります。水の如く札束が投げ込まれているわけです。
放流すればまた新たな補償を求める輩(これもまたヤクザ政治家)が沸いてくることを危惧しているのでしょう。
もちろんその金は電力料金として支払っている我々の懐からです。
あ〜あ、やだやだ。
中国の習近平氏の強権体制がうらやましいです
放流してますが何か問題でもありましたか?それだけで済むのですから。
ちなみに中国は安価な電力を全国津々浦々に供給するために300発の原発建設を予定していますし、十数カ所の原発を建設中です。
最新原子力発電所が稼動し始めたら日本の1/10以下の電力料金ですから、社会生活でも企業競争でも日本は二等国以下になります。
社会インフラの建設維持には強権独裁しかない
アメリカは停電もよくあるし、道路はガタガタ、電車はボロボロでのろい。
日本もそれに向ってます。
現在のアメリカは10年後の日本の姿です。
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Tuesday, October 17, 2017, 12:52 PM
10/17 雨 10時 浅草での空間線量は48ベクレル/立法メートル
アメリカとイスラエルがユネスコの脱退を表明しました。
拠出金のトップのアメリカが抜けてイスラエルも追随したことで日本の動向にも注目されました。
左翼メディアは批判しており、ユダヤ系メディアは称賛しています。
そもそも国連は第二次大戦の戦勝国連合であるので、日本はいつまでも危険国家として白眼視されています。ここにいくら拠出金を出したところで日本の影響が強まることはない。逆に警戒されるのがオチです。
それをいくら外務省がいら立っても無駄なことです。
金(主軸通貨)と力(軍事力)がないと国際社会では無力ですが、その役割を中国が虎視眈々と狙い、着実に歩を進めている現状。
ユネスコは民族対立の遺恨を増長させるだけ
国際的な認知を鬼の首を取ったように有り難がることは日本の悪癖だと思います。
世界遺産など食品業界のモンドセレクション(金を出して審査して貰ってもらう認定書)みたいなものです。
しかも国連もふくめユネスコも腐敗しきった組織であり、賄賂さえだせば学術的な検証もなく一方的なお墨付きを与えます。
人気ブログ トトメス五世を転載しておきます
2017年10月15日08:16
アメリカとイスラエルがユネスコ離脱 ユネスコの腐敗が原因
アメリカとイスラエルがユネスコ離脱
2017年10月12日にアメリカ国務省は、2018年末日でユネスコ(国連教育科学文化機関)から離脱すると表明した。
数時間後にイスラエルのネタニヤフ首相も、アメリカの勇気ある決断を称えながら、離脱を表明しました。
米国務省は2019年以降もオブザーバーとしてユネスコに関与していくと説明しました。
アメリカはユネスコ分担金の22%(8千万ドル)を占める最大拠出国で、離脱すると日本が最大拠出国になる。
両国が離脱する理由として挙げたのは、ユネスコがイスラエル・パレスチナ自治区の「ヘブロン旧市街」を世界遺産に登録する事です。
ヘブロン旧市街にはエルサレムの聖地「神殿の丘」にアブラハムの墓地があり、旧約聖書にも登場します。
アブラハムはキリスト教・ユダヤ教・イスラム教にとって重要人物だが、パレスチナ占領区にあるため、イスラム教徒が管理している。
アブラハムの墓があるマクペラの洞穴は、イスラム教側とユダヤ教側に2分されている。
有名な「嘆きの壁」は神殿の外壁の一部であり、これらの場所ではユダヤ教やキリスト教の宗教行事が禁止されています。
このようにデリケートな場所にも関わらず、ユネスコは一方的に「イスラム教の遺跡」と断定し、世界遺産に登録しました。
例えて言えば韓国が占領した竹島を「韓国の所有物」として世界遺産登録したのに近く、その100倍くらいの物議を醸すでしょう。
なお韓国政府は本当に、竹島を世界遺産に登録する運動を展開しています。
ユネスコの政治化と腐敗
ユネスコは最近こうした国家間の対立に介入する事が増え、自ら対立を引き起こしているようにも見える。
ユネスコのイリーナ・ボコバ事務局長は、ユネスコの政治化が問題を引きこしているのを、湾曲に認めた。
ユネスコはヘブロン旧市街を単に世界遺産登録したのではなく、ユダヤ教とキリスト教を排除する形で登録した。
イスラム教との歴史的関わりだけに触れて、ユダヤ教とキリスト教の関わりは、意図的に排除された。
イスラム教の言語であるアラビア語でのみ表記し、ユダヤ教の言語であるヘブライ語では、一言も表記がないという。
これではユネスコは憎悪を引き起こすために、世界遺産を利用しているといわれても、仕方がないでしょう。
ユネスコは日本とも対立していて、2015年7月に「明治日本の産業革命遺産」の登録で問題が発生しました。
韓国政府が日本の植民地支配により、韓国人が強制労働された施設が含まれていると強硬に登録反対したからでした。
韓国側も済州島を世界遺産登録に申請していて、なぜか日本と韓国は双方に対する審査国になっていました。
ユネスコは賄賂で世界遺産を販売している
決定前日に日本と韓国双方が相手の申請を承認すると合意したが、当日の朝に韓国は約束を反故にしました。
議場で喚き散らす韓国代表に対し、議長国のドイツは順番を入れ替えて韓国を先に審査し、バカな事に日本は賛成しました。
すると韓国は絶対反対の態度をさらに硬化させ、条件として「強制連行と強制労働を謝罪して、強制連行謝罪施設を建設しろ」と要求しました。
日本はまた譲歩して参加国の前で植民地支配と強制連行を認めて謝罪し、強制連行謝罪館の建設を約束しました。
この事件のあとも中国が申請した南京事件の偽資料が事実として世界遺産登録され、「ユネスコが認めたから事実だ」と南京事件捏造に利用されています
ユネスコの世界遺産登録では賄賂と裏金が飛び交っているのは公然の事実であり、買収した人間はユネスコを政治利用しています。
こうした中で「ヘブロン旧市街」も審査員を賄賂と買収によって味方につけ、イスラム側が政治利用しています。
アメリカと日本は合計でユネスコ分担金の30%以上を払っているが、分担金は審査員のポケットに入らないので、何の影響力も持ちません。
分担金を支払っていなくても、審査員に直接1億円の賄賂を渡している国のほうが、日米よりずっと影響力があるのです。
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Monday, October 16, 2017, 11:43 PM
昨日は副島隆彦の学問道場定例講演会でした。
インターネットWebの初期から国際政治情報を発信している田中宇(たなかさかい)氏がゲストです。ネットでは(ウーたんと呼ばれてます)
田中氏は元共同通信で外信を紹介する記者でした。それをいまでもお一人でやっている職人のような方。人気ウェブですから一度は目にされた方も多いでしょう。
なんといっても新聞記者ですから固い表現が多いことも特徴です。
読者に目線を合わせるソエジマ流と読者を引き上げるウーたん流を双方が互いを評価することから対談が始まりました。
田中ウーさんは愚直な方です。あくまでも外国報道から、それをまず紹介して、それの解説をするというスタイル。
だからまず冒頭の記事を理解できないと、それにつづくウーさんの解説が理解できない。
田中ウー氏のWebは読者をけっこう選ぶんですよね。
でも私の回りに有料購読者がけっこうな割合でいることに驚きました。有料購読者は電子メールでも配信されてタイムラグがなく読めるのだとか。
田中ウー氏は元祖世界多極化論者です。
そのように世界が動いているという客観的な視点による解説です。
多極化を狙う人たちがいるのか、結果的にそうなったかは私には講演をすべて聞いたわけではなかったのでよくわかりませんでした。
懇親会の二次会までお付き合い下さってありがとうございました。
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Saturday, October 14, 2017, 12:26 PM
10/14 曇 10時 浅草での空間線量は56ベクレル/立法メートル
2000本安打まであと135本の巨人・村田修一選手が自由契約となりました。
ヒットが2000本というのはバッターとしての目標らしく、現在日本のプロ野球では50人しか達成していません。
まだ36歳ですから村田選手にとって出場機会さえ恵まれれば来期では充分達成が可能な数字です。
来期の活躍を期待しておきます。
さて、もう一人の注目選手は西武・菊池雄星(きくちゆうせい)投手ですね。
今日のCS戦の先発です。
負けられない初戦です。楽天も則本昂大(のりもとたかひろ)投手と両チームのエースピッチャーです。
熱戦必須です。
今夜昼の西武−楽天戦は大注目ですよ!
(追記)まさかデーゲームとは思ってもいませんでした。明日の準備作業ですっかり見逃しました。それにしても菊池選手完投で圧勝おめでとうございます。
(追記)楽天に負けてCS敗退となりました。来シーズンを期待しましょう。シーズンオフで身体を癒してください。
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Friday, October 13, 2017, 10:58 AM
10/13 雨 10時 浅草での空間線量は50ベクレル/立法メートル
外務省外交官であった孫崎 享(そんざきうける)が国難突破解散を解説しています。
2チャンネルのリンクで恐縮です
【孫崎享】瀕死の状態だった安倍政権は「北朝鮮」で支持率回復 リアリティ無い「国難」[10/13]
今回の衆議院解散は北朝鮮危機で支持率回復を狙っていることは言うまでもありません。そもそも国難と騒ぐ元凶の北朝鮮ミサイルは襟裳岬から2000kmも離れた太平洋に落下しています。
2000kmは東京−北京の距離です
2000kmはモスクワ−トルコのアンカラの距離です
それではなぜメディアは針小棒大に騒ぐのでしょうか?それはかつて米国軍需産業がアイゼンアワーを操った手法と同じです。
農協の新聞に掲載された孫崎 享の解説が優れているので転載します。
http://www.jacom.or.jp/nousei/closeup/2017/171012-33813.php
農業協同組合新聞
安倍首相の「国難突破解散」による衆議院総選挙が10月10日に公示された。安倍首相は街頭演説で北朝鮮の脅威を強調し国民の不安を煽り、安倍政権の継続が必要だと強調している。しかし、この大仰な「国難」の真相とは何か。孫崎享氏はそこに米国の意図があると指摘する。
◆「北朝鮮」で支持率回復
北朝鮮の脅威にどう対応するかは、日本の外交・安全保障政策の重要課題というだけではない。日本政治の動向にも深く関与する問題となっている。
9月25日、安倍首相は衆議院を解散する意向を表明した。その際、「少子高齢化、緊迫する北朝鮮情勢、まさに"国難"とも呼ぶべき事態に、強いリーダーシップを発揮する」と述べ"国難突破解散"」と訴えた。ここでいう「国難」とは北朝鮮の脅威を意味する。
北朝鮮の脅威が表面化する前、安倍政権は瀕死の状態にあった。毎日新聞は、7月22、23の両日、全国世論調査を実施したが、安倍内閣の支持率は26%で、不支持率は12ポイント増の56%だった。この支持率が持ち直したのは、北朝鮮問題の危機が先鋭化したからである。北朝鮮問題の危機と安倍政権への支持は表裏一体の関係にある。
北朝鮮は最近、ミサイル発射実験、核兵器開発を強化してきている。9月15日朝、北朝鮮からミサイルが発射され、北海道地方を通過し襟裳岬の東約2000kmに着水した。「襟裳岬の東2000kmに着弾」と聞いて、「大変だ」と思った人も多いだろう。
◆リアリティ無い「国難」
だが2000kmとは相当な距離なのである。東京−北京は2090kmである。米中関係が悪化して米国がハワイあたりから北京にミサイルを発射し日本上空を飛んだ時、日本国民が避難訓練するようなものである。ベルリンとトルコの首都アンカラが2030kmである。
ロシアが北極周辺からベルリンの上空を通ってアンカラをミサイル攻撃した時、ベルリンの住民が避難訓練をしているようなものである。これが「国難」の実体である。
北朝鮮が、ミサイルを持ち、核兵器を持ったからと言って、即、北朝鮮が日本を攻撃するわけではない。歴史を見てみれば、冷戦時代ソ連にスターリンがいて、中国に毛沢東がいた。彼らは核兵器やミサイルを持っていた。そして共産主義革命を目指していた。我々は「国難」と騒いでいただろうか。
◆国連憲章を踏まえるべき
北朝鮮のような中小国が核兵器を持った時にどのように対処するか。こうした問題は、核兵器が開発された時から、米国の軍事戦略家によって議論されてきたことである。こうした議論を踏まえ書かれた、核戦略論の古典的な本がキッシンジャー著『核兵器と外交戦略』である。
彼は次の様に記載した。
第1原則:核兵器を有する国は、それを用いずして全面降伏を受け入れることはないであろう。
第2原則:一方で、その生存が直接脅かされていると信ずるとき以外は、戦争の危険を冒す国もないとみられる。
第3原則:無条件降伏を求めないことを明らかにし、どんな紛争も国家の生存の問題を含まない枠を作ることが、米国外交の仕事である。
北朝鮮のような国が、他国から攻撃を受けていないのに他国を核兵器で攻撃すれば、その国は確実に米国等国際社会によって破壊される。他方、自分の国が軍事攻撃によって破壊される時には確実に、攻撃する国々に核兵器の使用を行う。こうした状況であれば、北朝鮮のような国には「政権、指導者を軍事的に抹殺することはない」と確証を与えてあればいいとするものである。
この考え方は昨日、今日出てきたものではない。第2次大戦以降の国際約束の基本である国連憲章を見てみよう。
第2条3.「すべての加盟国は、その国際紛争を平和的手段によって国際の平和及び安全並びに正義を危うくしないように解決しなければならない」
4.「すべての加盟国は、武力による威嚇又は武力の行使を、慎まなければならない」
第51条.「国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない」
北朝鮮が核兵器の開発をするとか、ミサイル開発をするとか、それを行ったから、米国は北朝鮮を軍事的に攻撃できるというような権利はない。
さらに、日本が、北朝鮮に対して、「我が国は北朝鮮の国家及び指導部を軍事的に崩壊させる行動には関与しない」と述べれば、北朝鮮が日本を攻撃する理由はない。事態は極めて単純明快なのである。
米国はこれまで北朝鮮と交渉してきたと言っているが、「北朝鮮の国家及び指導部を軍事的に崩壊させる行動は行わない」と正式に提示したことはないはずだ。それだけではない。
昨年から、米韓軍事演習で、北朝鮮指導者を抹殺する軍事計画を発表したり、北朝鮮の国家自体を攻撃する作戦を強化している。
私たちは、国家の指導者は平和を目指すものとの思い込みがある。そうではないことを指摘したのがアイゼンハワー大統領であった。
アイゼンハワーは第2次大戦中、欧州戦線の連合国軍最高司令官であった。米国で最も尊敬された軍人と言っていい。その彼は大統領を辞める時に異例の国民への呼びかけを行った。主要論点を見てみたい。
・350万人の男女が防衛部門に直接雇用されています。私たちは、アメリカのすべての会社の純収入よりも多いお金を毎年軍事に費やします。
・軍産複合体による不当な影響力の獲得を排除しなければなりません。誤って与えられた権力の出現がもたらすかも知れない悲劇の可能性は存在し、また存在し続けるでしょう。
「悲劇の可能性」は、無意味な戦争に入っていくことを意味している。そして、アイゼンハワーの懸念通り、米国はその後ずっと戦争を続けている。その主たる要因は軍需産業に利益をもたらすためである。
このことと、北朝鮮問題の緊張を見てみよう。
◆北朝鮮特需に沸く米国
毎日新聞9月26日は次の報道をした。
「北朝鮮特需」に沸く米軍産複合体、米上院 政府案を600億ドルも上回る国防権限法案を可決、米国防産業が"北朝鮮特需"に沸いている。米上院は、2018会計年度の国防予算の大枠を決める国防権限法案を89対9の圧倒的な賛成多数で可決。
予算規模は総額約7000億ドル(約77兆円)で、政府案を約600億ドルも上回った。北朝鮮が開発を急ぐ核・弾道ミサイルに備える予算などが上積みされた。主要軍事産業の株価も上伸を続け、軍産複合体が北朝鮮情勢の恩恵を受けているとの声も出ている。
軍の再建を掲げるトランプ政権は今年5月、前年度比1割増の約6400億ドルの国防予算案を議会に提出。だがマケイン上院軍事委員長らが北朝鮮を含む"現状の脅威に対応するには不十分"と主張し、議会側がさらに増額した。
北朝鮮問題の緊張は軍需産業だけでなく、米国は、日本関係でも利益を得られる。緊張を強化することによって、日本国内に「日本の安全は米軍に依存しなければならない」との空気をつくられる。それによって米国は日本を次の方向に誘導することが出来る。
(1)憲法を改正し、集団的自衛権を一段と強化し、自衛隊を米国の戦略のために海外に派遣し、時によっては戦闘もさせる。
(2)日本の軍事費を増大させ、米国製の兵器を日本に買わせ、それを米国の戦略に役立たせる。
(3)在日米軍基地を強化する。
これに加えて、米国国内で不人気のトランプ大統領は戦争ムードを盛り上げることによって、支持率を高めることを意図している。それは安倍首相も同様である。
北朝鮮を緊張状態に持っていくのは容易なことだ。北朝鮮向けの軍事演習を強化すればいい。金正恩に対して、米国は北朝鮮を軍事攻撃するかもしれないという恐怖に誘導すればいい。そうすれば自然に北朝鮮はミサイル実験や核開発を進め緊張が高まる。
安倍首相のいう「国難」は北朝鮮だけの意志で作られたものではない。米国が北朝鮮を巧妙に誘導しているのである。
農業協同組合新聞関連記事
マスコミが伝えない北朝鮮問題
http://www.jacom.or.jp/column/2017/09/170919-33655.php
希望の党に問う格差問題と平和主義
http://www.jacom.or.jp/column/2017/10/171010-33788.php
(おわり)
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Friday, October 13, 2017, 02:00 AM
昨晩NHKで「モーガンフリーマン 時空を越えて」を観ました。
「宇宙人も神を信じるのか?」というテーマでした。
生物は時間がたてば周囲と同調/同化するように、たとえば集団ではひとつの言語のみが一般化するように、宗教という習慣は周囲との同調で成り立っていると数学者は説明しています。
ある意見が集団である割合を超えると、一斉に全体での認識となります。
先進国では特定の宗教を信心しない層が3割から4割に登っているのだそうです。宗教に無関心な層がどんどん増えてきている。ある時を境に一変する可能性があるのです。
私も無宗教(non-believer)です。
しかし神道、仏教、キリスト教、イスラム教となんであれ、その信者を非難するつもりもありません。親が仏壇を拝んでいるならば自分も拝みます。
地球上から宗教心は消え去るのか?
数学モデルでは、あと50年も経てば無宗教がほとんどとなり、教会などの宗教施設は遺跡になると預言しています。
一方で物理学者はありえないと言います。
どんなに科学が発展しても、ひとつのことが分かると次の謎が生まれるから
永遠に「神(万物の創造主)」への畏怖は無くならないといいます。
サイエンティスト(scientist:理学者)は神は存在しているという前提で、「真(しん)の理(ことわり)」を研究するのです。
宇宙人は神という概念はあるかというと、地球人の考える神とは異なっていても、似たような概念はあるはずです。(という内容でした)
素粒子物理学では「時空のない多次元の場」じゃないかなと考えているし、キリスト教では天国(Heaven)、仏教では涅槃(ねはん)です。
16世紀から西洋では個人という概念がさらに飛躍して、「I am」(神:Zeusのもと、私は存在する)と自分を中心とする概念が芽生えます。
宗教的道徳が薄れていく一方での個人主義は最悪な状況だ
無宗教者のエゴイズムは最悪です。
世界を見渡せば、まだ日本は衛生的で交通マナーも比較的良く、治安がよい国は他にない。
たいていの都市はクラクションが鳴り響き、臭くて汚くて、誰も親切じゃない。アメリカはすでに2人に1人が無宗教です。
イスラムの国はコーランが鳴ってますが、ずっと静かで規律正しいです。衛生的かどうかは別としても、警戒心からは開放されます。
はたして宗教のバックボーンがない状態は良いことなのか?と私は常々思っています。
昔から言われている「お天道様がみている」という他人の目(ここでは神さまの存在)を意識した生活が昔からの日本人の心であったはず。
最近では「ネットで監視されている」という被害妄想を持つ者が多いですね、精神病(きちがい)です。
神の存在を信じていないから、ネットの他人の目が気になって仕方がないのでしょう。
先端物理学では結局「無」から素粒子ができて、やがて原子となることがだんだん分かってきました。
科学の世界はとことん突き詰めていけば、神の領域に辿り着きます。
虚数(二乗するとマイナスになる数)を図示できないことと同じように、4次元5次元という世界を図示できないことと同じように人類が触れることの出来ない領域が天国であり神なのです。
ちょうどアリは平面(二次元)の世界しか知らないのと同じ事。
ずっと低次元の世界で生きているのだという意識
これが未来の宗教だと私は考えています。
過去ログ:鏡の世界を応用した量子コンピュータの登場
量子でコンピュータ性能が一億倍となったらそれは宇宙(Universe)という
物理は理系ではなく文系(神学)学問である
モーガン・フリーマン「時空を越えて」とのシンクロニシティを体験した
スマホをかざして読む新形態の書籍(仮想現実と出版物の融合の好例)
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Thursday, October 12, 2017, 02:11 PM
10/12 晴 10時 浅草での空間線量は46ベクレル/立法メートル
神戸製鋼からの納入された素材の品質擬装がけっこうな騒ぎになってきました。
新幹線の基幹部品のアルミ素材がJIS(日本工業規格)の基準を下回っていたとのこと。
えぇ!と驚きました。
品質検査を省いたところで日本製品ならそんなに検査値はぶれないだろうと私は楽観していたのです。
製造現場では品質のばらつきが大きいと認識していた
自動車会社に勤めている知人が話していたことを思い出しました。
納入商社へのコスト削減要請で薄板製品の品質が落ちているとのこと。
彼なりに考えたら、中国製(または韓国製)を紛れ込ませているのではないかという推測だったのですが、なんと神戸製鋼も品質管理がザルだったのだとはと驚きました。
日本製品に関しては何重も検査を通っているから大丈夫!という根拠が崩れてしまいました。
アルミ製品はとくに電力コストが大きく影響する製品です。だから電力料金が馬鹿高い日本での製造は価格面で競争力はなく、品質が保証されていることしか優位ではないのです。
元来アルミは軟らかいので、様々な金属を添加してジュラルミンといった固い素材になります。
飛行機に多く使われています。高級車や自転車、スポーツ用品でもお馴染みです。
ところがちょっとした不純物で破断しやすいというデメリットもあります。
鉄も面白い素材で、純鉄に少量の異種金属を混ぜると様々な固さや粘りがでます。ステンレスも鉄にニッケルを配合することで錆びなくなります。
また叩いて鍛えたり、熱でも様々な性質になります。逆にちょっとした製造工程の手抜き、不純物の混入によってあっというまに別モノになってしまいます。こんなことは金属メーカーが知らないわけがない。
いままでは素材の欠陥が疑われることがなかった
故障や破損は整備ミスや利用者の責任として処理されてきたのです。
大昔なら自動車でも自転車でも未完成なものと利用者も考えていたから、それなりに用心していました。
自分で整備して日常点検も当然の行為でした。
昨今、自動車に乗る前にタイヤをチェックして、エンジンルームを覗くドライバーは何%いるでしょうか。
2002年三菱のトラックで走行中にタイヤがはずれるという事故があり、メーカーに責任があると認定されたのはあるいみ画期的な判決でした。
その後リコール隠しが表にでてメーカーのブランド力は地に落ちました。
石橋を叩いて渡る会社がよい会社である
X線・放射線取り扱いの資格を持っているので昔化学工場で金属材料の分析の仕事をしたことがあります。
完成するとメッキやペンキで分からなくなってしまうので、そのまえにX線を当てて指定の合金が使われているかを判定する仕事でした。
特に高温高圧で使われる部品は大事故につながるので、念には念を入れての最終チェックでした。
1000個もの部品にひとつでも素材が違うと大災害となるからです。もちろん納品会社や製造時でもチェック体制はあるのでしょう。
最終チェックはユーザーがするという企業姿勢は当たり前といえばそうですが、感心しました。
X線分析装置はとんでもなく高価なものなので、けっこう緊張しました。
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日本は偽物大国です(食品に続いて薬までも)
中国製鉄鋼材を知らぬ間に納入されたタカタに同情します
保障年数はせいぜい10年が民生品の限界でしょう (タカタエアバッグ問題)
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Wednesday, October 11, 2017, 11:55 AM
10/11 曇 10時 浅草での空間線量は44ベクレル/立法メートル
昨日は『まちライブラリー』提唱者の礒井純充(いそいよしみつ)氏の講演を聞きました。
まだ50代の方なのですが、森ビル創業者・森泰吉郎(もりたいきちろう1904-1993)に仕え、赤坂アークヒルズ、六本木ヒルズのプロジェクトに加わっていたという経歴をお持ちです。
それだけ聞けば、手練手管を駆使して住民を立ち退かせ、政治家を抱き込み、富裕層を狙った高層ビル群を建てた豪腕な人物だろうなあと想像してしまいます。
どれどれどんな<悪人面>か見てやろう・・・そんな意地の悪い気持ちで参加しました。
森泰吉郎は横浜市立大学の経営学教授でもありました。西新橋の米屋が実家で、戦後焼けた跡地に三階建てビルを建て、関東大震災・戦禍を経験していたことから災害に強い街作りを目指したそうです。
ちなみに実家ビルの屋上に建てたバラック小屋(違法建築)は江副浩正がリクルートを創業した場所として知られています。若手経営者への支援もしていたのですね。
不法占有でスラムと化していた新橋から始まった不燃化の街作りは、やがて職学住隣接の田園都市を理想に生涯を費やした人なのだとか。
その泰吉郎から直接学んだのが礒井氏です。
学術方面をまかされて、学識者らのサロンを森ビルでつくり運営をしていきます。
バブル期に建てられた赤坂アークヒルズ(テレビ朝日や全日空ホテルもある)の国際会議場は日本の顔といっても過言ではないでしょう。
2003年にほりえもんなどIT長者が住んだ六本木ヒルズでも森美術館の階下に会員制サロンがステータスとしてビジネスマンの人気でした。
ステータスが高収益事業となったことへの疑問
三菱地所や三井不動産といった競業企業も同様の試みをして、事業としていきます。森ビルも泰吉郎の意思とは裏腹に高収益事業として頼られるようになったのです。
泰吉郎の意思は「住民参加の都市づくりには地域のコミュニケーションの場が不可欠」というものであったはず。
そこで原点に還る方法を模索した結果、礒井氏が「まちライブラリー」という手法を考案したそうです。
本棚しかない図書室を設置して開放
本には寄贈者が紹介文をつけ、また感想を書き込むこともできるようなカードをつけたら、一冊の本でコミュニティーが次々生まれたのです。
子育て本、絵本、ある病気の闘病記・・・
特定の曜日にあつまり、子育てや同病者の情報交換の場となっていったそうです。
この手法は全国の個人、企業、自治体で急増しています。テナントが退去した商業ビル、空き室となった老朽ビル、アウトレット施設・・・
人集めではなく人が自然に立ち寄る場所
本棚と数冊の本だけで個人でも始められるのだとか。磯井氏も自宅前に本棚を置いて誰でも借りていけるようにしてある。
それだけで近所の人たちと挨拶が交わされる関係となったのです。都内の住宅密集地でです。
井の頭公園でテントを張って大学生が絵本の貸し出しをしているのをテレビの散歩番組で観た事があります。
子連れの母親に大人気なのだとか。
へぇ〜洒落たことをやっているなあと思いました。その企画のアドバイザーがこの磯井氏であったのです。
この磯井氏の肩書きは社団法人・森記念財団に属していますが、いうなれば森ビルの社員です。
森ビルというと、垂直統合して人口集中をさせろという高層建築推進派の最右翼企業です。
一方では過疎やシャッター街商店街での活動をしているということに、ちょっと意外性を感じました。
磯井氏にその感想を直接ぶつけると、コンセプトだけで高層化した人口都市への反省はあるようです。
快適な街とは何か?
別に立派な箱物(公共施設)があるわけでもないことを教えてくれます。
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Tuesday, October 10, 2017, 03:02 PM
読売新聞にベストセラーとなった「応仁の乱」の著者・呉座勇一が、偽書の愉しみを紹介しています。
徳川家康すり替え説の元本『影武者徳川家康』
世良田二郎三郎元信という卑賤の人物が松平竹千代に入れ替わったという話です。
その元本は静岡新聞に連載していた『影武者徳川家康』(隆 慶一郎著)だったとは初めて知りました。
いまも歴史好きの中でもすり替えられたのではという疑念は強いのです。
1989年初版ですからつい最近です。
読書候補にいれておきます。
「北斗の拳」の原哲夫が月刊ジャンプでも連載していたそうです。しらなかった。
マンガでも読んでみたいです。
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Tuesday, October 10, 2017, 12:01 PM
10/10 晴 10時 浅草での空間線量は45ベクレル/立法メートル
メディアが希望の党を中心に報道しています。立憲民主の党と三つ巴となってなんだかわからなくなりました。
希望の党が大きく支持を伸ばすかと思ったら、日に日に支持を落としています。
SNSで活発な発信をすることで知られる都議音喜多駿(おときたしゅん)が離党したことが潮目だったと思います。
離党理由に小池百合子と若狭勝という地検特捜部出身の政治家だけで党是が決められているという不満からです。
日本ファーストの会躍進の立役者の1人をないがしろにしてはイケマセン
一気に都議会での求心力が落ちた
立候補者をWebやSNSで自由に主義主張を発信させればよかったのです。それが炎上したら候補者の独自見解と弁明すればいいだけのこと。
小池百合子も単なるWebやSNSで発信できない旧タイプの政治家であることが若年層にもわかったのです。
誰に入れ知恵されているのかという疑心暗鬼
自民党内の反安倍勢力に民進党の前原が加わり安倍晋三内閣を牽制できる勢力となるはずだった。
でもだんだん怪しさが露見して、選挙前に空中分解しそうです。
おきまりの保守中立でのらりくらりとメディアをかわしていけば、選挙までは勢いが保てたはず。
安倍晋三と公明党・山口那津男は極力目立った発言をしていません。「この国を守る」という無意味なフレーズを繰り返すのみです。
選挙中はひたすらだんまりの「穴熊戦法」に徹するようです。
無党派層にとっては全部ジョーカーのババ引きのようなもの
安倍もダメ、独裁の小池も首長の器ではない、立憲民主の枝野も民進左派に過ぎない・・・
あ〜あせっかくの衆議院総選挙なのに、ボクシングで最終ラウンドまでヨロヨロでも倒れないチャンピオン防衛戦を観ているようなものです。
防衛戦ではどれだけ打たれようとも、チャンピオンがノックダウンできなければたいてい防衛となります。
消去法で投票先をきめていけば自民党候補しかないという人もいるでしょう。
そういう層が無党派層の1,2割もいればこの選挙は自民公明の勝ちです。
たぶん与党は過半数維持が濃厚になってきました。だから熱気のまったくない冷めた選挙戦ですね。
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