Monday, February 19, 2018, 03:28 PM
2/19 晴 10時 浅草での空間線量は40ベクレル/立法メートル
羽生弓弦・宇野昌磨のフィギュアスケート、小平奈穂選手のスピードスケートの完全勝利、藤井翔太棋士の勝利で最速の六段昇格と週末はすごいことがありました。
特にフィギュアスケートは生放送で観ていましたが、スケートを知らない者にも感動しました。
昨日はスポーツ店の並ぶ神保町を通りましたが、スノーボードを抱えた人を多く観みかけました。スノーボードの平野歩夢選手の銀で人気が再燃しています。
ちなみに平野歩夢選手は一日一食を実践してどこでも腹筋しているそうです。
どの選手も求道者の様相です。努力という陳腐な言葉は凡人が使う言葉なんだなあと思いました。
それよりも政治面では黒田総裁の続投が決まりました。現在の経済政策には失望することばかりです。例によって「10秒で読む日経」さんの記事です。
http://archives.mag2.com/0000102800/
10秒で読む日経!視点が変ると仕事や投資の種になる
【10秒で読む日経】2018/02/16
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10秒で読む日経!視点が変わると仕事と投資のネタになる
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今日のNews
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●16日、衆参両院の議院運営委員会理事会で、政府は日銀正副総裁人事案を提示した。
総裁には黒田東彦総裁を再任、副総裁には日銀の雨宮正佳理事と早大の若田部昌澄
教授を充てる。
日本経済新聞 2月16日
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佐々木の視点・考え方
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★たかが人事、されど人事ですね。
これで決まった事は、日本にソフトランディングが無くなり、ハードランディング
しかありえないということでしょう。
未曽有の量的緩和をしてきて、ついに市場には、日銀が買える国債は新発国債の
パススルー債しかなくなっているのが現状です。実質的にテーパリング(国債買
い入れ額=量的緩和額の縮小)が起きているのに、総裁はこれを認めようとせずに
マスコミやエコノミストを煙に巻いています。
米FRBは、市場の混乱を避けようとして、実に丁寧な市場とのコミュニケ―ション
を取りつづけています。このことが、債券市場でも株式市場でも市場価格変動率の
低さに繋がっている訳です。
翻って日本では、市場に驚きを与えることが使命と思っている人が5年も矢面に
立ってきました。
最初の内は驚きもありましたが、5年も経った今では、言うことやることに何の
驚きも無く、驚きは「撤退戦略」が微塵も伝わってこない事です。
米国や欧州などの金融政策が、緩和から回収に向かう今、日本だけが世界の流れと
真逆の動きをしています。
要は、世界にある5千兆円もの利回り3%未満もの債券の利回りが上昇(価格は
下落)して、かなりの額の債券投資損が発生するということです。
日本だけが低金利を維持できるものとは考えられません。
こうしたことが、起きた時に、日本銀行がどのような対処をするのか、多くの
投資家が理解できていないと、パニック的な売りが為替や株や債券に起きてしま
います。
日本の場合は、こうした事態は想定外と、この人事が告げています。
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Saturday, February 17, 2018, 12:28 PM
2/17 晴 10時 浅草での空間線量は56ベクレル/立法メートル
昨日の読売新聞の記事です。
泌尿器科医のおそるべき実体です。「他科の治療を知らない医師」というタイトルで前立腺がんを治療をされた男性の体験記事です。
一人目の医師からはしきりに手術を勧められ、がん専門病院の泌尿器科医にいたっては
「放射線を最初に選ぶと、再発時には(手術は)受けられない」とほんとか嘘かはわかりませんが、そのように(手術が当然と)告げられたので(手術実績の高い病院で)手術を受けました。
手術の影響で尿漏れに悩むようになったとのこと。
この話は後日談があり、前立腺がんの再発の際に自分で情報を集めて、30回の放射線治療を受けたのだそうです。
放射線でマーカーは正常値に戻った
恐ろしいことに、その結果を知った泌尿器科医は「えっ、こんなに効果があるのか!」と驚いたとのこと。
驚く方はこっちのほうだ。
昔話ですが、私もお姉さまが子宮がんで余命わずかという知人を知っています。
身辺整理をしてあとは妹に託すという約束までされていたそうです。
他人の私から見ても、その患者さんはやせ細ったシワシワの老女のように見えて(白髪が目立ち母親だと思っていた)先は長くないだろうと思っていたのです。
一年後に銀座の晴海通りで偶然に知人に会ったのです。その横には化粧をしてワンピース姿の女性も居たのでどちらさん?と尋ねると、「昨年会っていただいた姉ですよ」
驚きました。50前後だと思いますが、はつらつとしてもっと若く見える。
一緒に歩きながら話を聞いたところ、これからレントゲン写真とカルテを携えて築地の国立がんセンターに行くのだそうです。
がんが自然に消えたことを信じてもらえなかった
それでがん学会で発表して欲しいとの要請があったのだとか。当時は私は製薬会社勤めだったので、薬が効いたのかと思っていたら
薬ではなくて、自己免疫力を高めるために、高タンパク質の食事を(サプリメントで補いながら)摂っただけということでした。
もう一人は、知人の奥様ですが、その方は甲田療法(西式健康法)を徹底して行いました。
野菜中心の食事に固めの布団、薄着を家族で実践したら、がんが小さくなっていった。
がん自体は消えてませんが、手術も薬剤治療も何もせずに普通に生活されています。面白いのはその旦那は銀行員で100kgを越える肥満だったのが、いまやスポーツマン体型になっちゃいました。眼鏡の縁が顔に食込むほどのアンパンマン顔の面影は皆無です。
治療せずにガンが縮小したことを信じてもらえない
この2例を、専門医は頑として信じません。手術もせずに普通に暮らしていることは非常識なんだそうです。
とくに放射線の治癒力については専門家ほど門外漢です。
前立腺がんは本来はそれほど危ないガンではないのです。よほど排尿が難しくなるほどならば対処療法を考えねばならないでしょうが、生活習慣を変えるだけでも改善されるものです。
放射線カプセルの治療は40万円で手術と変わらない
小さなカプセルを前立腺に入れる治療法があるのですが、これを知らないのかとにかく手術なのが現状です。
この記事には現場医師の本音が書いてありました。
手術設備への投資回収のためにも、過度に手術を勧めているのだと
がん手術は保険点数が高いので稼ぎ頭という制度問題でもある
再発も少なく、身体の負担も低く、安価な治療法はいつまでも普及しないのです。
微量放射線ほど身体によいものはない
まず専門医が率先して患者本位になってもらわないと、放射線カプセル治療も前途多難です。
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Friday, February 16, 2018, 10:29 AM
2/16 晴 10時 浅草での空間線量は58ベクレル/立法メートル
同志社大学政策学部の太田肇という人ががFA制の導入を提案していることをYahooニュースで知りました。
角界改革に大学教授が提案 「若手力士にFA制度を導入せよ」
(貼付け始め)
一連の不祥事によって露呈されたのは、大相撲界がいかに闇に包まれた閉鎖的な世界かということ、そして相撲協会がガバナンス(統治能力)を欠いた組織だということである。
問題の核心は、部屋と相撲協会の二本立てになった特殊な組織形態にあると考えられる。会社や役所なら上部組織は下部組織に対して命令し権限を行使できるが、大相撲の世界では相撲協会よりむしろ各部屋のほうが大きな力を持っている。その点では業者団体や農協などに近い。そのため相撲協会はガバナンスを発揮できないし、部屋という密室の中で起きた力士への暴力なども隠蔽されてしまうのである。
(貼付け終り)
問題の根源は相撲協会という興行主体が相撲部屋から選出された代表により構成されているという点です。合議制と言えば聞こえはよいのですが、相撲部屋の都合による力が大きく、力士の不祥事に対して自浄作用がありません。
親方や先輩らによる暴力沙汰が事件として知られても、それは氷山の一角でしょう。
中学を卒業して図体がでかいだけで社会から隔離された空間に押し込められたら、そりゃなんでもありますわな。
日大や近大の相撲部出身もいるでしょうし、高校相撲部の出身もいるのでしょうから、入門は年齢を18歳以上とかに制限すればよいと思います。
そして提案にあるように入門したら移籍できない慣習をやめて、一定期間在籍したら所属を変えることも認めるべきです。
これは芸能事務所でも同じで、なぜか興行の世界では所属は変えられないという不文律があるようです。
日本の野球界ではFAが定着した感がありますが、大リーグに比べるとまだまだ実力選手はチームのものという考えが強い。
サッカーでは選手の移籍は活発です。移籍金がチームにはいるから互いにメリットがあるのです。
なんで相撲だけは一生涯所属の相撲部屋に縛られなければならないのでしょう。
この隠蔽体質を逆手に食い荒らしたのがモンゴリアン力士達で、もう誰も手綱を付けることができなくなった。
反則技、八百長なんでもありでも、親方連中は口を閉ざすだけ。
相撲協会の収益を親方衆が手を突っ込んで掴む旧態依然とした方式だから「赤信号みんなで渡れば」ということ。
これは企業にもあてはまりますね。日本の病巣の典型例です。
この状況が何も変わらなければ相撲なんてプロレス程度の扱いで充分です。
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Thursday, February 15, 2018, 09:54 AM
2/15 晴 10時 浅草での空間線量は58ベクレル/立法メートル
あきれるほど冬期五輪が報道を占めています。まったくイライラさせてくれます。
どの選手もかっこいいからそれでいいじゃないか。それ以上の関心は私にはないのです。
あと気になるのが、選手の取材でもよく耳にする常套句の「メンタルを鍛える」です。
メンタルって鍛えられるものなのか?
そもそもメンタルって何だよ?
平常心を保つことですとでも目的を言ってくれれば良いのですが、それでもなさそうです。
歌謡曲を聴いて「元気をもらいました」という変な日本語と同じです。
元気はもらったり与えたりするものではない。正しくは「励まされた」です。もしくは「鼓舞されました」でしょう。
そりゃ歌手が直接会いに来てくれて、激励してくれたなら「元気になりました」と言ってもいいかもしれません。
音楽には昂揚させる効果があります。好きな曲がラジオから流れれば、そりゃ口ずさんだり、ノッたりできますよね。
でもそんな再生された音楽で「元気をもらった」「勇気をもらった」なんて思ったことは一度たりともありません。
よく歌い手側も音楽の「力」で励ますなんてきれい事を平気で吐いてますが、はっきりいって所詮「他人事」だから軽い言葉で受け流した結果でしょう。大衆への揺動を一言で力と言っているのならば、悪意が潜んでいます。
だって曲の販売側ではどんな理由でも聴いてもらうのが商売だから。
さて「メンタルを鍛える」というヌエみたいな言葉は何が目的なのでしょうか。
大舞台でアガるのは誰だって一緒です。ドキドキしない奴のほうが頭がおかしい。
メンタルを鍛えるとはすなわち『狂気』のことだ
メンタルを鍛えるということは、「自分が狂う」ということです。自ら狂人になりたいと広言しているのでしょうか。
同じようなコメントで「自分を信じる」という選手もいました。
コーチやトレーナーを信じるというならばわかりますが、自分を信じるでは理屈があわない。
こういうコメントを聞く度に「おまえ正気か!?」と言い返したくなります。
自己暗示のカルト、「自分を信じる」教
この「自分を信じる」教で最悪なのはキリスト教だと、私ははっきり申し上げます。
明治から西洋思想の個人主義が流入し、その根底は変質したユニテリアニズムです。ユニテリアンとは隠れユダヤ教です。
自分がそうしたいと願っているならば、それで良しとする考え方。フランス語でレッセフェール
「メンタルは鍛えられる」とか「自分を信じる(ことができる)」と本気で信じているのならば、そいつはよっぽど頭がイカれている。
ヘッドフォンで商業音楽を聴いて「ゲンキをもらった〜」とはしゃいでいるのは知能が低い馬鹿。
頭の弱そうなアナウンサーが、ヘラヘラと「メンタル」や「自分を信じる力」を誉めた讃えているのには反吐が出そうです。
オリンピックは不満を自分に向けさせる洗脳装置
国威を示すための場であることは言うまでもありませんが、もうひとつ上には強烈な洗脳の仕組みがあるのです。
テレビ視聴者に不満や関心を自分に向わすことができるということ。
オリンピックが終わると、しばらくはスポーツ用品の売れ行きが良くなるそうです。
「信じた自分に成れる」「自分の成功する姿をイメージしろ」「メンタルを鍛えれば願望はかなう」・・・・
ほら、悪質な自己啓発セミナーのキャッチコピーみたいになってきたでしょ。
問題があるのは、自分の周囲なのに元凶がすべて自分にあると思いこませるのがカルト宗教。
オリンピックのような洗脳の舞台装置だからこそ「メンタルを鍛える」「自分を信じる」という意味不明の言葉が常套されるのです。
まあねえ、オリンピック選手が自己啓発セミナーの講師になったり、X-JAPANのようにカルトにはまったりする元選手や落ち目の芸能人をよく見ますよ。高額な教材や健康食品の広告塔として目にします。
過去ログ:戦争が無くならない理由へのタモリの名言
「ニーチェに学ぶ」を読む
キリスト教は邪教です!現代語訳「アンチクリスト」
我々は音楽で潜在的にキリスト教の洗脳を受けているのです
桜舞う、自分を信じて翼はためかせて夢と奇跡を待つ・・・だけの歌謡曲
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Tuesday, February 13, 2018, 12:00 PM
2/13 晴 10時 浅草での空間線量は52ベクレル/立法メートル
東京駅から八重洲通りをまっすぐ東に歩くと、右側に東京国立近代美術館フィルムセンターという目立たないビルがあります。
ここでは内外の古い映画が保管されており、各種テーマで映写されています。
一度だけ戦前のイタリア映画が上映されていることを知り、行ったことがあります。ところが、そんなニッチなテーマなのに満席で入場できずあきらめました。
それ以来一度も入ろうとは思ったことはありません。
ビデオやDVDで観られるのであれば良いのですが、映写室でしか観られないので一度見逃すと二度と機会はなくなります。
イタリア映画を観たいと思ったのは、ポスターで興味をひいたから。ところがタイトルも知らないので、もう二度と見られません。
映画が学術資料となりずらいのは、ヒット作や有名作品以外は知る方法がないからです。
映画やテレビ放送は基本は使い捨てのメディア
強制徴収で潤沢なNHKはアーカイブ化に熱心ですが、人気人形劇を保存していなかったし、ほとんど放映後は倉庫に積まれるだけだった。
オリンピックといった記録資料以外を保存し分類しておくことは可能であっても、
たとえば50年前では子供たちがあたりまえに路地裏で遊んでいた、ケンケンや缶蹴り、ひも飛びといった遊びを動画で知りたいと思っても、見つけることはできない。
結局誰かが発掘して再編集しなければ永久にわからないということが映画やテレビ放映の欠点です。
あと再活用を難しくしているのは、糞アニメのディズニーが頑強に著作権保護の延長をごり押しして50年から70年になることです。テレビ放送は著作権や肖像権の関係でほぼ再使用、再編集は不可能です。
古くても映写使用料を払わねばならず、有料での上映でしか一般者は見ることが出来ないのです。
国立フィルムセンターでの上映といっても映画により結構な料金のものがあります。映画ファン以外はわずかな上映日にあわせて観に行くなんてことは絶対しません。
国内の映画をすべて保存することは良いことなのでしょうが、よほどの有名監督・有名作以外は死蔵されてしまうだけでしょう。
角川春樹は書籍と映画をミックスさせて、相乗効果を生み出したことから、小説や漫画を原作とする映画はいまやあたりまえになりました。
逆に言うと活字で残らない映画は後世で陽の目を見ることが難しいといえます。
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Monday, February 12, 2018, 07:15 PM
2/12 晴 10時 浅草での空間線量は56ベクレル/立法メートル
もうねえ、シリア・イスラエル周辺国はバトルロイヤルの様相になってきました。
イスラエルの空軍機が撃墜されたのは数十年ぶりということで、ますますタカ派のネタニヤフは空爆を唱えているのだそうです。
シリアにとってもここで引き下がったら政権転覆になりますからロシアの協力で対峙先鋭化していくでしょう。
これだけならまだ2国間の紛争だからわかりやすいのですが、さらにゲリラ勢力としてイスラム国の残党やサウジアラビアが支援する原理主義者、さらに反イラン・イラク・シリアのクルド人民兵が加わって独立運動を行っています。
イスラエルを認めるならクルド人の国を認めろという言い分は真っ当だ
メソポタミア文明を紀元とするクルド人は、本来であればアラブを代表となるべき民族のはず。
ギリシャ文明にも影響があり、貿易交流が盛んであったために多様な人たちを生み出した源流です。
ただ多種多様な人種が災いしたのか、国家としてのまとまりは弱く分裂や他国から攻められて民族は漂流していってしまった。
そもそも中東は部族が支配する地域。水や資源は武力で奪い取るのが民族のアイデンティティです。
中東で話合いは無理な相談
原因はイスラエルの建国ですし、元凶はアラビアのローレンスの世界の頃の大英帝国です。
英米仏が線引きした国境と承認した国家群が、いまや蜂の巣をつついたような状況。
大悪党の国はサウジアラビアですけどね。
さらにドンパチやって、難民がヨーロッパに流れ込んでも、それは自業自得です。
冬期オリンピックばかり報道されてますが、脳天気ですね。
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Sunday, February 11, 2018, 11:05 AM
2/11 晴 10時 浅草での空間線量は50ベクレル/立法メートル
最近の書籍は雑貨屋の様相です。本の流通を通してカセットテープやCDは昔からありましたが、いまでは美容用品、調理器具、健康器具、老眼鏡、プラモデルとなんでもあります。
補聴器まで売っている。しかも1980円
女性ファッション誌にありがちなポーチといったおまけではなく、冊子のほうがおまけ。
宝島ムックの膝用サポーターに目が止まりました。
このサポーターのデザインはよく考えられている
さっそく本屋で実物を手にしてみました。
膝の皿を支持するような形状がこのサポーターの特徴です。
ただ、はっきり言えば、こんなのはウェットスーツで使われるネオプレーン生地の端布を買ってきてマジックテープを貼付ければ簡単にできます。
じゃあラジウムメッシュで作ってみてよ
といわれると、結構難しい。それは伸縮の違う素材を組合わせることが難しいのです。
ラジウムメッシュではなく、素材に埋込む形を要望されているのですが、試作だけでも百万円単位です。
症状にあわせて自由度を持たせようとすると、このサポーター自体は良い形状です。
書籍として販売するのは非常に手間がかかる
板橋の凸版印刷を見学したことがあるのですが、本や雑誌は全自動で製本されていきます。インクの調整をしたらあとは大きなドラムの紙が各階のコンベアーを経て本になっていきます。圧巻です。
ちょうどファッション誌と少年ジャンプが印刷されていてました。カラー印刷はゆっくりですが、ジャンプは単色だから早い早い。
ところが大きな作業机がある区画がありました。尋ねてみると、ここは雑誌の付録やCDを差し込む作業が行われるのだそうです。
製本機から吐き出される本に、化粧ポーチやらを手作業で挟み、紐をかけていく。
えっ、これは自動化じゃないのですか?と聞くと
近年では付録付が増大して、作業者が総掛かりなんだそうです。ちなみに凸版では近くの養護施設に協力してもらっているそうです。
おまけ付は返品後も経費がかかる
再販制度で返品されてきたこの手の本は、リサイクルできないのが問題です。プラスチックや不燃物を取り除かなければならない。
そこで出版社は人手をかけて、付録を剥がして産業ゴミとして出さねばならないという問題もあります。
つまり書籍流通でのおまけ付商法はとてもリスキーなんです。
出版社がそれだけ余力がないととても実現化できないのでした。
膝サポーターはそれでいつかは作りたい
高齢者のみならず、スポーツ選手からの要望も多いのです。
ツボにのみラジウムを配置したベルトやサポーターがあればどれほどいいか。
ええ、ちゃんと考えてはいるのです。それには腰サポーター以上の創意工夫が必要です。
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Saturday, February 10, 2018, 12:36 PM
2/10 晴 10時 浅草での空間線量は46ベクレル/立法メートル
冬季五輪といえばスケートとスキーが代表競技なのでしょうが、男子フィギュアスケートも4回転が普通になり、そこばかりが話題になります。
わかりやすいのはエクストリーム系です。とくにスノーボード系は技(トリック)で競います。
ただ得点の高いトリックではなく全体の構成も加点減点がされます。観客を沸かせることが出来るかも大事なポイント。
人間ってこんなこともできるのかと感心するコトしきり。
解説されていましたがトリックは日進月歩で、4年前のソチと同じ事をやっても決勝に残れないのだそうです。
ルールが公正なところが安心して観られる
上手い下手は衆目でも一致するところ。
一方ノルディックスキーは日本人があまりにも圧倒的なので、スキー板に規制が加えられました。板の規格を替えて身体の大きな北欧人に有利に改正したことで、日本の圧倒的な強さは一気にかげりました。
またフィギュアスケートも訳の分からない加点が加わって、審判の公平も疑われます。
モーターレースのF1が流行らないのは、レギュレーションがコロコロ変わって、それがたいていは日本車を標的にした改編で、おもしろさを台無しにしています。
エクストリーム系スポーツはなにしろ根底がかっこいいかどうかですから、文句なしで尊敬を浴びる。
ところが日本ではジャンプやフィギュアにくらべると、あいかわらずスノーボードは扱いは色物扱いです。
スポンサーも付かず、金銭面でつねに困っているのが現状です。
エクストリーム系スポーツはオルタナティブ(傍流)の跳ねっ返り者がやっているというイメージばかりが強調されているように思えます。
エクストリーム競技はひたすら自分に向き合うスポーツ
身体に覚えさせるために、コツコツと毎日地道な動作を繰り返さないと、大技はできません。真面目な人しか体得できないのです。
これはどのウィンタースポーツでも共通でしょうけども。
ひさしぶりにスケボーに乗りたくなりました。
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Friday, February 9, 2018, 01:31 PM
2/9 晴 10時 浅草での空間線量は48ベクレル/立法メートル
北朝鮮は平昌五輪に堂々と(寄港が禁じられている密輸疑惑の)万景峰号で美女軍団を送りつけました。
中国のパンダと北朝鮮の喜び組は最高の外交官
テレビに映る美人の笑顔は、本能的に敵意を失わせる効果があることをよく見抜いています。
ばかだね〜南朝鮮、すっかり取り込まれてます。
その間に軍事パレードをして朝鮮半島に世界の目を向けさせることもしたたかです。
平昌五輪の余韻が消えるまで米国は何も出来ない
いや〜見事見事
正恩(ジョンウン)の妹・金与正(ヨジョン)が堂々と正門から入って、開会式の裏側では各国の代表と裏取引ができる。
出席国の総てが親米であるわけはない。東側諸国やイラン、シリアなどたくさんいますからね。
大なり小なり協力の約束をとりつけるでしょう。もちろん交渉ネタは「火星15号」と核技術です。
いっぽうで大きく評価をおとしたのが大田区の下町ボブスレー
唯一の希望の綱であったジャマイカチームから使用を断られて無様な対応に終始しています。
ヒット映画「クールランニング」の夢よもう一度とばかりに話題だけが先行しましたが、なにしろ作り手にボブスレー選手がいない。
見様見真似で楽器を作りました!と言っても、そりゃ本物とは言い難いことと同じです。
中国製のアルミ製自転車をもらいました。直線的なスタイルでカッコは良いのです。
ところが跨ってみると「ほんとに自転車に乗ってる奴がつくったのかな・・・」という出来損ない。
それなりに極めた人が作ったものではないとホンモノではないのです。
ましてや他国の半数が採用しているラトビア製にくらべて2秒もの大差がついているのですから、製作チームは言い訳などできない。
それをグズグズ言っても、結局「素人の浅はかさ」としか見られないわけです。
ちなみにラトビア製にはヤマハ発動機が技術協力していたそうです。ヤマハの方がよほどPR上手ですね。
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Thursday, February 8, 2018, 10:55 AM
2/8 晴 10時 浅草での空間線量は49ベクレル/立法メートル
ここ数日、ほとんどインターネットに繋がりませんでした。
メールを確認するのも辛抱強く待たねばならないほどの状況です。
午後から夜間にかけて急速に通信速度が悪化するのです。
PCの設定から、通信機器をリセットしたり、別の機器に入れ替えてもだめ。
夜間はブラウザーが通信エラー、タイムアウトとなり動かなくなります。
おそらく近隣の誰かが動画サイトをダラダラ垂れ流して観ているのが原因だと思います。
いくら高速の光ファイバーでもそれを近隣やマンションの世帯で分岐して使っているから。
インターネットの通信は、よく道路に例えられます。
ガラガラの時は想定した速度で通信できますが、混み合うと渋滞が発生するのです。
利用者が多くなると、通信回線に処理待ちの情報単位が列をなしてしまう根本的な問題があります。
情報量が大きい動画サイトを数世帯が視聴すれば、あっというまに回線は上限に達してしまうのでしょう。
解決は光ファイバーを増設して一本あたりの利用世帯を減らして貰うしかないのでしょうが、そう簡単にはしてくれそうもない。
または自分だけの回線を施設してもらえばよいのでしょうが、集合住宅ではそれは無理です。
こういう日はどうすればよいのでしょうか?
デジタル断食の日にする
本や資料を読めばいいのです。ニュースはラジオでもつければ充分です。
どうもインフルエンザのひきはじめらしく、扁桃腺が腫れて朝から微熱で軽い頭痛もあります。
しばらくは人混みにいくことはやめましょう。
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Tuesday, February 6, 2018, 12:51 PM
2/6 晴 10時 浅草での空間線量は49ベクレル/立法メートル
病院のレントゲン機器の操作は「診療放射線技師」という資格をもった人が行っています。この人は何かというと、病院の従業員で医者ではない。
医者の指示によって、レントゲンやCT,MRIといった透視装置を操作することができるのです。
バブル崩壊あたり(90年頃)までは専門学校や短大で取得できる資格だったのです。
臨床検査技師とだいたい同列で、俺も高校生のときに血液型を調べる練習台にされたっけ。
レントゲンも採血も小さな所は医者か看護婦がやってましたが、作業が細分化されていくうちにできた資格です。
放射線技師って言ったって街の写真屋とやることは同じで、X線発生器で映して、フィルムを暗室で現像するだけ。
それも街のDPE屋のように自動現像機がすぐに登場しましたたから、ポラロイドのようにガチャンとカセットを差し込むだけでした。
さらに今ではデジタルカメラですし、画像はパソコンで見るので、はっきり言って猿でもできるのです。
だから数年前には静脈への造影剤注射や直腸への造影剤注入といった看護婦が担当していた作業も改正でできるようになったようです。
臨床検査士というのも同じですね。血液採集したらあとは分析器に入れれば自動ですべてやってくれます。昔のように試験管に試薬を入れて遠心分離器を回してといった作業はやりません。
かつては専門学校2年で済む資格が、いまは3年ぐらいやるのかな・・・学費は600万円ぐらいかかります。
爺婆相手のリハビリ療法士ってのもおなじです。介護職と似たり寄ったり。
就職してもどっかの病院職員ですから、学費をペイするのはたいへんです。
診療放射線技師とは流れ作業でボタンを押すだけの仕事です
たぶんワープロを打てれば作業自体は似たようなものです。だって全自動だもの。
何が映っていようが、医者じゃないので判断は出来ません。患者にではなく、医者に報告するだけです。
新聞の記事はこの放射線を扱う医療従業員のレベルを上げるために、医学物理士という国家資格を創設してくださいという提言です。
医者ではないが診療方針に口を挟める人が必要
医者は放射線の専門家ではないので、放射線治療専任の医者を創設した方が良いとは思います。
しかしそう簡単ではないでしょうね。
3000万円ぐらいは最低かかると言われる医学部がよそ者に聖域を侵されることは反対すると思います。厚生労働省も医者の特権を守るでしょう。
診療放射線技師はヒエラルキーでは看護婦と同レベルです。
さあそれを医者と同等のレベルの「医学物理士」をその上位に作りましょうと言っても、諸手をあげて賛成は少ないでしょう。
放射線医療機器の開発に携われる人がいないことが問題
記事にあるように、医療機器メーカーとの連携が日本はない。あっても医学部と細々とやっているぐらいでしょう。
アメリカの強さは臨床と機器開発が同時に行われているから効率がよいという指摘です。
そうでしょうねえ。日本では医療機器会社がいくら放射線技師と仲良くなっても何のメリットもない。
すべての実権(治療方針)は臨床の医者であり、その系列の医学部です。(具体的には旧帝大系医学部であり、頂点は厚労省)
現在は民間資格にすぎない医学物理士という認定資格は有望ではあるが、喰える資格かというとわかりません。
ただ個人的には
理学や工学系の大学院に行ったなら目指しても面白いかもよ
誰が教育するのかわからんけども(笑)
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Monday, February 5, 2018, 12:11 PM
2/5 晴 10時 浅草での空間線量は45ベクレル/立法メートル
昨日は「現在と過去、未来を小説でつなぐこと」と題をされた151回芥川賞作家柴崎友香さんの講演会を聞きました。
藤本義一、東野圭吾につづく私の出身大学の有名作家さんなのです。
地理を学んでいて、それが小説を書くきっかけだったのだとか。
地理といっても地層を研究したり、山で化石を発掘するのではなく専門は古地図を元に現代との繋がりを研究する学問。
やっていたことはブラタモリです
とのこと。古地図や古い写真を元に当時の街の生活をひたすら想像し、それを個人個人レベルまで掘り下げることをしていくうちに、物語ができるのだとか。
受賞作「春の庭」は当時済んでいた世田谷のアパートで見聞きした戦前の話、特に隣家が保管していたSF作家・海野十三(うんのじゅうざ)の日記が創作の元だったそうです。
そこから戦前の世田谷の暮らしを浮かび出させる作業に熱中したそうです。
白黒写真をカラー化する作業
戦前の日本は軍政で陰鬱とした時代であったかのように思いこまされています。
ところが戦前でも米国人が撮したカラー写真が国立博物館(だったか国会図書館だったか)で見たときには衝撃だったそうです。
そこには現代と何も変わらない明るい風景だった。
カラー写真は古い地図だけではわからない、人々の生息が身近に感じられるようになった。
ちいさな感激を記録として遺すことが使命なのだとおっしゃっていました。
人工知能を使って白黒写真の自動カラー化が進められている
なんか東京大学では人工知能で古い白黒写真をカラー化する試みが行われているそうです。
手作業での色づけが早く正確にできるようになりつつあるのだそうです。
その話は雑誌「東京人」で対談しているのでお読み下さいとのこと。
想像力の乏しい人でもカラー化された写真や動画の威力は絶大です。カラーで見ると昔の世界観は確実に変わるでしょう。
100年前の視点では新幹線でも小説になる
ショートカットという小説は帯に遠距離恋愛の物語となっていますが、実際は新幹線で東京大阪を往復するだけの話です。
この方の小説の特徴はドラマティックな山や谷があるわけでもなく、壮大なオチがないということなのだとか。
愛読者の話を聞いてみると不思議な読後感で、作者の視点(前世代の眼)といつのまにか同化している感覚におちいることなのだとか。
小説という形を変えて地学研究をされている方なのでした。ブラタモリやタモリ倶楽部的な珍しい小説家と言えるでしょう。
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Saturday, February 3, 2018, 12:42 PM
2/3 曇 10時 浅草での空間線量は46ベクレル/立法メートル
今朝の新聞でアメリカで驚くようなことが起きていることを知りました。
いたずら通報で事実無根な人が射殺されている
警察へのいたずら通報は2000年から増加しており、その原因は発信者の特定が難しくなっているからなんだとか。
フェイクニュースならぬフェイクコールとでも呼ばれているのでしょうかね。
いやがらせで警察に偽の通報をすることは日本でもあるでしょうが、問答無用で射殺されちゃったら恐ろしいことです。まさに警察を見たら逃げるしか自衛手段はない。
まっアメリカの住んでいる方から聞いたのですが、缶ビールを買って歩いているだけで不審人物として職質されるそうです。
クルマに乗らずフラフラ歩いているだけで危険人物として通報される。IT会社の社長なのですが、小柄なために酒屋で身分証明書を提示させられるのだとか・・・50過ぎのおっさんが(笑)
警官(COP)は怖いと言ってましたね。チョコバーを握ったただけで射殺された黒人もいますから。
はたして中国と米国どちらが安心して暮らせるか
こういう単純な疑問が湧きます。
上海出身の友人はまだまだ中国人の民度(生活規範)は低いと自嘲しますが、いやいや米国の民度なども目を覆うひどさでどっこいどっこい。
道に迷っている家族がいたので、声をかけてあげたのですが、バックパッカーの安宿など路地裏だからこっちだって不案内です。
地図がわからんと怒ってサンキューの一言もなく行っちゃった。
最近は目の前で食べてるアイスの袋を捨てられても怒る気もなくしました。
ネットではドキュンホーテ(DQN:傍若無人な馬鹿を指すスラング)とも嘲笑されるドンキホーテでは驚くような光景をたまに目にします。
買物籠にいっぱい入れたものの、レジ前で気が変わったのか置いて立ち去る人や缶ビールを売り場で飲み干す奴を見たときにゃあなんとも言えません。
ホテルでも調度品や備品の盗難で今やドライヤーなどもコンセントが抜けないようになっています。
公共サービスは民度が低いと制度崩壊する
良い例が救急車で、不適切な出動により本来優先すべき搬送ができなくなっていること。タクシーのように救急車を呼ぶ輩がいるからです。
救急車やパトカーなどは本来気軽に乗るものではないはずなのですが、そんなことはお構いなしという人もいるわけです。
また騒音程度で警察に通報する人も多い。
集積所には一世帯が大量のゴミを置去りにしていく。
本来目的が一部の人により大きく毀損しているのが現状でしょうし、ますます増加傾向です。
制度疲労で建前と現実が乖離しているとどうなるか?それがアメリカの現状ですし、政情が不安定な国のように現場での判断に任されていく。
アメリカのスーパーマーケットには銀色の38口径をぶら下げたガードマンがウロウロしてますし、観光地にはM16を構えた警官がいるようは国もあります。たぶんフランスなどでも兵隊が歩哨しているのではないかな。公的な暴力でしか解決手段がないから。
日本も絶対にこういった愉快犯が増えてくると予想します
アメリカの現状は日本の10年後の姿です。今のところ射殺される可能性がないだけに日本の方がマシですね。
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Friday, February 2, 2018, 12:55 PM
2/2 小雨 10時 浅草での空間線量は52ベクレル/立法メートル
人気メルマガ「ビジネス知識源」(吉田繁治)で仮想通貨取引の仕組みが解説されていました。
仮想通貨の4つのセキュリティ
http://www.cool-knowledge.com/2018/01/31/1317/
これを読んでおぼろげながらも時価580億円もの仮想通貨が流出したコインチェック社の仕組みがわかりました。
銀行のイメージで通貨自体を預けるものではないのです。
個人のスマホに登録されている通貨の暗号(秘密鍵)を保管するだけなのでした。
ですから、その保管場所のセキュリティーが甘ければ真の保有者になりすまして送金ができてしまうのです。
本来は保管場所(この場合は記憶装置)は一般通信網からは隔離されているはずなのです。
銀行の金庫は限られた人しか入れないのは当然で、一般的な銀行の口座台帳も独立した記憶装置に記録されています。
昔はその日の取引記録を磁気テープに写して、それを銀行を束ねる計算処理センターに持ち込んで受け渡しをしていました。
テープといっても一抱えあるほどの大きさで、台車に乗せて運んでました。
それがNTT(当時は電信電話公社)の専用線になって運ぶこともなくなりましたが、(いまでは)ものすごい低速なので時間もかかるし、回線代がすごい金額だったので、巨大企業でもないかぎりは、やっぱりブリキ缶にいれた磁気テープは数十年前まで使われていたと思います。
計算処理センターの出入りは当然厳しく、鞄のもちこみはできず、紙一枚持ち出せないようになっていました。いまではUSBメモリーもあるのでポケットのない作業服に着替えるなどもっと厳しくなっているはずです。
仮想通貨取引所は繁華街に金庫を裸で置くようなもの
一言で言えばコインチェックはそんなずさんな状況であったということ。インターネットに繋げるとは身元不明な者に曝すことです。
すべて通信にはIPアドレスが付加されているので、発信元を辿ることができますが、記録をのこさないサーバーを経由していれば発信元は闇です。またいくつものサーバーを経由していればそれも追いかけるには物理上不可能です。
つまりインターネット通信は今なお不完全なものなのでした。
吉田繁治氏は今年が仮想通貨元年だとおっしゃっています。各国政府が実験を始めているのです。
政府発行の仮想通貨が登場するのはそれほど先ではなく数年後ではないかと予想されています。
仮想通貨取引に適したプロトコル(取り決め)がきまれば私も実現はそれほど先ではないと私も思います。
仮想通貨は国家の定義も変えてしまう
世界経済とは、単純に言えば各国の通貨の強弱によるトレンドです。
工業と市場は為替次第で気ままに動いていくのは歴史を俯瞰してみればわかるでしょう。
大英帝国が衰退したのは皮肉にも第二次大戦によりポンドが高い水準に陥ったからです。
仮想通貨が世界統一の通貨の地位となれば、通貨による不均衡は大きく改善されるでしょう。
検索キーワード:仮想通貨:
国際送金システムは中世のユダヤ人が専横したのではない
取引されてこそお金の価値が生まれるのだなあ
資本主義はなくならないが資本の定義は激変するだろう
エントロピーという物理概念で解くアジア
あふれたジャブジャブマネーを仮想通貨に押し込めろ(拙速な閣議決定のわけ)
主戦場はクレジットカードへ キャッシュレスの
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Thursday, February 1, 2018, 03:02 PM
2/1 小雨 10時 浅草での空間線量は57ベクレル/立法メートル
始祖・中臣鎌足から始まる藤原一族の家系を13世紀・鎌倉時代毎まで解説したそのものズバリの書名『藤原氏』です。
権力の中枢にはいつも藤原の影がある
武士階層に権力が移っても、本流の公家から支流を生み出し、すべての階層にも藤原家の影響を波及させたとあります。
意外と藤原姓の人はそう多くはないそうで、姓名ランキングでも40位以下だそうです。
しかし振り返ってみれば一人か二人は藤原という同級生は誰でも思い浮かべますよね。
鼻を垂らした田舎っぺでもきっと先祖がなんらかの理由でその地に送り込まれたのでしょう。(笑)
鎌倉時代に藤原家は近衛家・鷹司家・九条家・二条家・一条家の五摂家に分離しました。
当方も似かよった姓ですが、藤原家にはなんにも関係ございません。
実際は明治の戸籍法で適当に名乗った人も多かったんでしょうが、奈良時代から摂政関白の定位置だった藤原家にあやかりたいという心理も強かったのでしょう。
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Saturday, January 27, 2018, 11:00 AM
1/27 晴 10時 浅草での空間線量は67ベクレル/立法メートル
結果はそれほど悪くなっていないどころか英国の景気は好調です。
離脱反対の急先鋒であったキャメロン前首相が本音をもらした動画が公開されているそうです。
ヒトモノカネの無規制の移動は国家を崩壊させる
ダボス会議でメルケル首相が偉そうにしていますが、内実はガタガタです。
メルケル首相の「キリスト教民主同盟」(CDU)とその姉妹政党「キリスト教社会同盟」(CSU)に不人気の社会民主党(SPD)を加えてかろうじて政権を保っている状況。
SPDは移民に反対の政策です。
野党は左翼と右翼なので、一枚岩ではないから、とにかく数あわせで乗り切ろうという算段です。
日本も野党がバラバラですから似たような状況ですね。
EUの盟主然としていますが、砂上の楼閣がいつまで保てるというのでしょうか。
メルケルが中国ロシアに急接近していることからも、その焦りがみてとれます。
TPPは一時的なカンフル剤にしかならない
トランプ大統領もTPPの再検討をほのめかしましたが、あれはNAFTAの再協議へのブラフでしょう。同様にカナダもTPP加盟を検討中というニュースが載っていました。
一度自由経済圏に加わると、後戻りはできません。
産業構造が壊れると再生には長い年月がかかります。
良い例は産業革命のイギリスがなぜ没落して、鉄工業や重工業があとかたもなく消えたのかを知れば自ずと自由経済は諸刃の刃だとわかります。
貿易が増えると単純に考える向きも多いでしょうが、貿易よりも移転のほうがより低コストなので、結局は空洞化を招くだけです。
検索キーワード:英国:
アラブの覇権を狙うサウジアラビアがいよいよ動き出した
Brexitで英国は復活している
ルーズベルトの描いたシナリオは今でも続いている
EUを創ったクーデンホーフ・カレルギーという日系人
将棋のような大混戦の現実世界
なぜフランスは戊辰戦争で介入しなかったのか?
マクロンと文在寅となったことで国際情勢は一層悪くなった
島国は大陸国家に対して地政学的には優位である
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Thursday, January 25, 2018, 10:28 AM
1/25 晴 10時 浅草での空間線量は58ベクレル/立法メートル
浅間山−(東日本震災)−御嶽山−箱根大涌谷−阿蘇山−草津白根山とこのところ噴火が続いています。
参考URL:次はどこ?まだまだ起こる噴火と地震『火山と噴火の因果関係』
https://matome.naver.jp/odai/2143439182062024201?&page=1
地震と噴火には密接な関係がある
(1)東日本を西へ押す太平洋プレート
(2)中部から四国・中国を北へ押すフィリピン海プレート
(3)沖縄九州を東に押すユーラシアプレート
活火山はちょうどプレートの境目に連なっていることは学校でも習ってますよね。
東日本大震災は太平洋プレートの歪みが開放されたことで起こりました。
そのためにフィリピン海プレートとユーラシアプレート側が歪み、火山活動が活発になってきたということです。
地震が起きると数年後に離れた場所で噴火が起きるのはどうやら本当のようです。
草津白根山も大地溝帯(フォッサマグナ)沿いにありますから、富士山だって火山活動がこれからも活発になっていくでしょう。
富士五湖の異常な水位変化、さらには箱根の温泉は湯温が上昇しているそうです。
次はどこが噴火するのか、地震もあわせて注意を払っておく必要があるでしょう。
とは言っても野菜が高騰するのには辟易です。
先日居酒屋で頼んだ鍋には白菜が一枚分切り刻まれて浮かんでいるだけでした・・・・
検索キーワード:噴火:
プレートテクトニクスによる地震発生の説明は破綻した(活断層は地震の原因ではない)
阿蘇山の火山活動の活発化と熊本の地震は関係があるか
カリフォルニア、そしてチリ地震で注目すべきは火山噴火
異常起床は天災のまえぶれか(んなわけない)
噴火と地震は一緒に別の場所で起こるという理論
地震予知は地質学者の余興なんだからしょうがない
富士山は近々噴火するそうです(っていつよ)
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Wednesday, January 24, 2018, 11:36 AM
1/24 晴 10時 浅草での空間線量は61ベクレル/立法メートル
電車のお伴に読んでいた磯田道史氏「日本史の内幕」の感想です。
一言で言えばタイトルと中身は全然違います。ましてや内幕というほどのことはどこにもありません。
縁あって寄ってきたり発掘した古文書での気付かれなかった新発見やその過程、さらに歴史の人物のエピソードの紹介です。
磯田氏の体験を中心にした随筆集といっても良いでしょう。
だから歴史書と思って読み始めると、肩すかしです。
秀逸な歴史学者(いや天性、天命と言ってもよいだろう)の磯田氏には日常生活がすべて歴史発見に繋がっているのではと錯覚するほどでしょう。
じっさいに生活そのものがすべて歴史への入口かのようです。
たとえばバーで隣り合った人物が大大名の子孫だったという縁で伝わる古文書の解読を依頼されたりという具合。
また磯田氏は実際に赴いて現地を歩いてみると、情報が吸い寄せられるように集まってくるようです。
傑出した人物を輩出した地には縁を結ぶ力がある
すごく私も旅行したくなる気分になる本です。また人と土地とはなんらかの法則性があるのではないかと思ってしまいます。
家康が出世したのは浜松の元城町東照宮のお陰とありますが、なぜそうと彼は断言できるのでしょうか?
それは磯田道史氏が当時の武士・大名らと同化することが出来るからでしょう。当時の人々の心情がすべて見通せる能力があるからです。
だれでも磯田氏のような能力を持つことはできないでしょうが、この本は彼が意識していない霊能力(?)の強さを証明しているのかもしれません。
頭には何も残りませんが、持ち歩いて電車の中で読むには良い本です。
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Tuesday, January 23, 2018, 11:01 AM
1/21 晴 10時 浅草での空間線量は61ベクレル/立法メートル
昨日は支払い補助を公的な支援にする必要があると書きました。同日の新聞にはスマホで決済が導入されているという記事です。
日本は現金払いが定着していてクレジットカードの利用率も低いという記事があります。
ITリテラシーが低いから中国に大差を付けられていると発言した若者がいましたが、世間知らずだなあと感じました。
日本ではクレジットカードのメリットは売り買い双方に少ない
せいぜいお釣りを受け取る必要がないことと明細が手元に残るぐらいかな。
クレジットカード利用は店舗側からすればコストがかかることです。5%ほどかかるのでカードよりは現金払いの方がずっと歓迎されます。
だから規模が大きくないとカード決済は導入しないのです。端末のリーダーだってあれはタダではなく、カード会社へ使用料を月々支払いますし、場合によっては専用回線も用意しなければなりません。
海外(特にアメリカ)ではクレジットカードが担保という実状
アメリカの留学した友人によると部屋を借りるのもまずはクレジットカードを提示しなくてはならず、学生だから持ってないと言っても相手にされない。
すぐに帰国して日本でカードを発行して貰いました。持っているだけではだめで、月末にちゃんと引き落とされることを示さねばならないのだとか。過去数ヶ月分の利用明細で支払いに問題がないことをアピールする必要があるのです。
たいした取引でなくても住所証明代わりに利用明細の提示を求められることがあるのは私も経験しています。
利用履歴のないカードは不信を招くだけ
お守り代わりに財布に一枚入れているという人がいるでしょうが、海外では利用歴がないということは、破産した禁治産者かなんらかの理由で止められている人とされてしまうのです。
だから強迫観念のようにガム一個でもカードを使うのだとか。毎月の支払額がそのまま信用となります。
中国も同様で店舗側がコストを支払ってでもカード決済を望むのは、治安と支払いのトラブルを避けるための自衛手段だからです。
日本の銀行サービスに競争力は皆無だ
海外ではクレジットカードの手数料は2%程度なのですが、日本では5%も取ります。
それに月々の諸費用をいれたらカード会社(実体は銀行そのもの)のボッタクリもいいとこです。
昔に孫正義がアメリカで決済をして手数料3%のクレジットカードを導入しようとしたら財務省から止められました。カード決済会社をアメリカに置けば別によいからです。何もしなくても利用額の1%の鞘が抜ける。
カード読み取り機に何万円も払い、利用料を月々払い、利用高の何パーセントを上納させられる・・・まあ現金商売ではメリットなど一つもありませんわね。
すべては日本の銀行の怠慢です。いまや主な稼ぎ柱はカードローンやリボ払いと名を替えた「サラ金」です。
為替手数料も馬鹿高くて日本の銀行にお金を預けても支払いもまともにできません。海外の銀行と日本の銀行は似て非なるものです。
ランニングコストがかからなければスマホ決済は進むだろう
ただ前提があって、購買者のスマホサービスと銀行口座は連携もしてなくてはなりませんし、売り買い双方にメリットがなければなりません。
LINEユーザー同士で金の受け渡しぐらいなら別にすぐ実現できるでしょうが、LINEなんて国民の何割が使ってるでしょうかね。
新陳代謝が早いITの世界です。若い世代が中高年になる20年後30年後にLINEというアプリが存続しているとも思えませんね。怪しい朝鮮企業の代表格に決済を任せる方がよほど情報弱者なんじゃないだろうか。
個人の電子決済は国家トップダウンでしか実現できません
国民全員に財布代わりにスマホを配って、現金を廃止するぐらいのつもりじゃないと小売業は率先して導入しようとは思わないです。
もっとも決済代や為替差で稼いでいるしかない銀行業を一旦解体するぐらいではないとスマホ決済は普及しません。
それどころか「お金の中抜き」ができなくなる銀行業界は断固反対するでしょう。
何度も言いますが、日本の銀行は一般預金者にはなんのメリットもないです。スマホ決済は理想でもあるのですが、国家政府でしか実現普及はできない話なのです。
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Monday, January 22, 2018, 12:14 PM
1/22 雨 10時 浅草での空間線量は62ベクレル/立法メートル
長生きしちゃったらどうしましょ、とか惚けちゃったらどうしましょと漠然とした不安を持っている方は多いでしょう。いまは配偶者や子供がいてもやがては独りになるかもしれない。
西部邁(にしべすすむ)のようにスパッと区切りを付けるということはそう出来ることではない。
そういう時には何が頼りでしょうか。
地域の繋がりこそが大切というもっともな意見もあるでしょうが、なんせ周囲も似たような年寄独居世帯ばかりだったらそれこそ繋がりどころではありません。
結局老人が頼るものは現金しかない
これが高齢化が進む社会の現状です。
そして大金を抱えたまま亡くなったり、身寄りのない老人がだまし取られる事件もある。ゴミ屋敷の老人が死後に大金を保有していたことが判明しても今やニュースにもなりません。
いやがおうでも身体や判断の弱った老人はお金に執着せざろうえないということになる。
過剰な節約の結果、熱中症や凍死という事例が多発します。
70代80代でも「老後のために貯蓄に励みます」というブラックジョークがあるぐらいです。
老人の最大の悩みはお金の使い方なのだろう
いまでは老人の独り暮らしなんて当たり前で、今日も元気に病院通いってな人が周りもたくさんいます。
遺産は法定相続人であとは分けてくれと無頼を気どっている人もよくいらっしゃいますね。
あとは野となれ山となれと言っても、相続人の側だって価値のない物を遺されてはたまったものじゃない。
家屋を残されたりもしたら、結局は「遺品整理業者」が根こそぎ産業廃棄物としてトラックに積んで捨ててます。
骨董品や古い写真といった文化資料が引き継がれることなく、散逸したり焼却されている。
ここ浅草(台東区)では古い写真の提供を広報で呼びかけてます。このままでは写真や古文書が無くなってしまうからです。
資産ではなく日頃の出金の方が重荷なのではないかな
買物や契約の判断は歳をとる毎に補助が必要になるのに、日本にはそういうサービスはありませんね。
資産を持つ人には信託契約があるでしょうが、公共料金や税金の支払いといった生活面でのサービスはない。
後見制度という本人に代わって契約が認められる制度がありますが、これも後見人による不祥事が多いのであまり浸透はしてません。
記事では品川区社会福祉協議会が紹介されていますが、たいていの市区町村にはあると思われます。(台東区にもあります)
半官半民ですが、歴史がありますし運営は行政予算で行われています。
高齢者が独りでも不安なくお金を使う体制は急務だ
これからは後見人制度よりももっとしっかりした体制作りが必要に感じます。社会福祉事務所だけではなんともならないでしょう。
不思議なのは銀行や郵便局といった金融機関が全くブルーオーシャン(競争のない市場)に進出しないのですよね。
銀行の資産管理業務は財務省の許認可ですが、これは老人に資産運用名目に適当なファンドを売りつけて手数料稼ぎばっかりです。
ソブリン債という毎月分配型のたこ足ファンドで泣き寝入りした老人も多くいるはずです。
悪質なのは相続税対策と称してアパートを建てさせて高金利を貸し付ける。
もっと生活補助の視点に立った省庁横断での後見人管理体制が必要なのじゃないでしょうか。
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