Thursday, April 5, 2018, 02:00 PM
4/5 曇 9時 浅草での空間線量は62ベクレル/立法メートル
昨年の肘骨折で戦列を離れていた西武の森友哉(もりともや)選手が豪快なホームランを打ちました。
WBCではDeNA筒香選手の打撃力が注目されましたが、森友哉選手も注目をされていた選手です。
悲運にもデッドボールで左肘を骨折し、昨年は活躍できずに終わりました。
昨日優勝した大阪桐蔭高校出身で、捕手としての能力も高い。しばらく捕手の座から離れていましたが、辻発彦という名伯楽の元で捕手に復帰しました。
今年の西武は隙がないぜ〜!
とてもワクワクしてます。
あと注目は万年最下位の中日です。選手のマネジメント次第でおもしろいところで絡んでくるんじゃないかと期待してます。つうか願ってます。
競泳日本選手権では池江璃花子選手が昨日の記録をさらに縮めました。
スーパーガールですな。
バタフライであんなように泳げたら、きっと気持ちいいだろうなあ。
泳ぎが得意でも100mは普通の成人なら1分20秒ぐらい。
もし一緒に泳いだら、こっちは50mでターンしたあたりで100mを泳ぎ切ってます。
ちょっと気持ち早めに歩くスピードですが、競泳経験があれば、100m56秒はとんでもない速さと実感できます。
新聞の写真をみると水のはねがないんですよね。まさに水を切るような泳ぎ。
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Wednesday, April 4, 2018, 12:17 PM
4/4 晴 9時 浅草での空間線量は62ベクレル/立法メートル
野球ではアナハイム・エンゼルスの大谷翔平選手が投手で初白星、そして今日はDH(designated hitter:指名打者・・・投手の代わりに打席に立つ選手)で打席に立ちます。
打者としての活躍も今晩のニュースになっているでしょう。
(追記:なんと1回裏の打席で初ホームラン!漫画かよ・・・)
さて国内ではプロ野球が始まりました。
注目の西武ライオンズ・菊池雄星投手は開幕で難なく白星を挙げました。
昨年から言ってますが、西武ライオンズは昔の常勝チームを彷彿させます。
大谷選手、菊池選手を心から応援しております。
さて競泳日本選手権では17歳の池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)が宣言通りバタフライ100mで日本記録を更新しました。
亀戸(かめいど)は浅草からも近く、ルネサンス亀戸はJR亀戸駅の側で車窓から見えます。すごく近いところにスーパー美少女がいるのです。
年初詣で亀戸天神に行ったしね。
プロ野球もセリーグでは上原が復帰した巨人をはじめ、松坂効果は中日にどう影響を与えるか、パリーグではソフトバンクに西武ライオンズの菊池投手はどう攻略するかと面白くなってます。
高校野球は大阪桐蔭と智弁和歌山という野球養成所みたいな学校での決勝戦です。どっちの投手も連日160球も投げさせられてます。高野連とNHKと新聞社のエゴで消費される有望な若者たちがかわいそうだ。
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Tuesday, April 3, 2018, 11:49 AM
4/3 晴 9時 浅草での空間線量は64ベクレル/立法メートル
新学期、新入社員と昨日のニュースはそればっかりで、そんな年中行事よりももっと大事なニュースがあるだろうと思いながら眺めていました。
誰も興味もないことです。
そして政府の働き方改革に従った内容に編集されています。離職しないように会社を挙げて対策をしてますという採用側の取材で構成されていました。
離職率が高い外食産業では30%が一年で辞めるのだそうです。
そのためには賃金体系や休暇制度、時短への取組などなど余力がある企業は頭を悩ませています。
悩ませているだけで実際は組織に属する以上は様々な制約で縛られることになるのですけども。
離職率の高い会社はそもそも人を育てるという概念がない
旧知の中小企業と先週はひさしぶりに仕事をしました。そこで知ったのはそこの若い社員がほとんど辞めていたことを知りました。
どれも優秀で素直な若者達だったので、再会できることを期待していたのです。
しかし責任感のある若者たちでも2年、3年と過ぎると燃え尽きて櫛の歯が欠けるように辞めていったそうです。
結果残ったのは「気合だ、体力だ」という昭和生まれの筋肉馬鹿ばっかりになってました。
その会社の就職説明会では人材育成を掲げていますが、実体は経営者は社員教育には関心が無く、下っ端社員に任せっきりです。
するとどうなるか?
指導という名の「パワハラ」が横行する
これは私も経験があります。5年10年上の先輩・上司が自分の手足代わりにこき使うわけです。
翌日の仕事の準備を「教育(OJT:On the JOB Training)」と称して家に持ち帰らせたり、クルマの運転から雑用まですべて押しつける。
できなかったり、失敗すると怒鳴る、しつこく叱責する、のけ者邪魔者扱いをする。
これが数年経てば、新入社員から脱皮したヤサグれた会社員ができあがるわけです。そして新入社員には同じように怒鳴り散らして威張り腐るガキがまた増える。
日本の企業組織って大なり小なり似たような構造です。
ブラック企業の実務経験とはサディズムに他ならない
心理的圧迫を与え続けるのが良い先輩・上司かと勘違いしているような人物が多いんです。
経験不足に過ぎないことをアホ・バカ・マヌケとこき下ろす。呑み会でも自分がこいつの何倍も仕事をすると周囲にアピールする。
優秀な俺たちにとって足手まといかのように、周囲に言いふらす。
こういうことを実際目にしていました。似たような経験は私の新入社員時代にもありました。
中心に指導者・教育者がいない組織は犬や猿の集団のようにひたすら優位な立場を得るだけの場に陥っていく。
私はその会社で若者が定着しないというボヤキを聞いて、辞めた若者たちが幸せな生活を取り戻していることを願ってやみません。
20代の精神的被害はなかなか回復できない
自虐的な精神をふたたび健全な精神に戻すのはとても困難です。
私には副島隆彦というすばらしいメンターに会えたお陰で30歳から徐々に生活する気力を取り戻せたのですが、もしそのような幸運がなければ、引き籠もるか取るに足りない日雇い仕事でもしていたかもしれません。
本来なら関わりがない人々を一つの枠に押し込めれば、そこには軋轢や虐めが自然発生するのが当然なのです。
可哀想なことに、そこから脱出した者を落伍者のように捉える風潮にも辟易してます。
若者が大量に辞める会社は社会悪な存在だ
もし必要とされる会社であれば、そもそも社員1人1人が自尊心・向上心を持っていくので自ら去ることはないのです。
若手が辞めるということは、掃き捨てるほど似たような仕事があるということ。
そんなところに運悪く入社してしまったら、1年2年修業と思って勤めてさっさと辞めましょう。
人を育てない会社というのはだいたい共通してますから、そういう目だけは養えます。
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Monday, April 2, 2018, 12:13 PM
4/2 晴 9時 浅草での空間線量は48ベクレル/立法メートル
東京を離れていたら、すでに花吹雪です。更新も久しぶりで生活ペースがなかなか元に戻りません。
まず朝からやることは一気に冬物を洗います。ウールやフリース素材、ダウンウェアもタンスにしまいましょう。
フリースは洗濯機に放り込むと意外と汚れているのでビックリします。
ダウンはウール用洗剤でやさしく手押しで洗えばOK
ダウンは洗うと見違えるようにフワフワになります。
注意することは羽毛が偏らないように軽く押して、脱水は洗濯機の脱水機能で最弱にすること。
もしくはゆすいだら、乾いたタオルにのせて、タオルでくるむようにして水分を除きます。
あとは吊さずにできるだけ平らな状態で干しておく。
もし中の羽毛が偏っていれば半乾きの状態でできるだけ羽毛を散らしておく。
この春の陽射しであっというまにフカフカに戻ります。
ダウン製品や羊毛製品は自宅では洗濯できないと思われがちですが、絶対水洗いをお勧めします。
ドライクリーニングは油分は落とせますが、水溶性の汚れ(ほこりや汗・臭い)は落ちないのです。
冬用スーツも風呂の残り湯につっこんで自分でもう一度洗います。
びっくりするぐらいの汚れが浮き出てきます。お湯で洗うと風合いが良くなります。
過去ログ:特集「スーパー主婦の洗濯術」の覚書
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Sunday, March 25, 2018, 08:42 PM
靖国神社など皇居周辺を散策しました。
ちなみに東京の標本木は写真の右側にあります。
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Saturday, March 24, 2018, 11:58 AM
森林の保護が海にも好影響を与えることはわかりました。
でも田舎でのだいたいの共通した愚痴はたいていは林業を担う若手がいないとか、そんなことばかり。
みんな山で遊び回りたい
この記事にあるように私もタイヤが太い自転車(マウンテンバイク)が大好きです。できれば気軽に気分壮快な遊びをしたいのです。
ところが現実問題としては、悲しいかな「自転車やオートバイは通行禁止!」という看板が立てられている林道も少なくない。
そのため夏場のスキー場や限定的に開放されている林道や未舗装路しか大手を振って乗り入れできないのです。
わざわざ自転車で苦しい思いをして登る意味が分からない
地元の人はたいていはこのような言葉を言われます。
自転車でフラフラ登りやがって、邪魔だ!とクルマの追い抜きざまに怒鳴られたこともよくあります。
そうして私のような自転車愛好家はその地域が大嫌いになる
こういう話はネットですぐに広まるので、若者達はすぐに別の地域に移ります。
こうしてせっかく自然豊かな山間部なのに、自転車が通ることにも眉をひそめる狭量な人がいるだけで、単なる過疎地区として話題にならなくなります。
読売新聞にはオフロード愛好家達に林道整備もお願いして一石二鳥というの南アルプス市の記事がありました。
なぜこの記事を切り抜いたのかというと、自転車が好きで東京からこの地域に移住した知人がいるからです。
地域でも役場でも自転車野郎を大歓迎してますし、自転車野郎達も一緒にPRしてます。
昨年のサイクルショーで山梨ブースで人だかりがあったので覗いたら、その知人でした。
自転車やオートバイを白眼視するのをそろそろやめてもらえませんか?
これが私の切なる願いです。
マウンテンバイクほど楽しい乗り物はないのですが、なぜか日本では嫌われ者です。
林業体験や道路整備など興味ある者は多いのに、この地域はわしらのもんやという意識が無意識に排除をしているわけです。これが私の魅力のない田舎の定義。
自然を愉しませてくれない人たちの意識が田舎嫌いを加速させます。
自然を愛するよそ者をどんどん参加させた南アルプス市の成功例はまだまだ希有な成功例でしょう。
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Saturday, March 24, 2018, 11:12 AM
宿泊先でテレビを付けっぱなしで寝てしまいました。目が覚めると気仙沼の漁の景色が映っていました。牡蠣の養殖で森に木を植え続けている方のお話でした。
なんか既視感があるなあと思いながら観ていると、そうそうこれだ。
畠山重篤(はたけやましげあつ)氏のドキュメンタリー 『カキと森と長靴と』でした。
1989年(平成元年)ちょうど30年前から植林をして気仙沼の牡蠣養殖業を復活させた有名な方。いや漁業の恩人というべきでしょう。
たしか教科書でも取り上げられているはずです。
理屈はわかりませんが、森と湾は密接に繋がっており、森が荒れると湾の漁獲もへってしまうことはこの方の功績で知られるようになりました。
落葉樹の作る腐葉土が鉄分を海に運ぶ
研究が進み、落葉が分解されて発生したフルボ酸が鉄と結合して水に溶け出すという仕組みが分かってきました。
「森は海の恋人」運動はもっともっと注目されて欲しいですね。
とにかく日本はもっと国土を大切にすべきです。それは年々減少する漁獲高にも直結するのですから。
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Saturday, March 24, 2018, 09:45 AM
3/24 晴 9時 浅草での空間線量は61ベクレル/立法メートル
一週間栃木県のホテルに連泊してました。評価が別れる伊藤園グループです。
建物が古いですが値段が安い割に快適です。老人団体から大学生グループ、ビジネス客が連日訪れてました。
部屋もきれいで寝具も快適と文句を付けるところはありません。
この手の宿にありがちなビユッフェスタイルの食事はアルコール類も飲み放題で、気分良く食事ができます。
とまあ誉めておきます。
一泊か二泊ならとてもお得感があって、家族や友人らで泊るには良いでしょう。
ビジネスホテル代わりに仕事で連泊するとちょっと違った感想です。
食事時間が夕方6時から2時間と固定されているために、ちょっと残業があると食事に間に合わない。
また朝食も朝7時からなのでせいぜい珈琲とパンをあわただしく咥えて出るしかない。
仕事がらみでなければとてもお得感があるのですが、仕事で泊るには全く使えないホテルです。
8時に食事時間が終わると夜が長い長い。パソコンは使えない・・・
一例としては宿泊客宛の宅急便を数日間も放置したまんまで、受け取ることができずにトラブルになってました。
また連泊なのにホテル側の都合で部屋を変わらねばならない日もあること。
私もFAXを連絡で使おうとしたらフロントでも番号を知らない。それじゃあインターネットはというとロビーの片隅に放置された電源の入っていないパソコンがぽつんとあるだけ。
WiFiの調子が悪く、自前のPCの接続が途切れます。
致命的なのは従業員のオペレーションが悪いというところでしょう。領収書一枚貰うのも手際が悪すぎ。
ロビーのパソコンは結局自分で設定をなおしてネットが使えるようになりました。
仕事先であのホテルは一泊するには良いけど、三日目からは嫌になるよと言われてましたがその通りでした。
客本意ではなく、運営側スケジュールに合わせなければならないから。
夕食もビュッフェスタイルなので気安くて悪くないと思ってましたが、毎日同じ料理が並ぶだけです。
悲しかったのは、初日はキャベツの千切りがサラダバーにあったのに、水菜だけになりました。野菜が高いからねえ。
同じ食事を同じ時間に6日間続けたら、腸の調子がイマイチです。
私だけではなく軟便で雪隠詰めになっている人も何人かいました。ビュッフェスタイルでは生ものは避けた方が無難です。
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Monday, March 19, 2018, 09:19 PM
よくよく考えると、実は大変損であるということがあります。
月々一定額で返済するクレジットのリボ払いなんてのも金利計算をすればサラ金ですし、スマホの料金体制なんて端末代ゼロというのは通話料に分割で上乗せされた高額な契約だとか、いろいろ身の回りには"騙し"はありますね。
アメリカでソフトウェア会社を経営されている知人が言ってました。
専守防衛という概念は米国では必ず負けるセオリー
彼が言うには、北朝鮮がミサイルを一発1億円で発射すると、それを迎撃するためには一発10億円のミサイルを撃たねばならない。
一発必中のミサイルがあったとしても、その時点で9億円が財政的にはマイナスです。
防御ではすくなくとも2発ないし3発撃つのが普通なので、仮に撃墜できたとしても29億円近い支出なのです。
会社の経営と国家運営を同列に考えるのは癖なのだと前置きしながらも、相手がミサイルを撃ってから対応するという専守防衛に徹すれば
自ずと自滅を早めるだけなのだと言います。
ミサイル基地を叩くのが一番安上がりなのにその手段を放棄する愚者
Taxpayer(納税者)という意識の強い米国においては、無駄金を垂れ流す愚案は唾棄されます。
普通のアメリカ人の感覚では日本が題目として唱える『専守防衛』がまったく理解できないのだとか。
近くに核ミサイルを持った敵対国がいる。なのにミサイルが飛んできたら相手の何倍も高価なミサイルで撃墜するという考えが荒唐無稽だ
と思っている。
1億円のミサイルを低コストで撃墜できるのならば実行すべき。しかしその何倍もコストがかかるのであれば、それは最悪の手段です。
ミサイル攻撃の結果を問わず確実に財政は悪化する『専守防衛』
もし100発/100億円で日本に向けてミサイルを発射すると、日本は1000億から一兆円もの撃墜コストが発生します。
運悪く着弾したらさらに被害額は膨らむでしょう。
「専守防衛(相手が撃ってくるまで何もしない)」というのは貧乏になるだけ。
大丈夫!米軍が攻撃してくれるから!という人はよほどめでたい脳みそです。金を持っているから守るだけであって(その請求書はもちろん切ります)、金がない国のになんで米国の税金で猿の国を守らにゃならんのだ!?
というのがリベラルが色濃い西海岸のアメリカ人でさえもそういう感覚なんだそうです。
長年アメリカに住んでいると、日本の政治の常套句が空おかしくて仕方がないと話してました。
軍隊に対する期待が日米では大きな隔たりがあります。
自国へ攻撃を目論む国には、攻撃意志が確認された時点で叩くのが一番合理的で低コストな解決手段というのがアメリカ納税者の感覚です。
ところが日本では憲法解釈で軍隊の存在をぐちゃぐちゃ言っているのには、逆に日本人への信用を失いかねないと危惧していました。
必ず負けるセオリーを国是とする国は同盟国として相応しいのか?とね
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Friday, March 16, 2018, 11:06 AM
3/16 曇 9時 浅草での空間線量は53ベクレル/立法メートル
スティーブン・ホーキングが14日に亡くなったという報がありました。筋萎縮症でコンピュータを介した会話の様子の印象が強くて、サイボーグ的なアイコンだったのではないでしょうか。
正直いえば、ホーキングが亡くなったというニュースでは特に感慨はありません。
よくまあ76まで生きながらえたものだといのうが正直なところ。
素粒子宇宙理論に多大な実績を残したと紹介されていますが、私はこの評価には疑問です。
ホーキングはアインシュタイン理論を拡張して、ブラックホールにこじつけただけなんです。
だから彼は、アインシュタインがまず語られて、それに続く科学者として紹介されるものだからアインシュタインと同列のように感じられるだけ。
あのベストセラーも「おれはこう想像する」という内容で私はSF(science fiction)としての価値だろ思ってます。
そういうなら実証してみろよ
未知の素粒子を引き合いに出したり、宇宙は膨張してブラックホールはたえずあちこちに発生している等々はすべてアインシュタインの宇宙論を拡張した妄想です。
アインシュタインは時間と質量は速度に影響されるという考えを思いつき、さらに光の速さだけは宇宙でも一定だとしたことで論の破綻を補ったのです。
ホーキングの考えもアインシュタインを踏襲した『平屋の建て増し』です。
宇宙は膨張しているのなら、いつまで膨張しているのかとか、その膨張に際限はないのかといった疑問にはなんら答えを示すことが出来ない。
結局は都合の良い仮説をパズルピースのように組合わせたのがホーキング理論だな、というのが私の感想です。
私のように、ふ〜んという程度の人間もけっこういます。現代物理はホーキングはそれほど高い評価を得ていないのではないでしょうか。なぜなら
最新の現代物理学論はもっともっとぶっ飛んでるから
素粒子や宇宙の始りは想像したもん勝ちで、パラレルワールドや意識のある空間、多次元世界となんでもありです。
4次元の世界は3次元の世界(我々の住む世界)が積み重なっているので空間概念も異なります。
素粒子を突き詰めれば波動にすぎず、それがなぜ物質になるのかも超弦理論で説明が試みられています。
今の物理はそれら仮定(推測)の積み重ねて、なんか大きな体系をつくろうと世界中で研究されている状況です。
そういう状況ですから、光の速度や時間も一定ではなく、超光速や逆転する時間概念も取り入れられる。SF世界の先を争っているのが現代物理です。
はっきりいっちゃえばどれだけ突拍子もないアイデアを出せるかが現代物理学者の必要な素養なのではないでしょうか。
実証してこそ科学的な論拠だと主張したのがエルンスト・マッハです。
だから実証できないものは、仮説か空想にすぎない。エルンスト・マッハの実証主義からみればホーキングは大衆に宇宙論に関心を向かせた1人に過ぎないという読売の朝刊コラム『編集手帳』はその通りです。
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Monday, March 12, 2018, 11:31 PM
なかなか新聞をじっくり読む時間がありませんが、気に留めた記事を掲載しておきます。
気仙沼ではタラの雌雄判断をAI(人工知能)を活用して誰でもできるようになるシステムを実証試験中という記事です。
白子が穫れるオスは雌の3倍の値段なために、雌雄判断は重要な仕事なのですが、その人材が高齢でで不足してしまった。
そこで人工知能をもちいてセンサーをあてるだけで判別可能なシステムを震災を契機に導入したということ。
結果は誰でも出来る作業となって精度も効率も上がったのだとか。
他にも牡蠣の養殖では海水温度が最重要で、それをセンサー付のブイを利用することで養殖業者の効率が飛躍的に上がったということです。
人工知能(AI)はこのような小さな効率化こそ使うべきだ
ベテランや経験者のノウハウを継承することにAIがとても有効なのだということを知らしめてくれます。
タラをオスメスか判断なんて誰も出来ることではありませんが、それをAIでは可能にするのです。
これこそAIが未来に希望をあたえることだと思います。
農水産業こそAIを導入すべきだ
センサーや人工知能を駆使して、誰でもできる働く場となることがテクノロジーで可能になった。
このようなどこでもある悩み(熟練者不足)を震災を契機に、解決例となれば、東日本震災の経験は日本にとってメリットもあったと後世ではいわれるのではないでしょうか。
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Sunday, March 11, 2018, 10:26 PM
今日は「副島隆彦(そえじまたかひこ)の“予言者”金融セミナー 第15回」に行ってきました。
<セミナーの主な内容>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.NY発で株式が暴落を始めた。金(きん)は上昇し始めた。この動きの背後にあるものは何か。
2.戦争の陣太鼓が聞こえる。米国による北朝鮮爆撃は、いつか? この戦争の日本への影響は?
3.トランプ政権の「戦争で経済を刺激する」(ウォー・エコノミー)を、逆手にとって、大暴落した時にドン底値で拾い、終戦の直後の、大暴騰、急騰(きゅうとう)、大値上がりで、さっと売り逃げるの日頃(ひごろ)を教えます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
経営者や小資産家対象の限定的なセミナーなので私にはほとんど縁がありませんが、ただ国際政治と金融経済との強固な結びつきを覇権属国理論で明快に斬込んでいくお話はとても理解がしやすいのです。
日朝で直接会談が実現かというビッグニュースがありましたが、北朝鮮の非核化はホントに実現されるでしょうかね。私は金正恩の時間稼ぎだと思っています。
さすが北朝鮮はしたたかです。文在寅の「抱きつき外交」を上手く利用した格好です。
北朝鮮と南沙諸島の領有問題は密接にリンクしている
トランプはアメリカン・ファースト(米国第一主義)ですから朝鮮半島には介入したくはないのです。だから南沙諸島の領有は黙認するから、朝鮮半島は米国に預けろというで中国と米国がバーター交渉が裏では進められているのではないでしょうか。
歴史を経済から眺めると、100年周期/10年周期で特徴的な出来事があるのです。
ちょうど10年前はリーマンショックです。CDSという金融商品が破綻したことで起きた世界経済の混乱です。
世界大戦の前にはかならずどこかでバブルが起きる
バブル経済が崩壊すると必ず国家間で戦争がおきて、覇権国が移動することが100周年でおきるのです。
1)1720年頃 南海泡沫事件(サウスシーバブル)
2)1820年頃 アメリカ鉄鋼ブーム
3)1920年 ウォール街バブル
フランス革命後フランスと英国の覇権争いでプロイセンの躍進
英米間での覇権争いで植民地競争
3)は第一次大戦後ですが、1914年(大正3年)にはFRBが設立されてアメリカ(ロックフェラー)がヨーロッパ(ロスチャイルド)に勝利しアメリカが覇権を握った年です。
バブル経済の後は必ず戦乱が訪れるのが人類史
ジャンプの前に一旦屈伸するように、バブルは戦争体制へ必要不可欠なのです。
ひとつは軍事コストを確保するため。そしてふたつめはバブル崩壊による不況で国民の不満を高めるため。
ケインズは戦争ではなく公共事業で景気を回復しろと提唱しました。しかしこの案は結果的には失敗でした。アメリカが再び好景気になったのは第二次大戦後です。
こうしてみると株高で好景気が演出されているアメリカと中国は危険な兆候なのです。
ここで重要なのはマネーサプライは中央銀行の采配ですから、その経済的な影響は甚大です。
ところが、それを逆手にして中央銀行が株価を人為的に吊り上げて、企業には過剰生産を促しているとすれば・・・景気の調整ではなく逆の立場だとしたら・・・
あえて景気を抑えている日銀の戦略を解明したリチャード・ベルナー
リチャード・ベルナー「円の支配者 - 誰が日本経済を崩壊させたのか」(2001年 草思社)とその解説本の吉田祐二「日銀 円の王権」(2009 学研)は必読の書です。
景気の浮遊は日銀次第だというリチャード・ベルナーの暴露で世界に衝撃を与えました。日本経済は日銀の政策次第だったのです。
ところが、中央銀行の目的は景気の浮揚の調整ではないのです。それは経済戦争から武力戦争になるかどうかは各国の中央銀行の政策次第なのです。今の日銀としては国債の利上げはできませんが、米国FRBが利上げを予定している以上はそれに従うしかない。(日米の金利差は2%というスプレッドで推移させられているから)
金利ゼロが続いていますが、異常な状態が続いているわけです。
これが今回の副島隆彦先生のお話で私が感心した点です。
過去ログ:金融政策で景気浮揚はできないのに(日銀の真の目的)
郵便ポストが赤いのもみんなアベノミクスが悪いのよ
安倍晋三自民党総裁の金融緩和策に賛成する
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Thursday, March 8, 2018, 08:09 PM
国会答弁で盛んに使われた「労働生産性」とはなんなんでしょうか。解説記事を読むと単純で
国内総生産(GDP)÷労働者人口
あきれかえるほど単純な式です。国家というマクロ視野で動いたお金を、その国の労働人口で割っただけの、「1人あたりのGDP」ということです。
割算で導き出される「比」「率」「指数」「性向」は騙しの数字だぞ
私の頭の中ではこのような警告音が鳴り響きます。
少子高齢化で労働者人口はこの先減少していくことは間違いありません。
ということは分母が減るのですから、労働生産性は日本に於いては黙っていても増えるはずなのです。
GDPは経済活動による国内の総売上高です。
いままでのセオリーは、安価に大量に生産して捌くことで労働生産性は上がったのでした。
ただ、このモデルは設備投資や自動化技術で人手をかけないことが主流の前時代の考え方です。まあ安価な労働力を求めるグローバル企業がその典型です。
サービス業ではコストをかけずに売上を上げることで、1人あたりの売上は上昇します。
安居酒屋チェーンやファミリーレストランがそうですね。店舗で調理はせずに電子レンジで温めて皿に盛るだけのオペレーション。
労働生産性を高めるほどつまらない仕事環境になる
だからねぇ、脳みそが詰ってない安倍晋三の答弁を聞くと、こいつは本当に頭が悪いんだなあ、麻生もそうだけど。
働いたことのないアホボンボンが日本を滅ぼすんだなあ。
本当に仕事が好きで熱中している奴は寝食忘れて没頭してますよ。そういう連中の足を引っ張らないようにするのが経営者の役目でしょう。
時間給で働いている奴はさっさと5時ぐらいに帰らせたらいいんです。
労働生産性は経団連のためにある言葉です
私の大嫌いな経団連w
経団連(日本経済団体連合会)という社団法人は日本最大のロビー団体です。こいつらの本質は何かというと
経団連って社会主義思想を潜在的にもっている
のです。なぜなら『労働生産性』という言葉自体が社会主義的な概念から発生しているのだから。
だから安倍晋三が馬鹿の一つ覚えのように「ろうどうせいさんせいが・・・」と舌先で言う度に馬鹿だろ〜おまえと思います。
繰り返しますが、労働生産性という指標は元来、共産主義下での言葉なのです。
読売新聞には識者のコメントも載っていますが、みんな的外れなので読んで損します。
たとえば個人の専門性を上げるべき、シニアと女性を働かせろ、生産性向上は経営者の課題だ等々
馬鹿言え、私がはっきり言います
労働生産性という荒唐無稽な指標を無視すればより良い社会になる
労働生産性の国際比較など、それこそ全く意味のない議論です。労働生産性ではアイルランドとルクセンブルグがトップですよ。
アイルランドなんて北海道よりも劣る何もない国です。ルクセンブルグはヨーロッパの金融立国に過ぎません。
ルクセンブルグは東京よりもジャンキー(麻薬中毒)が結構居ますよ。夜はあんまり出歩かない方が良いかも。
だから労働生産性向上を連呼する安倍晋三と日刊経団連こと日経新聞はろくなもんじゃないです。
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Tuesday, March 6, 2018, 07:02 PM
日曜日に誘われて横須賀を散策してきました。最大の目玉はヴェルニー公園汐入ターミナルからから出る観光船に乗ることです。
凄い人気で事前予約しないとまず乗れません。
横須賀は何度も行ってますし、日露戦争の旗艦「三笠」を見学しに行ったこともあります。
でも海から米軍基地、海上自衛隊基地を見たことはありません。そもそも軍港巡りは最近始まったのではないかな。
一番予約が取りやすいという12時ちょうどの便を予約して乗船してきました。暖かい日でしたが、南風が強くて港からちょっと出ただけでものすごい風でした。
原子力空母ロナルド・レーガンが泊っています。また桟橋の反対側には原潜もいました。
空母と原潜が一緒に見られるのは珍しいことなんだそうです。
海自側でもイージス艦や補給艦、掃海艇、海洋観測船を見ることができて大変満足です。船内のアナウンスも軽妙で面白かった。
海上自衛隊基地ではヘリコプターの発進も見られました。
原子力空母は5000人もの乗組員が居るので、着岸すると市内には人があふれるのだとか。
ただ基地から出られない人たちもいるわけで、修理のための船は乗員は基地外には出られないのだそうです。だからちゃんとホテルシップという宿泊設備だけの船も一緒にやってくるのだそうです。
海上自衛隊の最新潜水艦も停泊していました。船尾がX型なのが最新艦です。でもこちらの写真はイージス艦です。船首の砲台のうしろのやつが魚雷発射管です。魚雷ってまずは空中に飛ばす方が距離も精度も上がるのだそうです。
イージス艦が二艘並んでます。今年退役するのが奥の船で、退役すると船体にある番号がなくなって名無しの名前になっちゃうのだとか。イージス艦の新旧を艫(とも:船のお尻側)から見ることは滅多にないでしょう。航海中はヘリコプターが格納されています。
ヘリコプター操縦士は海自では飛行機パイロットを経て成るのだとか。つまりそれだけ難しいそうです。
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Saturday, March 3, 2018, 08:21 AM
大リーグではFA選手の移籍がなかなか決まらず宙ぶらりんの状況が変わっていません。
上原が巨人に戻ってくるそうです。青木はすでにヤクルトに戻ってくることは決まってます。
最大の関心はイチローではないでしょうか。
元巨人の村田修一がいまだ浪人中なのも、たぶん大リーガーがバーゲンセールだからではないのでしょうか。
また若手に経験を積ませるというチーム戦略でベテラン勢の行き場がリーグ全体でもなくなってしまった。
ベテランの起用で失敗したら言い訳が聞かないから
若手起用はチーム運営での免罪符にどのチームもなっているからでしょう。
これは本人の努力じゃどうにもならない話です。
また松坂大輔のように丁半博打での獲得でも、集客が見込めるのならば獲ってみるという球団方針もあります。6年目の斎藤佑樹を日ハムがストックし続けるのも一定の関心を集めるからでしょう。
大谷翔平が抜けた今シーズンの注目は清宮幸太郎であることは間違いない。
宣伝効果としては抜群でしょう。
手元に新聞屋が置いていった今シーズンの選手名鑑があります。
今年の新加入選手の一覧です
これを眺めているとセ・リーグはドラフトで高卒・大卒を主に獲得し、パ・リーグは実業団や独立リーグ、他球団、メジャーや3Aと幅広く獲得していることがわかります。
つまり若手育成でベテランを獲りづらいという通説はセ・リーグのみで、パ・リーグは即戦力を求める傾向が強いわけです。
この新加入選手の一覧を見る限り、日ハム・ロッテ・オリックスは戦力を外から調達する傾向が強い。
イチローの去就が決まれば、村田修一選手もたぶんこの三球団のどれかに決まるのではないでしょうか。
(追記:独立リーグへの参加が決まったようです)
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Friday, March 2, 2018, 09:19 AM
3/2 晴 9時 浅草での空間線量は48ベクレル/立法メートル
九条2項の扱いで国会が堂々巡りをしています。
9条1項
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
9条2項
前項の目的に達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
なぜだめ押しのような2項が必要なのか?
トランプ大統領ではないですが、ライフル乱射犯の前に裸で立ち向かえと言っているようなわけです。俺ならそうすると言ったのは銃規制派に対する最大の皮肉です。誰だってやだと言うに決まってるじゃないですか
国際通念では独立国家の集団的自衛権(つまり国連や同盟国との行動)は当然とされています。
自衛隊と「陸海空軍」は同じか、いや違うという議論が国会で延々とされてきているわけです。
「自衛」の定義で、これまた延々とあーだこーだ言い合っている。
自衛隊が戦力ではないというのは詭弁だと憲法学者が言うのですから、すっきりさせればいいと国民の1人として私は考えます。
削除だ改正だという議論に加えて3項を追加する譲歩案も出されてます。
もうね平屋に建て増ししたら、さらに拡大解釈ができるようになり、ますます憲法の存在は軽くなりますね。基礎が貧弱なのですから、一度壊して建て直すのが一番いいのになあ。
たった一項目の解釈で議論百題になるのは欠陥品である証拠だ
与党内でも公明党が削除を拒んでいます。
日本国政を停滞させるのが現行の憲法なら、こんな憲法はさっさと変えるべきなのでしょう。憲法を聖書の如く信奉しているリベラルと言われる人たちは良いように利用されていることに自覚がないのでしょうか。
あるわけないわなあ。
私は憲法を全面改正、そして9条2項は削除してちゃんと軍隊を明記することが、いちばん安上がりな国際平和への貢献だと考えます。
だって鉛筆で横線をひくだけでいいのですからね。
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Thursday, March 1, 2018, 10:18 PM
NHKのニュース番組はキャスターと呼ばれる「単なる愛想を振る舞う」役が目障りです。
特に夜九時のニュースウォッチ9という、差し障りのない他人事のような相槌に辟易です。
アメリカでの銃規制は進むかという報道で乱射事件を受けて銃所持を規制しろという声が高まっていると報じています。
そしてNRA(全米ライフル協会)が悪役で、多額の献金を受けている共和党、そしてトランプ大統領がその手先だと言わんばかりです。
自分の身は自分で守ることはリバータリアンでは常識だ
アメリカ国民はフロンティア精神、つまり開拓民の思想です。政府は最小限の機能でよい。
西部劇では保安官(シェリフ)が登場しますが、あの保安官とは別に警官ではない。その地域の住民が選出して雇った用心棒です。
自衛組織も自分たちで用意する、または自らが戦うという自立の思想がリバータリアニズムであり、建国の精神です。
リバータリアンの代表アイン・ランドだって、ソ連(当時)が攻めてきたら貴女はどうしますか?という質問に
ライフル銃で戦うわよ!と答えたとか
ICBMやミグ戦闘機をライフル銃で撃ち落とせるわけはないのですが、リバータリアンとは自国領は自分たちで守りとおすという強い信念があるのです。
B29を竹槍でやっつけろと叫んでいた70年前とたいして変わらないのが、アメリカの保守層です。
だから銃を規制する?やれるものならやってみろと大勢が思っているでしょう。
できるわけがないし、そもそも兵器は自分を守るための必需品だと考えている。
たぶん私も米国に住んでいたら銃の規制などされたら絶対反対を唱えるでしょう。
銃は自分の身を守ることでもあり、地域を守ることでもある。ひいてはアメリカ全土を守ることでもあります。
またそれが(自分や地域の)独立(indipendent)という意味だからです。
リバータリアンには国に頼るという考えは一ミリグラムもない
J.F.ケネディが就任演説で国家が何をなすかではなく国民が何を出来るかを考えろといった名演説がありましたが、それがリバータリアニズムですよ。
治安が乱れている!?なら住民が自警せよ(射殺の権限は住民に与える)
こういう論理が米国のスタンダードなのです。
もし銃規制など実施されたらそれはアメリカではありませんし、アメリカのアイデンティが崩れ去るときです。それは日本人が敗戦で味わった昭和20年と同じようなことが起きないかぎりありえないのです。
私の友人の江戸時代の家には鴨居に薙刀と火縄銃がいたるところにかかっていました。武家の家ではそれが普通だったそうです。お家は自分たちで守るという気概がみなぎってます。
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Thursday, March 1, 2018, 05:53 PM
3/1 晴 10時 浅草での空間線量は48ベクレル/立法メートル
あれっ、新聞記事を読んでいておかしな記述が目に付きました。
国立がんセンターの統計で10年生存率が55%で前回よりも1.3%アップしたそうです
さっそく元データを見てみます
http://www.zengankyo.ncc.go.jp/etc/seizonritsu/seizonritsu2009.html
上記のURLで根拠を見ることが出来ます。
・5年生存率(2007-2009年間の治療結果)
・10年生存率(2001-2004年間の治療結果)
そこには部位別の10年生存率はあっても、平均の欄はありません。
エクセルで部位別の生存率を単純に足して分類の16で割ると54%と出ます。まさかねえ・・・
記事の表で第4期患者の10年生存率を単純に足した平均は15%
割合(%)は単純平均してはいけないという鉄則があります
(*母集団がわからなければ、各部位同人数だと仮定して、すべて掛けて16乗根計算してみましたところ、43%となりました。発表の平均55%とは大きく異なります。しかし、そもそもこういう計算は意味がない)
割合の平均を算出する方法はいくつかありますが、患者数が元データにはあるのでそれを使ってみます。
単純に割合を実際の生存者人数に戻して、全体の母数で割れば全体の平均となるかもしれません。
エクセルでやってみます。微妙に読売新聞が算出したと思われる最下段の平均値とは違います。
う〜ん、微妙に違う。
どうやって算出したんだろうこの数値は、記事の母集団は5万7千人とありますが、こちらの表では5万人ちょっとしかいない。
さらに新聞記事の表は、国立がんセンターの元データを生存率が高い順に並べ替えてあります。
結局、新聞記事の通りに55%という数値はなんなんだ?
読売新聞に問い合せたら国立がんセンター発表をそのまま転記しているとのことです。
つまりこの記事は100%新聞社のバイアスはかかっていないので、他紙も同じ内容なのです。
ははぁん、これは国立がんセンターの自画自賛なんだとわかりました。
がんの10年生存率が55%と過半数になったぞ!(それは俺たちの成果だ!)と言いたいだけ。
新聞の表をよく読めば卵巣・肺・食道・胆嚢胆道・肝臓・膵臓は4割以下で膵臓では5%です。
第4期の患者さんの10年生存率は子宮で8.2%、食道7.2%、胃で6%、肺で1.8%、肝臓2.5%、胆嚢胆道1.6%、膵臓0.7%と55%からは大きく乖離しています。
第4期のがん患者では全体でも11%しか10年後には生存していません。
表を精査しないかぎりなかなか見えてきません。しかし全体では100人中55人も生存しているかのように錯覚させるマジックです。
統計情報には集計者の意図が入り込む
まあ統計屋ってのは嘘ハッタリ商売です。55%という数値はがん患者に前立腺や甲状腺も入れているから上がっているだけ。
もともと前立腺や甲状腺のホルモン系のがんは何もしなくても生存率が高い病気。
しかし国立がんセンターの発表は前回調査よりも全体で1.3%も生存率が向上したぜ!と実績を誇示したいだけのものです。
こんな意味のない数字で世間を惑わせるな!
ますます姑息な国立がんセンターが嫌いになりました。もちろんこんなところには私は絶対に行くことはないです。
繰り返しますが、国立がんセンター発表の55%という数値には何の意味もないばかりか、誤解を招く悪意を持った発表なのです。
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Wednesday, February 28, 2018, 02:45 PM
2/28 晴 10時 浅草での空間線量は50ベクレル/立法メートル
私は人の最大の資源は「やりがい」だと思っています。
ところがこの「やりがい」は無尽蔵なのかといえばそうではない。むしろほんのわずかしかないのが普通です。
レーシングカーでも最大出力はほんの一瞬だけで、もしも最大出力を出し続けたらあっというまに壊れてしまいます。
やりがいという高揚感は人生のほんの一時しか得られない
若くて気力が充分みなぎっているときは「やりがい」という媚薬を嗅がされると一生懸命全力でがんばれます。
しかし「やりがい」を嗅がされてムチをいくら入れられても、駄目なときはダメです。
真面目な人間はこうして使い潰されていく。精神がおかしくなった奴はだいたいこんなケースです。
私も20代はそうであったし、やりがいを渇望していました。
それは青春時代と古典的に表現されることもあります。
経営者とは狡猾に「やりがい」で社員を釣る
やりがいのある職場なんて陳腐な文字が躍る人材募集広告は未だに目に付きます。
こんなセンスないコピーの会社ですから、たいした会社ではないことは一目瞭然。
トヨタやキャノンというブランドでひけらかしたい気分もわからなくもない。しかしそれは経営者や役員のものであって、一社員は従属する存在にすぎないと年齢があがれば馬鹿でも気付きます。
社員とは経営者の持ち物です、はい。
それを隠す方便が「やりがい」ですね。
やりがいを報償として与えます(エッヘン-)なんてふんぞり返って自慢げな記事はビジネス雑誌や新聞でも読んだことがあるでしょう。
和民だとかユニクロだとかで
こうやって若者から搾取し、エネルギーあふれる貴重な時期を吸われ続けるのです。
ああこわいこわい。
やりがいある会社ほど社会悪はないねえ。
タモリがかつて「LoveさえなければPeace!」という名言を吐きましたが、「やりがい」とは洗脳の言葉。
「やりがい」や「夢」の押し売りほど嫌なことはない
「やりがい」の果実は誰が受け取っているのか?それは企業経営者しかいません。
これを悪用しているのがIT企業や経団連を筆頭とする大企業たち。そして格差社会は能力差だから当然の結果だと開き直っています。
社員の「やりがい」を企業価値にする現代の錬金術
これが現代の経営なんです。「やりがい」を餌にマンパワーを浪費する経営が褒め称えられる。
燃え尽きたら、生ける産業廃棄物です。
『働き方改革』はまさに若者の青臭い理想につけ込まれている。
IT業界なんて特にその傾向は強いですね。若年層がいないと成り立たない業種です。
参考URL:米ITでも「やりがい搾取」 嘘の夢で若者を釣り働かせる(トトメス5世)
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Tuesday, February 27, 2018, 12:34 PM
2/27 晴 10時 浅草での空間線量は50ベクレル/立法メートル
日経ビジネスのWebで「働かせ改悪」法案についての記事がありました。
【河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学】
国会紛糾で分かった日本企業の生産性が低いワケ
二言目には「生産性を上げろ」という人の「働かせ改悪」
http://nkbp.jp/2osGNtQ
地位が上がるほど社員を信頼しない会社が多い
これは私が実感していることなのですが、規模の大きな会社であるほど経営者や役員は部長・課長といった管理職を信用せず、また部長課長といった管理職は平社員を信用しません。
また事業所や部署間での連絡・連携を嫌がります。だって同じ会社であってもライバルだからね。
カンパニー制度や独立採算制を部門毎に設けている会社なんて最悪です。
サラリーマン時代に営業部門によく呼ばれて話をしていたら、なぜか勤務評定は最低でした。
理由は自分の机に居ないからw
部長から見れば社内をほっつき歩いているとしか見られてないということ。
フロアが一つ下に行くのでさえ、両者の部長を通して人員は移動せよということ。
こんな馬鹿な部長につきあいきれないので無視してましたけどね。
『社員の生産性』というマジックワード
裁量労働制では個人の時間配分が自由になるから良いことずくめだという論理で法案を通そうというわけ。
生産性を上げる=人件費削減
国際競争力だの、働き方の多様化などと言い訳じみた言い換えで乗り切ろうとしていることがみえみえです。
社員でありながら個人との契約(個人商店)
成果があれば自由というのであれば、管理職は何を管理するというのでしょうか。
計数管理だけです。
売上とか作業量とか数値的なことだけ。
裁量労働では1時間でやっても10時間でやっても賃金は同じです。しかし私だったら絶対に1時間で終わらせたなどとは報告しません。
なぜならじゃあ10倍やれよ(同じ賃金で)と言われるだけです。
裁量労働下では作業能率は全体では下がっていく
つまり同じ賃金なら働きの悪い奴の歩調に合わせておけばいいとなります。
浮いた時間に自己研鑚に励むことは悪いことではありません。
でも企業というモノは利益を追求する組織ですから、現状維持は許されません。
10時間で終わる仕事は、次は9時間で、その次は8時間でという要求が出されて行くに決まっているのです。
裁量労働制度は社員に対して雇用者が注文(仕事)を出すという形態だから。
良い例がブラックの見本と言うべきアニメ業界です。
注文の条件が悪くても非雇用者は拒否できない。なぜなら(非正規)社員という身分で囲い込まれて束縛されているから。
身分を保障する代わりに言いつけたことは必ずヤレという非対称な関係が一層強まるのです。
優秀な人は絶対に独立すべきなのだ
独立が上手く行かなかったら、またどこかの組織に所属したらいいのになあと思うのです。
なんでか日本では会社を渡り歩く人は嫌われます。Job Hopper(ジョブホッパー)と言って信用されない傾向が根強い。
私は一つの会社しか知らずにキャリアを終えるのは社会全体では損失だと思っています。
一方で自分は有能で社会的に有用だという自惚れだけが強い官僚は、何度も天下りをして何もせずに害悪だけを遺していきます。
官僚>大企業>下請企業>零細企業>自営・非正規社員
このようなヒエラルキーがあるから、きれい事で裁量労働だと言ってもしわ寄せのすべては下に押しつけられてゆく。
しかしもし社会を良くしたいのであれば、
下請・零細・自営業の数の勢力で圧倒すべし
真の働き方『革命』を起こすには、数の勢力で現在のヒエラルキーをひっくり返さねばならないのです。
これこそレボリューション(語源は回転させること)なのですから。
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